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今朝も素敵な学びに参加できました。
CDA・キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントになって本当によかったと実感しました。
この企画を主催してくださったMさん、そして朝から一緒に学んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。

こういう機会に参加するとつくづく感じるのは、
「世の中には資格取得の勉強だけでは得られない学びがあり、それはどれだけ学びの場に参加するかに左右される」
ということ。
結局自分から動いた人ほど、得られるものが多くなるのは当然の結果なのだと思います。

まだ自分で主催できていないこともたくさんあり・・・
お金や時間を言い訳に覚悟が持てない弱い自分がいることを察しつつ、やっぱり「やりたいことをやる」のが一番なんだと感じる自分もいて、せめぎ合っています・・・


さて、今日の学びでの気づき。
それは、「同感と共感の違い」です。

辞書では似たような意味で説明されています。

【同感】
[名](スル)同じように感じること。その意見や考えに賛成であること。また、そのような意見や考え。「私も—だ」「彼の説に—する」

デジタル大辞泉 小学館

【共感】
[名](スル)他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。また、その気持ち。「—を覚える」「—を呼ぶ」「彼の主張に—する」

デジタル大辞泉 小学館

どちらも「同じように感じる」点では似通っています。ですが、同感は「意見や考え」、共感は「感情や気持ち」にフォーカスしている点では、やや違いが表れています。

でも・・・わかりにくいですよね。
そこで、わたしは事例を交えてこのように話します。

例えば、彼氏が浮気をしたという女性に声をかける場合、
同感は「わかるー!彼氏、最悪だよね。そんなの別れちゃいなよ」
共感は「浮気されてショック・・・なんだね。それでどう考えてるの?」
という感じです。

同感は、相手の気持ちがわかりすぎて自分の立場で考えてしまって、一緒になって誰かを責めたり、自分だったらこうするというアドバイスをしてしまいがちです。

共感は、相手の気持ちを理解しながらも横に座って同じ方向を見ながら、相手の気持ちに寄り添う感じです。一緒になって責めるのではなく、責めたくなる気持ちに理解を示したり、あなたはどうしたいのかを一緒に考えるというスタンスです。

いかがでしょう?
何となくこの違いが伝わりますか?

転じて、「同感は問題解決、共感は傾聴」と伝えることもあります。
それくらい違いがあるということです。


今日はこの「問題解決」に寄ったカウンセリングを例に学びました。
カウンセラーは「役に立てた」「すっきりした」、相談者は「話を聴いてもらえない」「アドバイスはいらない」と感じたようです。
にもかかわらず、つい提案をしたくなるのは・・・「キャリアカウンセラーとして役に立ちたいという思いが強すぎるから」なのでしょうか?

こういう自分の関わり方や、CDA・キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントとしてのあり方を学ぶのが、日本キャリア開発協会の「ピアトレーニング」です。

わたしはありがたいことに、このピアトレーニングのファシリテーターとして役目を任されています。
JCDAに入会されている方でしたらどなたでも無料で参加できます。

長野地区として、毎月オンライン経験代謝ピアトレーニングを開催しています。毎回、10名程度の少人数でじっくりと学び合う場となるよう試行錯誤しながらがんばっています。今月は、昨日今日と学んだことを活かして共感(共感的理解)についても考えてみたいと思いました。
わたしは教える立場ではなく、みなさんと一緒に考える立場で関わるのですが、毎回いろんな角度からお話しを聞かせてもらえるので非常に学びになるんですよね。

自分でカウンセリングをする機会がなくても、毎月1回はカウンセリングの場面に立ち会えるのがこの学びの良いところ。初学や学び直しには最適の機会ですので、よろしかったらご参加くださいませ。

お申し込みはJCDAホームページの会員ページ「支部からのお知らせ」またはJCDA長野地区会ホームページからお願いします。

・・・ということで最後は宣伝になってしまいましたね(笑)

同感と共感の違い、あなたはどう考えますか?




明日も佳き日でありますように

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