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何かを始めるとき、「とても怖い」という感覚になりませんか?

「失敗したらどうしよう」
「うまくいかなかったらどうしよう」
「自分にできるのかな」
「満足してもらえるのかな」

そんな不安が渦巻いて、心の中に黒い炎が現れます。

それが「恐怖」です。


特に経験がないことの場合、最初の一歩がどうしても踏み出せません。

怖いんです。


足元がしっかりしていて、安心安全が確認されている場面であれば、ここまでの怖さを感じません。

でも未知の土地で、足元もよく見えない中で一歩踏み出すのは・・・


ということは、芽生えた「恐怖」は「見えないこと・わからないこと」に対するものである可能性が高いわけです。

自分で一歩踏み出すのか怖いなら、誰か一歩踏み出した人の経験を聴いてみるのはどうでしょう?

あるいはやっている人の映像を見て、同じようにシミュレーションしてみるはどうでしょう?


カナダの心理学者アルバート・バンデューラは「自己効力感」を高めるために、次の4要素を挙げました。

  1. 直接的達成経験 : 自分自身の成功体験

  2. 代理的経験 : 他者の経験を見聞きする疑似体験

  3. 言語的説得 : あなたならできるという肯定的な言葉

  4. 生理的・情動的喚起 : 体調や気分が良い状態

先ほどの、誰かの経験を聴いたり映像を見たりするのは「2.代理的経験」を活用した自己効力感(≒自信)を高める方法です。

と同時に、「誰かがうまくいったのなら、何とかなるかもしれない」と思うと安心感が湧いてきます。すると気分も上がるため、「4.生理的・情動的喚起」に好影響を与えるかもしれません。


一歩踏み出す怖さは、自分の中に生まれたものです。

誰かから与えられたわけでも、目に見える形で存在しているわけでもありません。すべては自分の見方・捉え方にあります。

だったら「怖い」という気持ちは包み隠さず認めて、その怖さの原因となるものを取り除いてあげればよいのではないでしょうか?


・・・とはいってもやっぱり怖いんですよね(笑)

そんなときはわたしが相談に乗ります。そうしたら「3.言語的説得」をたっぷりと与えることができますよ!




明日も佳き日でありますように


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