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【1年目の気付き】あいまいな表現って危険。

みなさま、お元気ですか??HakaHaka@お菓子大手の新卒🍪です!

これ〜とか、なるはやで〜、〇〇の件についてとかよく使われてますよね!
みなさんも聴きなじみがあるかと思います。曖昧ですよね〜笑
これ、ビジネス上では危険なんです…!

というわけで今回は1年目の気付きシリーズ第三弾として、
「あいまいな表現」の危険性について発信させて頂きます。

今回は特に、
「就活生の方」「社会人一年目の方」、「マネジメントレイヤー」
の方に役立つ内容になるかと思います!

今回の記事では3つに分けて発信をします!

◆あいまいな表現って危険。
1,what ? あいまいな表現って何?どんなものがあげられる?
2,why?   なぜあいまいな表現って危険?どうしてそう感じた?
 -実体験:あいまいな表現で起きたミス。
 -具体例:就活におきかえて考えてみる。
3,how?     どうやって対策しているか?
4,まとめ

の流れで書いていきます!

それでは早速いきましょう!
==============

1,what ?曖昧表現って何?どんなものがあげられる?

この章では、僕が考える曖昧表現の定義をお話していこうかなと思います!

結論から言うと、「人によって認識が異なる表現」と定義しています。
ざっくりいうと、△という表現を聞いて、Aさんは△=○だと思う。Bさんは△=×だと思う。というような状況が発生してしまう表現を指します。

ここで一つ例をあげてみますね!

僕は、昨日会社でいっぱいお菓子の新商品をもらいました。
さて、みなさんは僕がどれくらいお菓子をもらったと思いますか?

5個でしょうか?10個でしょうか?



正解は...3個です笑 少なっ!!と思いましたかね??

実は1日でお菓子をもらえる時は、10個もらったりもします笑
でもその日は、新商品を「3種類」もらえたんです。

普段は1種類の時がスタンダードですが、いつもの3倍もらえてるんですよ笑



さて、例を見ていただいたところでみなさんは気づいたでしょうか?
「いっぱい」お菓子をもらったと聞いて人によって2つの認識のずれが起きる可能性があるんです。

1、程度の認識のずれ 「いっぱい」=「3」個、「5」個...etc  実数値の差異
2、単位の認識のずれ 「いっぱい」= 3「種類」、5「個」etc 単位の差異

もしかしたら他にも色々な誤解が生まれているかもしれませんね…!

このように日常で何気なく使っている言葉は抽象的な場合が多々あります。

では、どのような言葉が挙げられるでしょうか?

僕が考えうる限り3種類存在すると考えれます。

1、こそあど言葉 : これ、それ、あれ、どれ、こっち、あっち…etc 
2、普通名詞(固有名詞でない言葉): 最寄り駅、えんぴつ、機械…etc
3、形容詞・副詞 :だいぶ、いっぱい、すごく、かなり、少し...etc

以上、3点といったところでしょうか。
僕も正直頻繁に使っちゃいますね笑 便利なので笑
1個ずつ詳しく見ていきましょう!

1、こそあど言葉
指示語とも呼ばれたりしますね!
こそあどはみなさん想像つきやすいかと思います。

僕が「あの机」って言ってもわからないですよね笑

指示語

対面だと指などで指し示すことができると思いますが、メールなど文面上だと伝わりづらいんですよね…!

2、普通名詞
普通名詞は正直わかりづらいかと思います。
固有名詞の反対語です。ん〜わからん!って感じですよね笑
ざっくり説明すると、広い範囲やジャンルを指し示す名前という認識で構わないかなと思います。

例えば、最寄り駅って言われてどこを想像しますか?新宿駅?札幌駅?金沢駅?
わからないですよね笑
今の例だと、最寄り駅=「普通名詞」「新宿駅」=「固有名詞」ですね!

固有名詞

他にも、えんぴつ、ビジネスマンとかも普通名詞になりますね!
イメージできましたか??

3、形容詞・副詞

3は上記の「いっぱいのお菓子」の例でイメージつくかと思います!
説明省きますね。

今あげた3種類は、みなさんの基準によって左右されるんですよね。
今までの人生経験や業界の常識等、常に変化し続けます。

形容詞

まぁ便利なので、僕が書いてる記事でもいっぱい使ってるんですけどね笑!


2,why?   なぜあいまいな表現って危険?どうしてそう感じた?

さて、曖昧な表現とは何か?について共通の認識ができたところで、そもそもなぜ曖昧な表現って危険なんでしょうか?

特にビジネス(就活も含む)に関わる場面ではめちゃくちゃ危険なんですよ!
それはなぜか??

ビジネスにおいては「認識のずれは損害を生むから」です。

日常生活では認識がずれても「まぁ、いっか」で大抵済むんです。
なぜなら、大抵の場合自分にしか責任がなく、損害と言われるものは発生しないから。発生しても自身にしか影響はないからです。

しかし、ビジネス上では大抵「金銭のやり取り」が発生します。
金銭のやり取りが行われるということは「各関係者に対して責務」が発生します。責務を果たすことができないと、自分だけでなく周囲や組織にも経済的損害が発生します。
信用が無くなり依頼されなくなったり、料金が払われなくなったり…
大変ですよね笑


実体験:あいまいな表現で起きたミス。

では僕の実体験ベースでお話ししましょう!
~実体験~

上司「HakaHaka君、会議につかうからこの原因分析の資料早めにつくってくれる??」
僕「承知いたしました!」
(先輩方も同じくらいの量の資料半日以上かかってるし、会議までまだ日にちあるな...半日で終わらせよう...!)
~2時間後~
上司「HakaHaka君、あの資料どうなった??」
僕「7割ぐらい完成して、今先輩にも確認して頂いてます!」
上司「え、まだできあがってないの!?急いで完成させて!」
僕「ええ!?」



…ということがありました。
(かなりぼやかしてます、実際はもう少し細かく指示は頂いてます笑)

これ何が悪かったんでしょうか?そうです。

「いつまでに」を明確にしなかったことです。

今回でいうと..「早めに」の認識がずれてたことです。
その認識のすり合わせを行っていなかったことで起きたミスです。

(幸い、一部先輩が以前作成していた資料があり間に合いました笑)

今回上司は「2時間ぐらい」で急いで作成してほしい。
僕は急いで「半日ぐらい」で作ればいい。

このずれ、致命的ですよね笑
もしこれが取引先に送る資料だったら?資料が届かず、失注したら...?

大損害ですよね。もちろん社内であっても部や課の信用を失います。

上司は多くの指示を出しています。いちいち細かく指示することは正直難しいです。この「曖昧な認識」をすり合わせに行くことは部下としての重要な責務だと僕は思います。


具体例:就活におきかえて考えてみる。

この曖昧表現が多数発生している場所が実はあります。
これ、「就活」なんですね。

就活を経験された、あるいは就活しているという方はぴんと来るかなと思います。
ESや面接で実は横行してるんですよ。
最近は学生と模擬面接したり、ES添削したり、就活していた当時は集団面接を受けた際もこの曖昧表現をつかっている場面に遭遇しました。

例えば、
・○○という経験を経て、私は大きく成長しました。
・私は△△という工夫を仲間と協力して、かなり頑張って取り組みました。

みなさんはこの文章をみて何を思いますか?
採用する側だったら、どう思いますか?

僕は3点気になります。

大きく → 大きくってどのぐらい?何ができるようになったの?
成長 → どういう側面で?何を目標とした場合??
かなり頑張って → どのぐらいの量やったの?

いやいやそんなん言わんし書かんでしょ笑
と思うかもしれませんが、ESの3~4回に一回は遭遇します。
(特に初めての添削の時)

これも「曖昧な表現」なんですよね。
相手に伝わらなければ、伝える意味がないんです。

だからよく定量で伝えろとかって言われます。
(詳しくは今後の記事で書いていきますね!)

難しいですね笑 ついつい気を抜くと使ってしまいます笑

3,how?     どうやって対策しているか?

じゃあどうやって対策すんの?になると思います。
ここで僕がどうやって対策・解消しているか参考程度にお話できればと思います。
送り手と受け手に分けて話していきます。

まず、僕は送り手の際には(もちろんケースバイケースですが)

1.可能な限り定量で伝える
2.相手の目線にたつ
3.自分がどういう状況下で使ってしまいがちか測定する。

これです。おいおい、あたりまえじゃないか! ですよね笑

1はわかりやすいですね。データや数字をできるだけ多くビジネス上では使用しています。最初はどの程度情報を入れるか迷うと思いますが、癖付けという意味で「可能な限り」を念頭に置いています。

2は事前に相手の目線に立って状況を整理しておくといいでしょう。
例えば、クライアントはどのくらいの知識量なのか?どういう背景で今の状況となっているのか?などなど...
「自分が相手だったら...この言葉でイメージできるのか?」
この視点を持つことが解決につながると考えています。

最後は意外ですかね?みなさんはいつ、どんな状況下で曖昧な表現をしてしまいがちでしょうか?
ちょっと怖い上司と話す時?情報が足りていない時?自信がない話をするとき?それともある時?

ちなみに僕は、自信があるときついつい使ってしまいがちです。相手視点を忘れて饒舌になってしまいます笑

みなさんは、
自分の傾向を把握していますか?その傾向の原因はなんでしょうか?
自分の傾向と原因を把握する事が第一歩だと思います。


では受け手はどうするか?

結論、「相手と認識をすり合わせるアクションを行う」こと。

これにつきます。そんなん知っとるわ!と思いますよね笑
でもみなさんは誰かから話を伺う際、この意識を持ったことはありますか?

そもそも受け手が認識をすり合わせられない場合は、曖昧な表現に気づいてない場合がほとんどだと思います。

まず、「曖昧な表現に敏感になる事」が必要です。
最初は上記の意識を持ってみましょう。
一歩目が踏み出せない...その場合は「5W1H」で考えてみましょう。

-who(誰に?)
-where(どこで?どういう環境下(条件下)で?)
-when(いつ?)
-what(何を?)
-why(なぜ?)
-how(どうやって?)

このように考えると、いつだっけ?なるはやか、...なるはやってなんだ笑?
曖昧な表現を見つけられるかと思います。

ぜひ一度使ってみてください!

4,まとめ

以上が、一年目を通じて気づいたことです!

正直文面だと簡単だろ!と思いがちですが、意外と皆さんつかってるので難しいんですよ笑 僕も計測してみたら、めっちゃつかってるじゃん!
あ、「めっちゃ」.....。


ぜひ、あいまいな言葉の危険性、種類を「知り」、自分の傾向を「認知」
して「対策」を立ててみてください!

少しでも役立ったらぜひ友達や同僚とシェアしてみて、計測しあってみてください!!

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