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大根の葉がいっぱい・・・「どうする?」①~大根シリーズ#1

昨年の10月に種を蒔いた大根が大きくなり、大根葉が開いてきて、収穫の時期を迎えました。家の庭のわずかな畑で植えたので、種と種との間隔を15cmしかあけず植えたのですが、天候に恵まれて、30本ほど収穫できました。
大根は土の中に埋めて保存しましたが、大量の大根の葉はどうしよう…困りました。そのまま袋に入れて冷蔵庫に入れようとも、冷蔵庫の容量があまりないので、2本分くらいしか無理そうだし、外がまだ寒い季節なので、新聞紙に包んで、常温で外に置いておこうかなとも考えました。

大根の葉を塩ゆでして冷凍をすれば、長持ちするようなのですが、まずはできる限り、あらゆる料理を作って、たくさん消費しようと思い、毎日、大根の葉が入った料理を作りました。大根の葉は少し使いづらいイメージをもっていましたが、案外と食べると独特な苦みもおいしく感じました。作った中で、意外とよかった大根の葉の料理を13品紹介したいと思います。



大根の葉入りそぼろチャーハン

子供向き ★★★
大人向き ★★★

大根の葉入りそぼろチャーハン

そぼろチャーハンにレタスを入れたことがあったので、大根の葉を入れたら
どうかな?って思いながら、とりあえず、そぼろチャーハンに大根の葉を入れて作ってみました。すると、作る前は大根の葉の苦みが少し気になるかなぁと思っていましたが、意外とうまくマッチできました。豚ミンチはジューシーすぎて、脂っこく感じてしまいますが、かえって大根の葉の苦みがあったおかげで、脂っぽさがなくなったような気がします。子供も大根の葉の苦みが気にならないようで、おかわりが止まらず、パクパク食べて、あっという間に全部食べてしまいました。それからは、我が家の定番メニューです。

簡単な作り方

  1. 大根の葉を洗って、みじん切りにします

  2. フライパンに油をひき、その中に豚ひき肉を入れて、火が通るまで炒めます

  3. 2に大根の葉を入れて、しんなりするまで、炒めます

  4. 3に醤油・砂糖・みりんを入れて味つけして、豚ひき肉に味がからむ程度まで炒めます

  5. 4にご飯を入れて、全体に混ぜ合わせながら炒めて、できあがり

大根の葉の消費量

大根2本分の大根の葉
大根の葉を炒めると、量も半分くらいになるので、大根の葉を多めに入れたほうが苦みがちょうどよくて、おいしかったです。

大根の葉餃子

子供向き ★☆☆
大人向き
 ★★☆

大根の葉餃子

餃子の具材に大根の葉を入れました。具材は豚ひき肉・セロリ・大根の葉です。写真の焼き具合はあまりうまくできていませんが、大根の葉を入れることで、苦みが軽減されてあっさりとした味になったので、何個でも食べられました。記憶にある味で例えると、野菜たっぷり餃子を食べている感覚と近いような気がします。ヘルシー餃子なので、餃子のジューシーさが気になる方には最適です。

簡単な作り方

  1. 大根の葉とセロリをみじん切りにします

  2. ボウルに豚ひき肉・大根の葉・セロリ・卵・おろししょうが・おろしにんにく・塩・こしょうを入れて全体を混ぜ合わせ、タネを作ります

  3. 餃子の皮の周りだけ、手で水をつけて、2の具材を入れて餃子の形に包みます

  4. フライパンに油をひいて、3の餃子を入れて、水を入れて、ふたをして焼きます

  5. 水がなくなって、餃子に焼き色がついたら、できあがり

大根の葉の消費量

大根の1本分の大根の葉
豚ひき肉400gと混ぜました。味のバランス的には大根の葉を減らす方が、肉っぽさのある餃子になります

【ご飯のお供】大根の葉とちくわのピリ辛炒め

子供向き ☆☆☆
大人向き ★★☆

大根の葉とちくわのピリ辛炒め

大根の葉とちくわを炒めたものをしょうゆで味付けして、七味唐辛子を加えてピリ辛にしました。単品で食べると、少し味が濃いので、ご飯の上にのせて食べる方がベストです。大根の葉の苦みがあるものの、ピリ辛味にしたので、その苦みがかえって、いいアクセントになって、やみつきになります。
ピリ辛で苦いので、大人向きです。

簡単な作り方

  1. 大根の葉はみじん切りにして、ちくわは1cm幅くらいの大きさに切ります

  2. フライパンにごま油をひき、その中に1の大根の葉を入れて、炒めます

  3. 大根の葉がしんなりしたら、ちくわを加えてさらに炒めます

  4. 3に醤油を入れて、全体に味がからんだら、七味唐辛子を入れて、さらに混ぜながら炒めて、できあがり

大根の葉の消費量

大根1本分の大根の葉
あまり多過ぎると、味に飽きてしまうので、食べ切れる量がちょうどいいです。

大根の葉のお味噌汁

子供向き ★★☆
大人向き ★★☆

大根の葉のお味噌汁

お味噌汁の具に大根の葉を入れました。どんな味になるのか不安でしたが、大根の葉は煮ると、やわらかくなり、独特の苦みが少なくなったので、子供も食べやすかったみたいです。お味噌汁に入れると、大量の大根の葉を使えたので、かなり消費できました。大根の葉は栄養素もたっぷり含まれていて、作るのも洗って切って沸騰したお湯に入れて味付けをするだけで、簡単なので、おススメです。

簡単な作り方

  1. 大根の葉をみじん切りにします

  2. お鍋に水を入れて沸騰させて、その中に1の大根の葉を入れて、煮ます

  3. 大根の葉がしんなりしたら、だし・味噌を入れて味付けします

  4. ひと煮立ちしたら、できあがり

大根の葉の消費量

大根3本分の大根の葉
お鍋いっぱいの量を入れても、ゆでると半分くらいの量になり、食べやすいのでドンドン食べられます。お味噌汁なので、毎食でもアリです。

鮭と大根の葉の炊き込みご飯

子供向き ★★★
大人向き ★★★

鮭と大根の葉の炊き込みご飯

大根の葉を炊き込みご飯にしたら、おいしいかな…
炊飯器で大量に作ると余ってしまう恐れがあったので、土鍋で試しに作りました。すると、大根の葉がもつ独特の苦みが少なくなってやわらかい味になっており、鮭も一緒に入れたので、意外とマッチしていました。子供も何杯もおかわりして、あっという間になくなりました。見た目は茶色いっぽい印象ですが、味は意外とよかったです。

簡単な作り方

  1. 大根の葉をみじん切りにします

  2. フライパンに油をひき、鮭の両面を焼き色がつく程度に焼きます

  3. 土鍋にお米を入れて洗い、酒・醤油を入れて、分量まで水を入れます

  4. 3を30分くらい置きます

  5. 4に昆布と大根の葉と鮭を入れて、火にかけます

  6. 沸騰したら、とろ火にして炊いて、あとはそのまま蒸らして、できあがり

大根の葉の消費量

大根1本分の大根の葉
お米3合を炊く場合です。お米の量が多ければ少し多めに使えそうです

大根の葉と大根のポタージュ

子供向き ★★★
大人向き ★★★

大根の葉と大根のポタージュ

初めて作ったメニューだったので、これはなに?っと言いながら、おそるおそる食べてくれました。食べると、大根の葉の苦みも少なく、大根おろしのツンとした味もなくて、牛乳で味がまろやかになっていたので、食べやすかったみたいです。たくさん食べてくれました。大きい大根を1本分使っているので、大根もいっぱい食べられて、栄養満点です。子供がまた作って欲しいというリピートメニューです。

簡単な作り方

  1. 大根の葉をみじん切りにします

  2. ベーコンを3cmくらいに切り、鍋に入れて、炒めます

  3. 2の鍋に大根おろしと大根の葉を入れて煮ます

  4. 水を入れて沸騰させ、コンソメの素を入れて溶かします

  5. 牛乳を入れて、ひと煮立ちさせて、塩・こしょうで味を整えて、できあがり

大根の葉の消費量

大根1本分の半分の大根の葉
大根を多めに使うので、大根の葉は少し少なめになります

大根の葉のじゃこ炒め入りおにぎり

子供向き ★☆☆
大人向き ★★☆

大根の葉のじゃこ炒め入りおにぎり

大根の葉とちりめんじゃこを炒めて、甘辛く味付けしました。単品だと大根の葉の苦みがあって、あまり食が進まなかったようで、長い間冷蔵庫に置かれていました。もったいないので、なにかアレンジできないかと考えて、ご飯と混ぜて、おにぎりにしました。すると、あまり量を食べない子供もパクパクと何個も食べてくれました。ご飯と混ぜることで、大根の葉の苦みが軽減されて、食べやすかったみたいです。朝食にピッタリです。

簡単な作り方

  1. 大根の葉をみじん切りにします

  2. フライパンに油をひき、大根の葉を入れて、しんなりするまで炒めます

  3. 2に醤油・砂糖・みりんを入れて味付けをして、汁気がなくなるまで、炒めます

  4. 3にちりめんじゃこを入れて、さっと炒めて、できあがり

大根の葉の消費量

大根1本分の大根の葉
作った時は割合的に大根の葉の方が多すぎて味に飽きてしまったので、ちりめんじゃこを多めに入れるのがオススメです。

続きは#2で紹介します。よかったら、見てください。


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