見出し画像

若手との会話で見えた狭間の大きさの話

先日、スマート農業の施設を見学した時に、20代の若手の方々が運営しているので色々と話たんですね。

そこで聞いた話が、会社の上司やリーダー、50〜60歳の方々にもぜひ知っておいて欲しいと思ったので書きます。

現代の若い人たちは基本的に「働きたくない」という考えがあるそうなんです。

いやいや、ちょっと待って下さい!

これは単純に感情的になるとこではなくてですね。

若者が求めているのは、

・土日休みの会社
・楽しい面白い仕事
・高い給料を得られる

だったりします。

要するに、生産性の高い仕事がしたいんですね。

土日休みの会社

これは現代の20代の人たちの学校での教育環境が、すでに週休2日制だったので、 

社会人になって土曜日も働くとなるとハードルが高くなってしまっていたりしそうです。

一人暮らしで、週6日働いている場合、

休日に買い物や炊事、掃除洗濯などで休日が終わってしまうのも、めちゃ厳しかったりします。

このような考え方のズレは、会社の経営者やリーダー側も、お互いの理解し合うために知っておくべきことだと思いました。

楽しい面白い仕事

長い人生のうち、かなりの時間を仕事に使ったりするわけなので「楽しい面白い仕事」がいいのは普通です。

ただ、若い人に知っておいて欲しいことは、

楽しいステージの前には、苦しいステージがあったりするので、「楽しい」ばかりが仕事ではない。

「苦しい」こともあるけど「楽しい」方が凌駕する、そんな仕事に早く気付いた者勝ちだと思っています。

高い給料を得られる

これも生産性が高い仕事ということで当然な考えですよね。

たとえば、

週6日働いて20万円のお給料を得るよりも、

週5日働いて20万円のお給料を得る方が生産性の高い仕事をしていると言えます。

そして、土日しっかり休む。

労働時間を短くして、社会に対して高い価値を生み出し、みんなを幸せにするのがお金持ちです。

どうやら、ダラダラ生産性の低い仕事をしている人は「ダサい」ぐらいに思っていそうなんです…。

問題点は?

土日でもバリバリ働きたい若手がいたりしますが、成長したくてもすごく成長しにくくなっているのは確かです▼

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC181VZ0Y4A410C2000000/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR03hOa5hZ9t9NCX9QQ-kixDSJQebA9uKyxp9bFiuRarhbrsqJqqZKO9kLs_aem_AeD7GCVB-21C5IaAwOjMdImEiTljQ4gmiYjnOiu2Nmru7umFvAyWYK0fVAoTNOnU_iVWYixhWEHY7as2y2W3qr8q

仕事に対して、怒ってくれない、叱ってくれないとなるとホントに、マジで損なんですよね。

仕事ができる人は、仕事に対してクオリティが高いから、怒ったり叱ることができたりする訳です。

だけど、「若手を叱ると会社を辞めるから叱れない…」みたいなことになっていたりします。

若手の成長の機会が減っています。

というわけで

・現代の20代の人たちの学校での教育環境が、すでに週休2日制だったので、社会人になっても土日休みがいい

・若手も、楽しいステージの前には、苦しいステージがある事の免疫を付けておく必要あり

・労働時間を短く、社会に対して高い価値を生み出す生産性のある仕事をしたい

・若手はダラダラ生産性の低い仕事をしている人は「ダサい」と口では言わないけど思っていそう

・若手の成長の機会が確実に減っている

です。

現在30代のブラック企業でバリバリ働いた世代のわたしでも、若手の考えと、かなりズレてしまっているなと危機感を覚えました。

会社の上司やリーダー、50〜60歳ぐらいの方は、若手とコミュニケーション取らないとかなりズレてしまうかもしれません。

お互いの立場や考えを理解し合うことが今より良い未来になると思うので書きました。 

それでは!


おわり

この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?