嗜好は流行りもの?
食べ物の好みって、思った以上に変わるものです。
子供の頃、辛いものが苦手だった私が、タイへ通い続ける経験で辛いものが大好きになったなんて、まさに環境や経験によって嗜好が変わる例ですね。
私たちは、周囲の影響を受けて、自分はこれが好きだと思い込んでしまうことだってあるのかもしれませんよね。
でも、最終的には、自分が「自然に美味しいと感じるもの」に戻っていくのかもしれません。
また、他人が「私はこれが好き!」と主張するのを見て、なんだか痛い感じがするようになったんですよ。
時々、好き嫌いを強く主張するのは、どこか無理にアイデンティティを作ろうとしているように見えることがあります。
いつでも、自分が自然に感じることに正直でいることが、一番心地よいはずです。
私の食べ物の好みが、「ごく自然に美味しいと感じるものと、そうでないものがあるだけ」にたどり着いたことは、それだけ自然な状態でいることの表れだと思っているんです。
なんとなく。