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64.戒名は必ずつけないといけない、というものではない。かもしれない~「2分で読める終活、はじめのだいいっぽ🐾簡単終活マニュアル」

前回は、葬儀の互助会についてお話しました。今回は、葬儀の際につける戒名についてお話します。

まず、戒名は、仏教徒に対してつけるものなので、

自分、無宗教なので。


という方には、特に必要ありません。が、臨終出家や死後出家という平安時代の流行が現代まで続いている背景があるので、

生きてる間は無宗教だったけど、死んだら仏さまに救っても~らおっ♬

と思うのであれば、戒名つけてもらってもいいんじゃないかと思います。

余談ですが、NHK大河ドラマ「光る君へ」にも出ている藤原道長の臨終のとき、九体の阿弥陀如来像と自分の体を糸で結んで極楽往生を願ったという言い伝えが、「栄花物語」に書かれているのですが、そのシーンが「光る君へ」で描かれるのか興味津々です。

まあ、ただの仏教愛好家の私ごときが言えるのは、戒名つけるかつけないか問題は、「これが絶対正解」と言い切れない性質のものである、ということです。戒名は、宗、派、出家、在家、仏教を信仰する人の中でも解釈が分かれるので、ご自身の信心に従ってつけるつけないを決めればいいです。

だったら、

別につけなくても、いいっか。


と、亡くなった親御さんの葬儀で僧侶も呼ばず戒名もつけずにいると、長年会ってなかった親御さんの兄弟姉妹が突然葬儀の場に現れて、

何だこれは!これじゃ、兄さんが成仏できないじゃないかっ!


と怒り狂う展開は、2時間ドラマのお約束のごとく、容易に想像できます。

戒名つけないと、成仏できないとか、極楽浄土へ往けないということはありません

が、金は出さなくても、口は出す遠い親族たちの気持ちの落しどころというか、葬式では、僧侶呼んで戒名つけるのが当たり前だと思っている人たちも多数存在するので、自分だけで決めず、よく考えて、関係者に根回しして、ちゃんと説明して、しっかりトラブル回避しておきましょうね。

次回は、収納家具についてお話します。

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