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87.87歳母の骨折は、尾てい骨じゃなくて腰だった

予想通り、87歳母の骨折は、尾てい骨ではなく、腰の骨でした。今朝外科に連れて行き、かなりガチ目のコルセットに74,253円をお支払いし、レントゲン写真を見たら、確かに腰の骨、上から3番目が、圧迫骨折していました。

しかも、先週よりひどくなってる。

どういうこと??

お医者様曰く、しゃがんだり、前かがみになったりする姿勢が一番ダメだと。それって、

洗濯物を洗濯機から取り出す時
洗濯物をバケツから取って干す時
洗い物をする時
掃除機をかける時

まさに家事全般に共通する姿勢ではないですか。これは、先日87歳になったばかりの認知症父の協力を、全面的に借りなければどうにもならない。

ということで、父に母の症状を説明しつつ、

「洗濯物取り出す時とか、掃除機かける時とか、前かがみになる姿勢が一番アカンねん。もし、これよりひどくなったら、入院して手術しないとあかんようになるから、洗濯と掃除は代わりにやってあげてな」

言っても多分無理だろうとは思うけど、やや大きめの釘を刺しておきました。

そして、今回の骨折ではなく、前回の骨折(肋骨)の原因となった、ベッドを買い替えるべく、ニトリへ。

退院後、布団を畳んだり持ち上げたりするのが大変だろうからと、実家にあった折り畳みベッドを使っていたのですが、ちょっと高さが合わなかったようで、ベッドから降りるとき、ふらついて倒れて骨折したのです。なので、

高齢女子が家にいる皆さま、ベッドの高さ、くれぐれも気を付けてあげてください。


転倒→骨折→要介護 の階段をくれぐれも登らないように。

で、今回母様に購入したのは、脚付きマットレス。母は要支援2で、介護ベッドを借りることは無理だったので、お店で座ったり寝たりしてみて、一番母が気に入ったこのベッドを買いました。

ニトリ シングル脚付きボンネルコイルマットレス(コット2 DGY)

デカめの段ボール箱を、やっとのことで車に積み込み、実家で組み立てをするために、手伝ってもらうべく、昼寝している87歳認知症父をたたき起こしたのですが。

段ボール箱を開封し、説明書を見ている隙に、

部品が入っている袋を、父が片っ端から開封していく。

待て待て待て待て。


全部開けたら、どの部品がどの番号か、分からんやんかっ!


慌てて説明書を放り出し、大慌てで、父を止め、

「ちょっと、待って」を何度言ったことか。


とはいえ、元々技術職だった父。道具箱を取り出し、説明書と首っ引きになっている私を横目に、六角レンチでクルクルとねじを止めていきます。これがいわゆる、

昔取った杵柄きねづか


ってやつですね。認知症になっても、体に染みついた習慣というか技術というのは衰えないんだなぁと感心。

すったもんだで、約1時間。何とかベッドが完成。これで今日から快適に安心して母が眠れることを願って、明日間違いなく筋肉痛になる重い腕と脚を引きずりながら帰ってきたのでした。

これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。


終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。