113.司法書士に数百万円払ってるのに、まだ銀行で300万円払って死後事務手続をお願いするんですか?~全集中★エンディングノート講座
終活相談って、どんな内容の相談が多いと思いますか?
少し前までは、相続とか、遺言書とか、墓じまいとか、生前整理とか、具体的なご相談が結構多かったのですが、最近のトレンドとしてダントツで多いのが、
身元保証と死後の手続き。
マジでダントツトップです。おそらく、テレビや新聞やネットニュースで、
高齢になったら、入院する時だれが保証人になる?
独り暮らしで突然亡くなったら、だれが死後の手続きをやる?
自分亡き後、家のものはどうなる?
こういったトピックを目にすることが多くなったからでしょう。先日のnoteでも取り上げていますが、
身元保証や死後事務手続は、今後ますます必要性が増大するサービス
です。たくさんの業者、士業の方々が、これらのサービスを業務内容に上げていらっしゃいます。先日の終活相談でも、
というご相談がありました。
基本的に、身元保証人と成年後見人は同一人物が請け負うことはできません。(家族は例外)
(利益相反行為のため)なので、銀行さんがおっしゃることは、間違っていないと思います。
とはいえ、300万円をポンと出すことができる方って、すごいなーとただただ感心していたのですが、続くお話を伺って、目玉が飛び出そうになりました。
ん?
え?
はっ?
既に司法書士と死後事務委任契約を結んでいる?
しかも、夫婦二人分?
なのに、新たに銀行と契約しようとしている?
もう私の頭の中は、こういう状態です。
その司法書士と結んだ契約書はありますか?と伺ったところ、
えーーーーーーっ!
そんな超大事な書類、きっと、今なら
命の次に大事な書類ランキング、13週連続第一位!
の新記録を塗り替えるような大事件なのに、さらっと、
どこ行ったかわからない
って。マジで悲しすぎる。
これを読んでくださっている皆さん、マジで、契約書類は、生命線です。失くしちゃったでは済まないので、ホントに、エンディングノートと一緒に保管しておくか、大事な書類はココに、と決めた場所に必ず保管しておいてください。もちろん保管場所は、ご家族さんと共有してください!終活にサプライズはマジでいらないんですよ!
かくなる上は、一体どうすればいいのか。
「えっと、今できることは、すぐに司法書士さんにお電話して、契約内容を確認すること、もしできるのであれば、契約書を再度発行してもらうことができないか頼んでみてはいかがでしょうか?銀行との契約はその後でも遅くないと思います。」
落ち着け、私。と何度も心の中でつぶやいて、絞り出すようにお伝えしたこの言葉に、相談者さんが、しれっと、
って、
相談したんかーい!
でも、まだ、
やらへんのかーい!
と心の中でツッコミを入れた私でした。
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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。