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法相宗大本山興福寺~inspired by もののふ椿🌺さん

仏教に非常に興味がある私は、「仏教を学ぶ」というマガジンを作っています。(最新noteはこちら↓↓)

そのnoteに、もののふ椿さんがコメントを入れてくださいました。もののふ椿さんは、自分のルーツを探す壮大なnoteを書かれている方で、「ファミリーヒストリー」を自力で作っちゃったものすごいパワーの持ち主💪💪↓↓

私は先祖の一族が信仰していた法相宗(総本山は興福寺)の唯識論が、哲学と心理学が融合したもののようで特に興味があります。仏教は面白いですね。

もののふ椿さんからいただいた貴重なコメント

仏教を学んでいる私は、このコメントに非常にインスパイアされ、法相宗ほっそうしゅう大本山の興福寺へ行ってきました。

興福寺

鹿も日陰で涼をとるほどの日差し💦
インバウンド再開。マスクはしていないですね😅

外国人観光客の姿を見て、すでにインバウンドが再開されているのだなぁ、と実感しながら、初めて耳にした法相宗ほっそうしゅうとは、なんぞや?を知りたくて拝観。

建立1300年

奈良にそびえたつ有名な五重塔があるお寺と言えば、皆さん、「ああ、あのお寺ね。」とピンとくると思うのですが、塔の建立は、730年。藤原不比等(ふひと)が興福寺と名付けたのは、710年で、お寺自体はその前から存在します。創建1300年の古いお寺です。

ただ、お寺の中には、もののふ椿さんが書かれていた唯識論ゆいしきろんについては、あまり触れられてなかったので、ちょっと残念でした💦

しかし、まったく知らなかった衝撃の事実が!😮

興福寺の国宝館にたくさんの仏像が展示されていたのですが、その中の「阿修羅像」の説明を読んでみると、

「阿修羅」は、元々インドの神様で、仏教に帰依してお釈迦様を守護するようになった

って書いてある!えっ??マジで??神様が仏様側に??
いわゆる神仏習合とは全く違う意味で、

「神様が、仏教に感動して、仏教徒になった」

(感動したかどうかは、知らんけど😅)

って、神様側からしたら、認めたくない屈辱的な出来事なんじゃないのでしょうか?ちょっと神様側の意見も聞いてみたいな😅😅

そして、実は、法相宗の大本山は、もう一つあるのです😮それは、「薬師寺」。電車ですぐ行ける距離なので、ついでだから行ってみました。

こちらも法相宗大本山の薬師寺
修学旅行生がたくさんいました

薬師寺は、西遊記で有名な三蔵法師玄奘三蔵げんじょうさんぞう)が、大乗仏教の基礎である、(私という存在は、実は仮の姿で、本当の私というのは、体ではなく、魂のようなもの)の思想「唯識ゆいしき」を極めたことにゆかりを持つ世界遺産のお寺です。

でも、二つのお寺を回ってみて、

「法相宗って、なに??」

が解決しなかったので、近くにいらっしゃった関係者に突撃インタビューしてみました。

法相宗は、お釈迦様の教えを忠実に伝える仏教です。法相宗以後の仏教は、空海や最澄のように、宗派をあがめる傾向にありますが、仏教の元は、お釈迦様なので、お釈迦様を差し置いて、宗派を重要視するのは、本筋から外れています。」

ごもっとも!!さすが関係者!!

きっと、僧侶さんなのではないかと思いますが、袈裟を着ていなかったのでわかりません😅でも、短い言葉でズバッと核心を突かれるとは、タダ者ではないとお見受けしました。

法相宗の説く唯識ゆいしきは、阿頼耶識あらやしきにも通じる仏教の根幹です。阿頼耶識については、こちらのnoteでもご紹介しています↓↓

もののふ椿さんのお陰で、また深掘りしたいことが増えました。唯識についてもう少し深く学びたいと思います💪😄。

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