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自省録

自省録

五賢帝の最後の一人

マルクス・アウレリウスの書いた日記のようなもの。

夜寝る前に自分自身と向き合っていたらしい。

自省録という和訳は、タイトルとして適したものだと感じられた。
メディテーションというタイトルもいい。

前に、仏教のダンマパダを読んだけれど、無常や業について同じことが書かれてあり、これは矛盾の生じることのない真理について書かれた本なのだと思った。
ダンマパダ以外の仏教の聖典のなかには、真理ではないものが混ざっているので、取捨選択の未だ難しい未熟な私にとっては、とても有り難い本だった。

紀元前にこんな素晴らしい方がいらっしゃって、時を超えて言葉を受け取れたことを幸せに思う。

聖人君子でなく、葛藤しながら、より良く生きようとする生き様に胸打たれる。

ストア派のことをこの本で、知った。
ストア派の方々の本は、是非読んでみたいと思う。


書くメディテーションやってみよう。

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