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【目印を見つけるノート】1471. キスするプレーリードッグ

ああ、あと一ヶ月で通番1500ですね。
数え違いもあるようですが、とりあえず近似値ということで😝

きのうの帰り、駅で男女の方の会話がふと耳に入ってきました。
女性「何か最近やたらとイライラするんだよね」
男性「そうなんだ」

金星と水星が牡羊座にいるからかしら。
それよりも、早く回る星とゆっくり回る星のいる場所が違うからかしら……などと占星術的なことを思ったりしました。そんなことを考えている自分に苦笑しましたが。

このように、
類型化することで安心したり、納得したりする場合があります。実際の理由というより、天気や星回りやあるいは推察できる環境や状況ですね。
例えば、病気の場合はまさにそうだと思いますが、体調不良があるけれどすぐには理由が分からない。何回も検査してようやく、「◯◯です」と診断が出る。それを聞いて、安心したりします。もちろん何の病気かにもよるでしょうし、そもそも診断が出ないと治療ができないのでとても大事なことなのですが、分からない時からすると、いったん落ち着くことができたりします。

私は膝の靭帯が切れているか分からなくて、一度内視鏡検査をしてから、間を開けて内視鏡手術を受けました。
からだって、ケガや病気に対して「これまでにない状態だよ」ってアラートを出すのです。思えばケガした時は尋常ではない痛さでした。それがアラートでしょう。当時は階段の5階に住んでいたので、拷問でした(回想)。結局完全に切れていることが分かって、入院と相成りました。

本能で分かる場合もあると思います。

この前、定義の話を言い訳ついでに書きました。そのときに書いた、「定義されることが多い」というのもありますが、ある部分、「定義されたい」という欲求もあるのだろうと思います。ああ、人が記号になるまではいきませんが。

それを前提にしても、
やっぱり自由な部分も残しておきたいなあと思うのです。
けさの混雑した山手線で『ざんねんな生き物事典』の広告を見ました。
〈プレーリードッグは、
 キスで敵と味方を見分ける〉
(広告のコピー)
いいですね❤️キスで判断できたら。

呪文のような長ったらしい定義なんてそこにはなくて、生き物と生き物の感触で判断するだけ。そのようなスキルを人間も生来持っているはずなのですが、どんどん失っているようにも思います。
そもそも「触れあう」という行為も激減しているのではないでしょうか。誰かれ構わずではマズイですが、大事にしたい人とお互いに分かっている場合はどんどん触れあえたらいいですね。ぺたぺたさわさわ。

行きの電車で見た広告、帰りも同じものを見ました。うちにこのシリーズが2~3冊あります。面白いですね👍
さあ、私も本能を研ぎ澄ませてみようかな。

それでは、今日の曲です。
Kylie Minogue『Slow』

水着の人がいっぱい出てきますね。
カイリー・ミノーグさんはオーストラリア出身です。よく覚えているのは♪I should be so Lucky~という曲ですが、このような曲も新鮮です。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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