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【目印を見つけるノート】247. 書く内容はその人のイメージにもなりますが

きのうは、『Sweet 占いBOOK2021』を買ってきました。目についたら入手する本です。ジーニーさんの占いをよく見ています。気分が上向きになるのですよね。
「本当に大切な人はいてくれる」という射手座あての言葉が嬉しかったな。

⚫エッセイを書くときは

というようなことを書くと、「占いが好きなのですね」となるのかもしれません。正確にいうと、占いを読み物として見るのが好きです。他のジャンルの本と同じかな。

きのう、ある方のコメント欄に書き込ませていただきましたが、大学の頃に『トリストラム・シャンディ』と『エペペ』と『フィネガンズ・ウェイク』をパラパラと見たことがあります(見ただけです)。こう言うと言語を斬新な手法で扱う難しい文学が好きなのかと思われるのかもしれませんが、そういう感じではなかったように思います。

大学の友人は当時、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』を読むのに合わせて、登場人物の系図を作っていました。素晴らしい、私にはとてもできないことで、学ばなければいけません。

今年はラブレーについての研究書を踏破できませんでした。反省し継続課題とさせていただきます。エラスムスもトマス・モアもです。

書くものは、書く人のイメージを決めていきます。

私は20世紀に詩を書いていて、21世紀は歴史小説を書いています。と、プロフィールに出しています。それ以外のイメージや肩書はこの先も特に必要がないかなと思いました。

ですので、noteに書いているのはその前提でのとりとめのないエッセイ、あるいは備忘録といえるでしょう。音楽や文学やカルチャー全般の好きなことは喜んで書きます✨

そのような私ですが、そこから一歩出てみるときはあります。今の社会・世界に思うこととか、倒れそうな人や事象を見たとき。これまでの私のnoteを見た方ならご存じでしょう。

それらは中身によって、賛成・反対の意見があることを私は知っています。また、それをいうことによって、固定したイメージを持たせてしまうことも。それらを考えた上でたいてい書いています。

その場合、特定の誰かを非難することはありません。だって、世間話でも人の悪口はイヤなんですもの。ああ、きのうのディアンヌ(ド・ポワティエ)は相当でしたけれど、評価はしています。
なので、人をあしざまに言いまくる人にはいつも負けちゃうんですよね😢
それでいいのかな。

あとは、自分の意見として出すということでしょうか。一般論とか多数意見に乗っかるのではなくて、自分の意見。乗っかる方が簡単なのでしょうが、ローマの民主政の最後みたいになったらいやだなと思って。

書く上でのそのような心構えは、主に自分の先生に学びました。先生じたいはちょっと個性的なのですよ。でもおっしゃることはいちいち腑に落ちました。
「いろいろな考えの人がいることを念頭に置きましょう」
先生に教わったことは他にもたくさんあるのですが、大切なお言葉のひとつです。

ありがとうございます😊

イメージ、といえばで一曲。
BOB DYLAN『I'll be your baby tonight』

ボブ・ディランといえば、叙事詩的、シェイクスピア的(ノーベル文学賞受賞の評です)と言われていますし、それも納得なのですが、ときたまこう、ひねらずにシンプルなことがあります。全部は知らないですが。

この曲はシンプルにタイトルのまま。カントリーの曲調でカラリと。このアルバムタイトル『John Wesley Harding』という言葉の響きが昔から好きなのですが、ラストにこのシンプルな曲があって素敵だなって思います。

「今夜ぼくはきみのもの」ぐらいのニュアンスですが、
「今夜あなたのベイビーになるわ」でもいいかも。
 イメージをひっくり返してみるのも面白いです。

いいですね。
日曜日向きです。

今日はいつものコーナーは後回しにします。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽
(おがたさわ)

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