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【目印を見つけるノート】1522. 日暮さんの本は私の先生です

BLUESのオーソリティで、ブルース・インターアクションズ、Pヴァインを設立・創業され、音盤のリリースや執筆、アーティストの招聘までまんべんなく、BLUESの紹介に尽力された日暮泰文(ひぐらしやすふみ)さんが5月30日に逝去されました。享年75歳。

本項でも『BLUES DAYS』という区分で集中的にアメリカのBLUESを出した時期がありました。その際の奥の手ともいえる1冊は日暮泰文さんの著書『ブルース百歌一望』(P-Vine Books)でした。

BLUESの歴史を、いえ、アメリカの道筋といってもいいようなものを曲で書き起こしていく本なのですが、アルバム紹介やレビュー本でないところが初心者にも入りやすかったです。とはいえ出てくるのは知らないアーティスト・曲ばかりで、いうなれば発見しかありませんでした👀‼️で、ちょこちょこ拝借(曲を)していました。

インタビューもありました。

「好き」が「極める」になったお手本だと思っています。
見習いたい♥️

そういえば2年前福山に行ったとき、
『POLEPOLE』というカフェに何度か行ったのです。そこにBLUESのアルバムがたくさん載った図鑑のような本があって、お願いして見せてもらいました。
「ひゃー、知らないアーティストだらけ。奥深いわあ」
というのがパラパラ拝見しての感想でした。マスターもレコードをかけて下さったりして、その節はありがとうございました。

今も私の知識レベルはさして上がっていないと思うのですが、今はそれでいいかな。好きなのは少しも変わらないし、一生通して少しずつ知っていくのが楽しいなって。
POLEPOLE(スワヒリ語で「のんびり」だそう)です。

アーティストを始めBLUESの先生は本当にたくさんいますが、日暮さんの本は私の先生です。

大きなお仕事をされたことに深い敬意を表しますとともに、故人のご冥福を心よりお祈りいたします。

レポートの提出がわりに。
『BLUES DAYS』Play List①(~No.1026)

②がまだなので……じきに🙏

マガジンはこちらです。取り上げている曲がBLUESの回を集めています。

まだまだレポートが書けそうです。

最近は大学の講座に行ったりしていますが、特にそれだけが学ぶところだとは少しも思っていません。自分の興味、関心、趣向、もっといえば『テーマ』があれば、1冊の本からでもたくさん学ぶことができます。資格を取ったりするには学校が必要かもしれませんが、私の場合、行ったから必ず身に付くともいえません。
ですが、すべてから学べるのだと思います。

それでは、今日の曲は件の本で見つけたもので(前に取り上げました)。
Professor Longhair『Mardi Gras In New Orleans』

「え、これもBLUES?」という感じのお祭りソング。突き抜けて明るい曲です。プロフェッサー・ロングヘアーさんはニューオリンズきってのBLUES PIANISTですが、この曲の軽快さにウキウキした気分になります(敬称なのでしょうか🤔)。彼の名前を知ったのは永井“ホトケ”隆さんのライブのMCでしたが、なかなかいい学び順だったと一人ニヤニヤしています。

結局、とどのつまりは、好きという言葉しか当てはまらないのだと思います。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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