【目印を見つけるノート】1191. 浅草寺の四万六千日とどら焼きの列
きのう、ちょっと思い立って浅草に行ってきました。この前は浅草橋でしたが、浅草にまともに行くのは平成中村座（歌舞伎）を観に行って以来です。2015年のことでした。浅草寺に芝居小屋がドンと現れて壮観でしたね。歌舞伎座より少し狭い感じでしたが、野球場よりはゆとりがあったように記憶しています。立派なしつらえでした。
それ以来です。
何はともあれ、浅草寺。
日・月曜日とほおずき市です。四万六千日という観音菩薩の縁日で、この日参詣すると四万六千日分に相当するとのこと。
126年分です。すごいなあ。
縁日の休日は日曜だけですので、混むのはじゅうじゅう分かっています。ですので、朝の9:00過ぎに行きました。行きの混雑はそこそこ、仲見世（参道）はまだ開いていないお店も多かったので、ゆったり歩けました。
手水舎の天井に龍がいます。
参詣はちょっと混雑、でもちゃんと小さい声で「南無観世音菩薩」と唱えて手を合わせてきました。
それは必須でなくてもいいのかなと思いますが……ほうぼうで柏手の音が聞こえて、「こちらは神社じゃないよ～」とこれまた小さくつぶやいたのでした。
おみくじは何と、「凶」ではありませんでした。びっくり👀‼️浅草寺のおみくじはよく出ます（体験済み）。ですので、「今日で凶とはおさらばだという気持ちで結ぼう」と決めて引きました。
「吉」でしたが、
何度もよく読んで、当てはまる部分があったので、そこがよくなりますようにと願って結んできました。
ほおずきは、道中長いので断念しました。
参詣を終えて、和菓子を買おうと思ったらどこもみな開店前らしくシャッター姿、時間をつぶそうと思って観光案内所に入りました。暑いから涼みたかったというのが本音です。
けん玉やお手玉を置いてあるスペースがあったので、おもむろにけん玉を始めます。大皿・中皿・小皿はいけるのですが、なかなかけん先にははまりません。
すると親子連れの方がいらっしゃって、小学校低学年らしい女の子が二人けん玉を始めました。一人のお子さんが見事に何度もけん先に玉を収めます。私が「すごい！」と言うと、お母様も初見だったらしく、「そんなことできるの、じゃあ中皿は？」と尋ねています。
「けん先ができれば、楽勝ですよ」と私がいうや否や難なくクリア。それはそうでしょう。
けんの扱い方がコツなのかなと思いました。
しかし、このけん玉タイムは後に尾を引くのでした。
どら焼の有名なお店の開店時間に行くと、もう長蛇も長蛇の列。あちゃ～😱😱曲がり角を過ぎて結構先まで並んでいます。私の前の女性によると、「縁日だからいつもの倍ぐらい並んでいる」とのこと。そうか～そうだよなあ、と納得して並びます。お店の方はそれでも慣れた風で整理券を配っています。プロだなあ☺️
1時間45分ぐらい並んでようやく店内に至りました。暑かったですが、晴れたり曇ったりで照り焼きにならなかったのが幸いでした。
並んでいる間に前後の方とお話しながら、行き過ぎる人力車を見ていました。こちらは途中からアーケードでミストシャワーも出ていますが、車を引く皆さんは日除けもなくて重労働です。
店内に入ると、これまたお菓子をくるくると器用に包装している店員さんたちが見えました。黙々と作業されているさまに、無駄のない美しさを感じます。
並んで２時間、無事にどら焼などをGETしました😆 達成感あるある。
それで何となく用を済ませた気分になったので、帰途につきました。もう浅草は人でごった返してカオス状態になっていました。
カオスだ😖
私はまだマスクをしていますが、していないのも普通になってきましたね。今は第９波に入っていますし、個人的にはもうしばらくマスクをしていようと思っています。
それでは、今日の曲です。
Mungo Jerry『In The Summertime』
夏になると必ず一度や二度は頭の中で鳴り出す曲です。まだ雨が強く降っているところもありますので、「夏だ～」と言い切れない部分もあるのですが、この曲の「夏」はちょっと愛らしく聴こえるので（歌詞が愛らしいわけではありませんが）、そのような夏になってほしいという希望を込めて出してみようと思いました。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
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