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【目印を見つけるノート】36.馬立ちの人の背中は浅縹

きのうは救急車の音が8回聞こえました。

ご近所で自宅の花壇から花を根っこごと知り合いに分けている方を見て、やさしい気持ちになりました。
自分自身は縮こまりがちなのですが、咲いている花だけでなく人のやりとりにも、いきいきとした色が溢れているのを感じます。

藤棚ならぬ、ばら棚のあるお寺です。
ばら棚があることに、きのうまで気がつきませんでした。

小説の更新にだいぶ時間がかかって、日付が変わらないかとハラハラしてしまいました。
セーフ。

⚫馬に乗った二人の男性

きょうは、そうですね……源頼朝さんの誕生日です(Wikipediaの一説によれば)。1147年生まれです。

今、ぽつぽつと『鎌倉もののふがたり』という連作を書いています。今年は4~5章を書くことにしています。
この連作はちょっと不思議なできごとがきっかけで書くようになりました。あ、怖い話ではありませんので身構えないでくださいね。

4年前でしょうか。車で鎌倉を抜けて江ノ島に向かっていたときのことです。鶴岡八幡宮の脇の道に出る辺りを走っていました。すると斜め前方に、馬に乗って浅縹(あさはなだ……水色よりわずかに濃い色)の直垂(ひただれ)を着た男性が二人いるのが見えました。背中には黒い矢筒も見えました。後ろ姿ですね。
公道で馬が歩いているのはかなり珍しいことなので、私は同乗者の方を向いて「ねえねえ」と声をかけました。
それからふっと目を戻すと、もう馬も男性もいませんでした。

鶴岡八幡宮では流鏑馬(やぶさめ、放生会ーほうしょうえ)が定期的に行なわれていますので練習なのかなと思いましたが、一瞬で馬ごとパッといなくなるのも不思議です。

でも、それが流鏑馬の練習か、オカルトか、タイムスリップか、はたまたまぼろしかというのは問題ではなかったのです。

想像しました。もし、鎌倉時代に鶴岡八幡宮の脇をあの装束で行く人がいたとすれば、それは誰だろうと。源頼朝さんかなと真っ先に推測したのですが、違うような気もする。

あれは誰だろう。

それが、御家人の人生を綴る連作『鎌倉もののふがたり』を書くきっかけでした。
そして、ここでひとつ念願も叶いました。
御家人と言いつつ序章だけ平氏の人が主人公ですが、私の母方のご先祖さまも出してしまいました。鎌倉の話なのに、熊本の五箇荘からはじめたのはそのような理由です。

源頼朝さま、
今日から第4章を仕上げるための作業にかかります。今は鶴岡八幡宮にも、あなたが勧請した森戸大明神にも、称名寺にも行けませんが、どうぞ、あなたの時代がきちんと書けるよう、見守ってくださいませ。

お誕生日、おめでとうございます。

〈付記〉
歴史については、書くテーマがたいていどこからかやってきます。探すことはないです。
「これを書きなさい」とプレゼントされたのかなとずっと思っています。


⚫フォローのコーナー

『みちのく潮風トレイルを歩こう』さま、3月に私がサイトのことばをエッセイに引用させていただいたのを見てくださったのですね。フォローでお知らせくださって、本当にありがとうございます。

私も早くトライしたいなと切望しています。とりあえず近場ですがコースを決めるために本も買ったのに(涙)。

ここでもURLをご紹介させていただきますね。

・みちのく潮風トレイルのサイト(引用した部分)
http://tohoku.env.go.jp/mct/sp/guide/trail.html
・Facebook
https://m.facebook.com/michinoku.trail/

そして、広島県福山市からもうすぐバラの苗が届く予定です。ぶち楽しみじゃのぉ、です。

『福山ばら祭』が昨今の情勢のため、5月17日にラジオとネット配信での開催に変更されました。
例年ならばお祭りで販売するためのバラの苗がピンチ!ということで、有志の方と生産者さんがタッグを組んで、ネット販売をしています。
#わたしのばら祭り

・中国新聞の記事
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=639713&comment_sub_id=0&category_id=112
・+ROSE(販売サイト)
https://plusrose.thebase.in/categories/2368542
・facebook
https://www.facebook.com/plusrose2020
・instaglam
@plusrose2020

⚫お籠りクラフト

さて、きのうはまた、ありあわせのもので自分好みのイヤリングを作りました。自分好みですと、パールや貝が来ますね。仮にタイトルをつけました。

▼『なみだくん』


▼『砂浜でひとり』

▼『母にはキュートすぎる』(子ども談)

それではまた、ごひいきに。

おがたさわ
(尾方佐羽)

追伸 髪を分けておでこが見えるのも新鮮です。でも、暑い~ってなるかもしれませんね。短くしてもいいのかな。

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