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【目印を見つけるノート】716. 海のほうへ、カヌレと登場人物の足跡に会いに行く

けさから何やら、さまよっています。
ロプノール湖かな(妙な喩え)。

写真をメインでいきましょうか。
私の目で見たものを、ご覧いただけたら嬉しいです。

3ヶ月ぶりに海の方へ行きました。
今回は小説に書いたところへ。
時系列順(歴史の)にいきますと、
畠山重保(重忠の子)の邸宅跡碑。

書いたのはこちらです。
『鎌倉もののふがたり』

右手に見えるのは新田義貞ゆかりの稲村ヶ崎。

書いたのはこれですね。
『慈童は果てなき道をめざす』

鎌倉幕府ができて少し後のお話と、幕府が倒されるお話です。

書いたところに行くと、書く前よりかなり親しみが湧きますし、前後左右的な情勢もおぼろげに見えるように思うのです。それが完全な正解かは誰にも分かりませんが、芯のような部分を一部つかめるようにも感じます。

さて、今日は『鎌倉殿の十三人』のドラマもありますし、この辺りにしておきますか。
あ、梶原景時の話にそろそろ😜

終始曇天ではありましたが、雲が面白かったです。

龍というより、ヤガラのような雲。さすが海😄

水路には空が少し映っています。

あとは、何でもないような風景を少し。このような景色を見つけてはパッと撮るのが好きです。ちょっとした構図というか。

お土産にPATISSERIE maison de luluさんのカヌレを。外側のカリカリ具合が香ばしく、中はしっとり。とてもおいしかったです。🌟3つ😍



ドラマではまだ明るい雰囲気の鎌倉幕府(あえて幕府)ですが、時が進むと混沌、殺伐としか表現できない場になります。私は初めに畠山重忠のいとこである稲毛重成のことについて書きましたが、彼らは相前後して政争に巻き込まれ命を落とします。そのように次々と御家人(だけではありませんが)が倒れていくさまは文字通り「殺風景」です。そこだけを見るのであれば、鎌倉時代のことを書きたいとは決して思わなかったでしょう。

私は稲毛重成が主導して築いた『相模川大橋』のことを書きたいと思いました。彼は北条氏の出である愛妻の供養のためにこの橋を架けたのです。

その橋はとても頑丈に作られていましたが、相模川の流れが変わって埋もれてしまいました。そして、その上には水田ができました。

はるか後、関東大震災で地盤が動いて、水田に七本の木柱(橋脚の一部)が現れました。さまざまな調査の結果、それが稲毛重成の築いた「大橋」であるということが分かりました。
それぐらい、とても頑丈で立派な橋でした。

御家人の争いは本当に愚かなものだったと思います。どの戦争もその謗りを免れませんが、その中で攻め滅ぼされたーー橋を築いた人の、戦と対極にある行動に光を当てたいと思ったのです。

今日はこちらの曲です。
The Jimi Hendrix Experience
『All Along The Watchtower』

本当は『明日に架ける橋』の方がいいと思ったのですが、サイモン&ガーファンクルさんはこの前引っ張らせていただいたなと思って😅
見張り塔、日本でいえば物見櫓(ものみやぐら)ですが、現在は残念なことに物見櫓をどんどん増やしていくしかないようです。
忸怩。

私の見たものはいかがでしたでしょうか。
ご覧いただけて嬉しいです。

では、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 きのうは感激です。今日の写真も、単純に見てほしい感じなのです😆
(たいそうなものではありません)
実は目当てなく歩いていたら、たまたま行き当たったというのは……秘密です🤫

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