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【 若き女性起業家が、「サッカー指導者こそ “靴紐” に注目してほしい」と語るワケとは・・・!? 】

━━━━━ サッカー界で闘う、24歳女性起業家


スパイクの「紐」を取り扱うサービス『クシュレ』
を展開するのは、若き女性起業家の桝井かほさんです。

創設から1年で、誰もが知る “あの” 選手をはじめ、多くのJリーガーがクシュレを使用しているというこのサービス。

✔︎ 一体、どのようなサービスなのか?
✔︎ どのような背景で「紐」を取り扱うに至ったのか?
✔︎ どのようにして拡大していったのか、その広告活動とは?


そして最後に、靴紐を取り扱う桝井さんだからこその視点から、サッカー指導者の方々にどうしても伝えいたいことをお聞きすることができました。

前編、ぜひお楽しみください!!


▼クシュレ↓↓

◎インタビュー:八田 凌雅(OFF THE PITCH スタッフ)

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【 機能性バツグン!!ガッチガチな質感のワケとは・・・? 】


◎八田:

桝井さん、よろしくお願いします!

まずはじめに、『クシュレ』について簡単にご説明いただいてもよろしいでしょうか?
「靴紐」を取り扱ったサービスということは把握しているんですが、その詳細が不明で・・・笑


◉桝井さん:

こちらこそよろしくお願いします!

『クシュレ』は、おっしゃる通り「靴紐」を取り扱ったサービスです!
三重県伊賀市の伝統的工芸品「伊賀組紐(いがくみひも)」の技術を活かして、スポーツのパフォーマンスを最大限高めるような紐をつくっています。

サッカーだけでなく他のスポーツの紐や、デザイン性のあるファッション特化の紐もある中で、メインはサッカーのスパイク専用の紐として展開しています!


◎八田:

スポーツのパフォーマンスを高める…!?
具体的に、どのような形でパフォーマンス向上に繋がるんでしょうか?


◉桝井さん:

実際に、紐をお見せしますね!


◎八田:

ありがとうございます!

※あれ、一見普通の紐だな…?


◉桝井さん:
まず、紐って伸ばすと意外とビヨンビヨンと伸びるじゃないですか?
サッカーのスパイクの紐も、実は太くて伸びるものがけっこう多いんです。

でも、このクシュレの紐は固いんです。
本当に針金みたいに、カチカチな質感なんですよ!


◎八田:
たしかに、よくみると固い気がしますね!
・・・え、ちょっと触らせてください!!

◉桝井さん:いや、オンラインじゃ無理ですよ!笑
※思わず触ってみたくなりました…!🙇🏻‍♂️


◉桝井さん:
クシュレは、固くて細くて、そして伸びない
んです。


◎八田:

たしかに、ガッチガチなのが画面越しでもわかります!
靴紐が固いと、どんなメリットがあるんですか?


◉桝井さん:
柔らかくて伸びる靴紐は、実はただ走っているだけでも緩んでしまうんですよ。
サッカーのように、さまざまな方向へ激しく動くスポーツだと、プレーしているだけでも緩んでしまいます。
スパイクのフィット感が変わるとパフォーマンスにも影響を与えてしまいます。

一方で、固くて細い靴紐は、伸縮がないぶん緩みにくいんです。
「締まりが良い紐で、スパイクがフィットする」ように、パフォーマンスの最大化を図っています。

これが、伝統的工芸品の技術により、競技ごとに伸縮など細部にこだわった開発ができるんです!


◎八田:
事前に少し調べさせてもらったんですが、クシュレは勝手に「伝統工芸品をスポーツに活かす」というような付加価値的な意味合いが強いのかなと思っていました…

ですが、実際は完全に機能性が売りの商品なんですね!


◉桝井さん:
そうなんですよ!

もちろん、結び方によってはほどけることもあるし、紐を踏まれたりしたらさすがにほどけるので、「絶対にほどけません!」とは言えません。
しかし、「ほどけづらい」というよりも「緩みづらい」という観点が売りであり、「緩みづらい紐」ということで感謝をいただくことが多いです!

※「緩みづらい紐」か〜、なるほど!!


【 クシュレをどうやって広めたのか?ヒントは “アイドルファン”だった…!? 】


◎八田:
そんな「緩みづらい」ことが大きな特徴であるクシュレは、SNS等を拝見するとかなりトップアスリートの方々に広がっているようですね!

次は、少しビジネス的な視点になるんですが、このクシュレをどのように広げていったんでしょうか?
いわゆる、認知拡大集客の観点でお聞かせください!


◉桝井さん:
まず前提として、クシュレは選手たちに「提供」しないことを目指してスタートしました。

一般的に、サッカー選手はスパイクなどの用具を提供されることが多いです。
しかし、クシュレは選手たちに「購買」してもらうことを目標にしています。
少しでもパフォーマンスを高めるために「いいもの」を探す人たちが、選んで買ってくれるような商品でありたいので!


◎八田:

そうなんですね!

・・・え、でもそうなると、尚更どうやってプロサッカー選手たちに広めていったんですか!?

※尚更どうやって・・・?


◉桝井さん:
今となっては選手から直接買っていただくことも多いですが、最初は「ファンから選手へのプレゼント」という文脈で広がっていきました。


◎八田:

プレゼント、、ですか?


◉桝井さん:
元々、私自身が本当に「超」がつくほどのサッカーファン
で、毎週全国飛び回ってスタジアムに足を運ぶような人だったんです。

そんなある日、好きな選手に何かプレゼントをして、それを試合中につけてほしいな〜って思いました。
でも、サッカーにおいて、スパイクはハードルが高いし、ヘアバンドはファッション上ハードルが高いし、レガースは外から見えないし・・・どんなものをプレゼントしようかなと思った時に、「靴紐」というものに注目したんです。

そこからヒントを得てクシュレをつくり、実際にプレゼントしたら本当に私の好きな選手がつけてくれてまして!
それが嬉しくて嬉しくて、その感動を「言い振らした」んです!!


◎八田:
「アイドルファンの人が推しにプレゼントを送ったら、ライブで身につけててくれてた!ヤバイうれしい!!」
みたいな感じですね!笑

※「あ、使ってくれてる!」の瞬間を表現しています。笑


◉桝井さん:
まさにそれです!!笑

そんな背景から、はじめは選手たちに直接売り込むのではなく、「プレゼント」という形で広めていきました。
ただ、「緩みづらい」という機能性に自信のある商品なので、少しずつ広がる中で良い口コミが広がり、ありがたいことに本当に多くの選手たちに使っていただいています。
今では、選手だけでなく、同じフットサルチームで同じ色で揃えるなど、コミュニティとしても広がっています!


◎八田:
それって、なんかいいですね。
靴紐がプレゼントになったり、一つのコミュニティを活性化させたり。
機能性があり、そして愛があるサービスで、本当にステキだなと思います!


【 育成年代の指導者は、選手の “靴” をみてほしい 】


◉桝井さん:
実は今回、このOFF THE PITCH様の取材を通して、サッカー指導者の方にお伝えしたいことがありまして・・・


◎八田:
お、なんでしょうか!?
(そうです、このメディアは実は指導者向けでした…!


◉桝井さん:
小学生の大会に、クシュレをに出店させていただくことがあるんですけれど、そこで思うことがありまして・・・

結論、指導者の方々は、子どもたちの靴(スパイクやトレシュー)にもっと注目してほしいと思います。
仕事柄、「靴が足に合っているか」という観点に着目してしまうんですが、「靴が足に合っていない」「紐がしっかり結べておらず緩んでいる」という子が、けっこうな数いるんです。


◎八田:
僕も昔、小学生を対象に指導者をしていましたが、少しドキッとしました・・・
正直、なかなか注目してなかったです。

※かなりドキッとしました・・・

やっぱり、足に合っていないことはデメリットがあるんでしょうか?


◉桝井さん:
私も完全な専門というわけではないので、大きなことは言えないですが・・・

クシュレを開発する際に聞いた話によると、足に合わない靴を履くことは、上達やパフォーマンス向上を妨げるだけでなく、怪我の原因になったりもするとのことなんです。
だからこそ、特に小学生などの育成年代の指導者の方々は、より一層選手たちの靴(スパイクやトレシュー)が足に合っているかどうかの視点を持っていただけたらなと思います。


◎八田:
スパイクやトレシューが足に合っているかどうか、紐がしっかり結べているか・・・
意外と盲点だった指導者の方々も多いかと思います。

貴重なお話、本当にありがとうございます!

後編につづく!

▼クシュレ公式ライン、ぜひご追加ください!↓↓

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<ゲスト紹介>

▼桝井かほさん↓↓

▼クシュレ↓↓

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<運営紹介>

◎ 一般社団法人FiC (フィック)
「 WORK WITH PRIDE 〜誇りと共に働く〜 」をコンセプトに、日本サッカー界で起きている様々な問題を解決するべく、現在はサッカー指導者が総合的に学べるコミュニティ事業を展開。
関東圏のみならず関西、そして全国に、10代〜40代まで幅広い年代のサッカー指導やサッカー業界に想いを持つメンバーが所属し、会員数は200名を超える。
サッカー指導者が学べる情報や機会提供のほか、会員一人一人のキャリア支援や、講演会をはじめとしたイベントの企画 / 運営も実施している。
2021年7月に大阪支部がスタートし、2022年5月には7期生の募集を開始予定。

▼FiCの詳細 / 活動への参加はこちら↓↓

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◎取材 / 編集:八田 凌雅

https://twitter.com/922degrees


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