Q.服ってどのくらいお金をかけていますか?
Q.30歳OLです。会社は私服なのですが、毎日着る服がなくて悩みます。同じ服ばかり着る訳にもいかないし。みなさんどのくらいお金をかけていますか?
<ピンクさん>
その気持ち分かるわ。
会社に着ていく服って、オフィスカジュアルじゃないといけないし、レパートリーが少なくても恥ずかしいし、困るわよね。
<イエローさん>
服はどのくらい持っているの?
着る服がないと言ってもいろいろあるわ。
・服はあるけど、着ていない服が多い
・コーディネートの仕方が分からない
・TPOに合った服がない
自分の心理はどれなのかよく分析して、対処すべきね。
<ブラックさん>
かわいい服を端から買っていると、きりがないわ。
お金の負担も大変よ。
服は流行り廃りがあるものだけれど、流行ものでも自分には全然似合わないということもあるわ。
<ホワイトさん>
『マイナビウーマン』が2013年に調査した結果は下記の通りです。
「一か月に服にかける平均金額はいくらですか?」
3,000円未満……21.0%
3,000円以上5,000円未満……13.0%
5,000円以上10,000円未満……29.4%
10,000円以上15,000円未満……18.3%
15,000円以上20,000円未満……3.6%
20,000円以上30,000円未満……8.4%
30,000円以上……6.3%
<ブルーさん>
意外に服にかけている金額はみんな低めね。
ファストファッションが多いのかもしれないわ。
たしかに欲しい服を端から買っていたらお金がいくらあっても足りないわ。
本当に欲しいかどうか考えるべきね。
出世する人ほど、服の数が少ないという話もあるわ。
<グリーンさん>
私は、同じ形の色違いの服を何枚か持っているわ。
形が同じだから迷う必要がないの。
その代わり、スカーフや帽子など小物類でおしゃれを楽しんでいるわ。
服は同じでも、組み合わせ次第で全く違う印象になるのが面白いの。
~コラム~
私は以前、クローゼットに入りきらないほど服を集めていましたが、「フランス人は10着しか服を持たない(著:ジェニファー・L・スコット)を読んで、だいぶ捨てました。
今では本当に数えるだけしか服を持っていませんが、ストレスも服にかけるお金もだいぶ減りましたよ。
その分、雑誌を読んだり、文化服飾学園の展示を見に行ったり、ファッションに興味を持って勉強するようになりました。
本当に欲しいと思った服のためにお金を貯めて、大切に着るのはとても気分が良いです。
以前は「なんかこの服ビビッときたわ」なんて訳の分からない理由で購入していたので、信じられません。
もっとも、あの本の内容はフランスの中でもごく一部の、ブルジョワ階級の人々だけらしいですが、気分だけは私もブルジョアです。
良い物を長く着ると、お財布がだいぶ助かります。
日本の女性は器用な人が多いですから、自分で服飾する人も多いようですよ。