officeasakura

2020年の4月から行政書士という仕事をしています。行政書士とはどんなことができるのかと言われると説明しづらいと、先輩の行政書士の方は言います。それはなぜかということは追々書いていきたいと思います。

officeasakura

2020年の4月から行政書士という仕事をしています。行政書士とはどんなことができるのかと言われると説明しづらいと、先輩の行政書士の方は言います。それはなぜかということは追々書いていきたいと思います。

    最近の記事

    最近の出来事から~職場を辞める理由それぞれ

     ゴールデンウイークが始まった最中に、NPO法人の保育園で仕事をしていた時の話です。私がお手伝いをするようになってから、近所に新たに開園した保育園から園宛に突然電話がありました。うちの代表がおっとり刀で電話に出ると、用件は「園を休園するので、園児を一人でもいいから預かってくれないか」という打診でした。休園となった理由は職員が辞めてしまったとのこと。  保育園のある最寄り駅は決して人口流入があるところとは言えないのですが、二駅離れた駅は、今もその周辺に新築マンションが建ち、人

      • NPO法人会計基準

         お手伝いをしているNPO法人の決算の仕事が3期目を迎えました。この2年は引き継ぐ前の決算の仕方を読みほぐしながら、見様見真似で決算を終えたいましたが、今期はNPO法人会計基準の本を購入して、あらためてどうあるべきかを確認しつつ、決算をやってみました。  NPO法人は行政から独立し市民からの支援や批判という評価の中で活動を行っていく団体で情報公開、特に寄付などを中心とした資金の使い道を公開して信頼を得ることが重要です。今回、改めてNPO法人会計基準の本を確認しながら、過去の

        • 公募委員の任期を終えて

           2021年6月から委託を受けた県のかながわボランタリー活動推進基金審査会の公募委員の仕事が3月の開催の審査会で実質終了いたしました。会長をはじめ審査委員の方々、県の事務局のスタッフの方々には大変お世話になりました。この場でお礼申し上げたいと存じます。私自身もあるNPO法人の仕事のお手伝いをしているので、審査の業務を通じて2年間で様々なボランタリー活動をやられている団体の活動内容を知りえたことは大変貴重な体験だったと思いますし、ぜひ今お手伝いをしているNPO法人の活動に活かせ

          • 開業して3年を振り返って

             この4月で開業して丸3年を迎えることとなりました。一度、ご縁をいただいたお客様から継続して仕事がいただけること、過去に関わりのあった方々からのお声掛けいただけること、この2つが大変有難いと感じていることは、3年目も全く変わりませんでした。    3年目は、確定申告の期間までは、会計記帳のご支援をしているお客様の対応が主な仕事になりました。それがひと段落した後、事業復活支援金の事前申請の仕事がかなり立て込んだ感がありました。残念ながら継続していただける仕事へ結びついたお客様に

            確定申告をして思ったこと(マイナポータル連携を使ってみた。)

             昨年も同様のことを書いているので、二番煎じになりますが、確定申告についてです。今年は2月16日から確定申告が始まります。私は還付で事前に申告できるため、1月25日に終了しました。還付も2月9日に入金になりました。早いと思われるかもしれませんが、青色申告書は元旦にはできていたので、実際には確定申告まで1か月近くかかってしまったのです。その理由は、昨年同様、偏にエビデンスの到着をひたすら待ったことです。申告をしてからの税務署の処理はかなりスピーディーに感じました。  去年と同

            保育園の憂鬱

            最近、保育園での園児の置き去り、保育士による園児への考えられないような虐待といった事件がマスコミでいくつか取り上げられています。保育園運営のお手伝いをしている小職からすると、なぜこんなことが起こるのかと思ってしまう事件です。ただ、保育園自体の保育士比率の枠組み、人手不足、経営者の方針、内側を向いた組織体制といったものが複雑に絡み合った制度運用の自体の問題が背景にあるようにも思います。たまたま、園の会報に最近書いた文章(原文を一部修正)をいかに紹介いたします。 ‐‐‐-‐‐‐

            NPO法人

             神奈川県ボランティア活動の支援の仕事やお手伝いをしているNPO法人、大学時代の友人が関わるNPO法人が行ったクラウドファンディングへの寄付等を通じて、NPO法人やボランティア活動に関して、最近色々感じたことがある。  1995年の阪神淡路大震災で、ボランティア活動の役割が大きくクローズアップされた。さらにその認知度を高めて、社会の変化に対して、硬直した行政システムの補完的な役割を担う狙いもあり、1998年に特定非営利活動促進法が制定された。以降、様々なNPO法人が設立され

            ある問題の解決で思ったこと

             ここのところ、2年ほど付き合いをいただいている複数のお客様のところで、解決が結構難しい組織上の問題が持ち上がっていて、ご相談を受けていた。どちらかというと、弁護士さんや社労士さんの仕事で、行政書士としては業際問題として慎重な対応が求められ、立場をわきまえながら、相応に問題解決のお役に立てたのかなと思っている。そして実際に顕在化した問題解決のプロセスを振り返ってみると、お客様とお付き合いが始まった時から、なんとなく感じていたものが、たまたま顕在化したのだなと感じてしまう。直感

            パン屋になった先輩との再会

             パン屋になった先輩が2冊目の本を出版されたので、久方ぶりにお会いしました。いまは、新潟の長岡で、自然に囲まれ、読書三昧で、庭で有機野菜を育てながら、水道がない家で暮らすご友人のお家の手伝いなどもされているとのことでした。  次の本に関しては、次のネタとして再販制度がある出版界に関して、本を出した立場から書くことができればいいなとおしゃっていて、まだまだ意気軒高なのにはびっくりしました。  話は変わりますが、最近は職業柄、先輩のような状況の方に出会うとつい終活の話をしてし

            六十の手習い、九十の間に合う

             行政書士としての知識や経験のブラッシュアップを図るため、行政書士会の支部で開かれているいくつかの勉強会に参加しています。中でも、相続・遺言・法定後見の勉強会では、この5月からとりまとめをお引き受けし、試行錯誤しています。「六十の手習い」という言葉があり、六十は七十や八十でも置き換えられ、最後は「九十の間に合う」でと言われています。これは年をとってから学問や習い事を始めることのたとえで、自分の年を考えるとまだまだ間に合うということだと思って、お引き受けしましたが、前のとりまと

            最近残念に思ったこと

             先日、お客様のご依頼(課税証明書の取得)で、ある市役所の窓口に出向きました。もちろん委任状を持参し、行政書士証票も持って出向いたのですが、窓口に来た人の本人確認資料として行政書士証票が使えませんでした。  一般的に本人確認資料として使えるものは、免許証、マイナンバーカード、パスポート、障害者手帳などがあり、写真付きでない健康保険証などはその他の補助資料(現住所が確認できる行政からの郵便物等)を一緒に求められます。    免許証は都道府県公安員会、マイナンバーカードは市区町

            事業復活支援金の終了

             事業復活支援金の取り扱いがすべて終了しました。不正受給で社会的批判を浴び、足元で逮捕者などが出ている持続化給付金に始まり、事前確認機関を介した運用になった一時支援金、月次支援金、そして事業復活支援金を最後に、コロナの影響を受けた中小企業や個人事業者の一時的な救済処置も、一旦終了となった。これらの政策はコロナ対策で人流を止めたことで影響が出た飲食を中心とする事業者への支援が目的でしたので、患者数の動向、重症化のリスク低下、様々な人流や経済活動の再開などの動きの中で、直接的な影

            学ぶということ

             最近、学ぶことに関していくつか感じたことがあります。羅列的になりますが、書いてみたいと思います。   行政書士という仕事は、あらゆる場面で勉強だなと感じています。相手のお客様が同じであれば、繰り返しの仕事というのが考えられますが、お客様が違えば、同じ申請のお仕事をお受けしても、お客様から頂く資料の内容や形式又はいただく方法なども違っていて、その違いに何かしらの対応が必要となります。お客様が同じであっても、お客様自体も日々変化されていて、新しい仕事をいただくことがあります。

            相談を受けるということ

             行政書士の仕事を始めて2年、いろいろな相談を受けるようになってきました。もちろん、既存のお客様からのご相談もあリマスターが、昔の同僚から久しぶりにお会いししたときに何気ない会話から始まるご相談、たまたまお仕事をいただいた方からその場で別件なのですがと言って持ち込まれるご相談、家族からの愚痴をこぼす類の相談、さらにはこの4月からは新しく行政書士会の相談員としての仕事も加わり、本当にご相談を受ける機会が増えてきた気がします。  一言にご相談といってもいろいろあると感じます。相

            事業復活支援金のご支援で感じたこと

             以前、事業復活支援金の事前確認の料金に関して、書きましたが、お客様の本申請のご支援もさせていただく機会がありましたので、少し感想を書きたいと思います。本申請のお手伝いをさせていただいたお客様は、パソコン、スマホを持たれていないとのお話で、最初はどうしたものかと思いました。  神奈川県は、申請サポート会場は4か所しかなく、横浜市中区に2か所、あとは横須賀市と相模原市です。お客様がお住まいの川崎市には申請サポート会場はないので、横浜市の申請サポート会場に一緒に出向いていただく

            開業して2年を振り返って

             この4月になると開業して丸2年が経過したことになります。1年目には、継続して仕事がいただけること、過去に関わりのあった方々からのお声掛けいただけることの有難み、いくつかのテクニカルな失敗はあったもののコロナ下でのネットでの受注が奏功したことなどを書いています。  2年目は、まずご縁をいただいたお客様から継続して仕事をいただけることや過去に関わりのあった方々の有難みは、変わることはありません。特に、行政書士としていろいろな局面でお会いした方からのお話が増えてきているのが良か