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2020年の4月から行政書士という仕事をしています。行政書士とはどんなことができるのか…

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2020年の4月から行政書士という仕事をしています。行政書士とはどんなことができるのかと言われると説明しづらいと、先輩の行政書士の方は言います。それはなぜかということは追々書いていきたいと思います。

最近の記事

市の公募委員の仕事を終えて

 この6月で3年間の任期の川崎市の地域包括支援センター運営協議会の公募委員の仕事が終わりました。前期高齢者に属する自分自身にとっても、存命中の親や兄弟の行く末についても、どうしていくべきかも含めて、色々なことに気づきのあるよい経験でした。    市町村には老人福祉法と介護保険法に基づいて、老人福祉計画及び介護福祉事業計画を一体的に作成することが求められています。川崎市ではこの計画の名称を「かわさきいきいき長寿プラン」として、3か年毎に計画を見直しながら、高齢者福祉行政を進めて

    • 行政書士として臨む総会の様々

       関わっている団体の年次総会が全て終わりました。団体の中には、行政書士の仕事として関わり、議事録の作成やその後の所管署庁への報告などの手続きが、これから発生するところもありますし、単に自分が所属するだけの団体や、運営に関わっている団体等、関わり合い方も様々です。会議開催についても、リアルな会議を開かれず、書面決議のみのところもありますし、テレビ会議、リアルな会議、会議後懇親会が開催されるものまで、本当に様々です。コロナ下においては一時的にテレビ会議や書面議決だけで総会を行う団

      • カードの不正使用の被害にあう

         1月から2月の2ヶ月にわたって(決済は2月、3月)カードの不正使用の被害にあった。被害と言ってもカード会社から不正使用の懸念の連絡があって、心当たりがなかったのでその旨を連絡したら、一旦引き落としがされた後、数日たって返金された。カードも新しいカードが再発行されて、従来引き落としがあったものに関してはそのまま移行されたので、カードが変わった以外は元のとおりである。  当該カードは普段は持ち歩きもせず、ある特定の料金のみの引き落としに使っていたこと、60歳代の男性が、突然エ

        • 開業4年目を振り返って

           行政書士を開業してはや4年。先日、行政書士会の支部の新入会員のオリエンテーション・懇親会の案内が来ていて、コロナ下でしばらく開催できていなかったこともあり、変則的な運用になっているとは聞いていたが、同会に参加するのはこれで3回目なのに、思わず申し込んでしまった。新入会員というには、いささか薹(とう)が立っているが、参加資格があるのであれば、参加するに越したことはない。支部の勉強会に座長などもやっているので、新入会員に参加を促す意味でも価値があるし、新入会員の自己紹介の経歴な

        市の公募委員の仕事を終えて

          サービスの質

           最近サービスの質について考えさせられる出来事がいくつかあった。  一つ目は、今請け負っている仕事で、ある区役所の窓口を訪ねた時の話だ。行政書士としての仕事なので、当然代理人としての請求で窓口に行き、戸籍等の交付請求書や、身分証明書を提示し、受け付けてもらい、今日の待ち時間はどれくらいかなと思いながら、ロビーの椅子に座り、待っていた。少し請求内容が多岐にわたるため、あとからの受付番号の方が先に呼ばれるのは当然などと思いながら、ひたすら呼ばれるのを待っていたが、30分たっても呼

          サービスの質

          確定申告を終えて(いろいろ又試してみました。)

           毎年の繰り返しになりますが、今回は確定申告についてです。今年は2月15日から確定申告が始まります。私は還付で事前に申告できるため、2月2日に終了しました。還付は去年並みであれば2月の下旬には入金になるのではと思います。青色申告書は1月5日頃にはできていたので、実際には確定申告まで1か月近くかかってしまったのです。その理由は、昨年同様、偏にエビデンスの到着待ちです。確定申告コーナーでの入力も青色申告も含めて慣れてしまえば簡単ですし、申告をしてからの税務署の処理はかなりスピーデ

          確定申告を終えて(いろいろ又試してみました。)

          新しい年を迎えて

          あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします  昨年は10月以降にできればやろうと目論んでいた仕事が、うまく受注できす、どうしたものかと思っていたら、9月から10月にかけて立て続けにいろいろな方からお仕事の話のお声がけをいただいたと書きましたが、11月以降もさらにいろいろお声がけをいただいた。目論んでいた仕事ができなかったのは、他の仕事で忙しくなるからねといった天の声かと独り言ちに入っていたりしていた。実際11月以降も、事業復活支援金でご支援した法人から、

          新しい年を迎えて

          NPO法人からみた行政書士

           今月、お手伝いをしているNPO法人の会報に、行政書士の仕事について書く機会をいただいた。内容は当然NPO法人と行政書士の仕事の関わり合いを中心に書くこととなり、行政書士の仕事をNPO法人の立ち位置から、どうのように見えるかを少し書きたい。  行政書士の仕事は行政書士法第1条の2に「他人の依頼を受け報酬を得て、官公署に提出する書類、その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする」とあります。官公署に提出する書類作成業務は、特別の法律で他の士業の独占業務とされ

          NPO法人からみた行政書士

          組織が50年存続すること

           今月に入って大学のクラブのOB・OG会があった。山の同好会なのだが、創立後50年記念会ということで、総勢400名を超えるOB・OGの約4分の1が集まった。5代目の部長だったこともあり、会で挨拶をしなければならず、色々考えたが、やはり50年にちなんで組織の存続ということを少し調べてお話をした。  世界最古の会社と言われるのが、大阪にある金剛組という会社。少し前にある上場会社の100%子会社になったが、寺社仏閣の建築を業としてきた。創業は578年で今年創業後1445年になると

          組織が50年存続すること

          大いなる刺激

          入社同期の集まりにて  先日、最初の会社の同期入社の集まりがコロナ禍で4年ほど間が空いて、久しぶりにありました。その間亡くなった同期もいますが、入社して44年たった今では、当然入社した会社にいるものは、特殊な立場の同期が一人いるだけで、あとの同期は概ね二つ三つの会社勤めを終えて、完全にリタイアし趣味に励むもの、非常勤で勤めを続けているもの、がっちり常勤の仕事を続けているものまだまだいます。容貌が様変わりしし、最初直ぐに名前の出てこないものもいますし、髪もふさふさで外見上はま

          大いなる刺激

          セカンドキャリアとして仕事をするということ

          目標としていた仕事の頓挫  今年の初めに、10月以降に新たに始められる仕事にアプローチしていたのですが、残念ながら上手くいかずに、今月から何をしようかななどと、暑かった今年の夏を過ごしていたのですが、この9月から10月にかけて、いくつかの仕事のネタが続けざまに降って湧いてきた。プレゼントをもらった気分です。 最近頂いたお話  一つは行政書士の区役所無料相談会に来られたご相談者様の公正証書遺言の作成のお話、さらに事業復活支援金の時にご支援をした個人事業者の方から法人設立を

          セカンドキャリアとして仕事をするということ

          NPO法人の新規事業のその後

           今月、お手伝いしているNPO法人の新規事業として企画したイベントがスタートした。最初のイベント当日は台風の影響が心配されたが、何とか天候が回復して最悪の状況は回避された。私自身はほかの用事と重なって、いけなかったが、ほぼ想定数字どおりの御家族に来ていただいたとのことだ。ただ、園として重視していた慢性疾患を持つお子さんの御家族やひとり親の御家族は想定数には残念ながら至らず、準備期間の短さによる準備不足があったことと、NPO法人として外向けに発信できていない状況が、顕在化したの

          NPO法人の新規事業のその後

          NPO法人の新事業の検討

           以前からお手伝いしているNPO法人が新しい事業の検討を始めました。去年の上期に園内での人間関係のトラブルが発生し、その対応に追われたところがあり、この一年は新事業を検討する余力がなかったのですが、ようやく人的な体制も整い、様々な団体や個人との関わり合いも増えてきたことから、代表も新しい事へのチャレンジを模索したいと思ったとのことです。代表の障害を持つお子さんも小学校高学年となり、お子さんの将来に向けた準備を事業の多様化の中で考えていきたいとの思いも持たれているようにも感じま

          NPO法人の新事業の検討

          相続土地国家帰属法

           掲題の法律に係るご相談を少し前に初めて受けました。同法は全国で増えている所有者不明土地問題に関わる、民法(特に相続法)、不動産登記法の改正などと共に制定された法律です。  民法上は、所有権のない土地は国庫に帰属する、処分されなかった相続財産は国家に帰属するという条項はあるが、そもそも土地に関して所有権放棄ができるのか問題も明らかではなく、当然所有権放棄をするためのルールはない状態でした。    所有者不明土地は、国土交通省の調査によれば、九州に匹敵する面積になっており、その

          相続土地国家帰属法

          新しい仕事(マンション管理組合の相談業務)

           お手伝いしているお客様の3月決算に係る仕事が一段落して、先月末からマンション管理組合の相談業務が始まった。物件は50年超築古の物件だが、立地はマンションの需要の旺盛な地域にあるので、区分所有者も世代交代を重ねながら、今社会問題となっている空き家(マンションだから空室のほうが正しいかもしれないが)はまだまだ少ない。築古ということもあり、将来の建替えも視野に入れて諸問題を解決していく必要のあるマンションだ。  まずは、管理規約などを見直しをして、将来の管理組合の意思決定がスムー

          新しい仕事(マンション管理組合の相談業務)

          最近の出来事から~職場を辞める理由それぞれ

           ゴールデンウイークが始まった最中に、NPO法人の保育園で仕事をしていた時の話です。私がお手伝いをするようになってから、近所に新たに開園した保育園から園宛に突然電話がありました。うちの代表がおっとり刀で電話に出ると、用件は「園を休園するので、園児を一人でもいいから預かってくれないか」という打診でした。休園となった理由は職員が辞めてしまったとのこと。  保育園のある最寄り駅は決して人口流入があるところとは言えないのですが、二駅離れた駅は、今もその周辺に新築マンションが建ち、人

          最近の出来事から~職場を辞める理由それぞれ