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セカンドキャリアとして仕事をするということ

目標としていた仕事の頓挫

 今年の初めに、10月以降に新たに始められる仕事にアプローチしていたのですが、残念ながら上手くいかずに、今月から何をしようかななどと、暑かった今年の夏を過ごしていたのですが、この9月から10月にかけて、いくつかの仕事のネタが続けざまに降って湧いてきた。プレゼントをもらった気分です。

最近頂いたお話

 一つは行政書士の区役所無料相談会に来られたご相談者様の公正証書遺言の作成のお話、さらに事業復活支援金の時にご支援をした個人事業者の方から法人設立をしたいというお話、同じく、事業復活支援金でご支援した法人から、業者登録と補助金申請のお話、設立をお手伝いして、その後継続的な仕事をいただいている医療法人からは、代表者変更と付随業務の新規開始のお話、営業支援の顧問をしている会社からはあるソフトウェアの営業協力のお話、以前登録していた人材紹介の会社からは、非常勤の監査役の話、どれもありがたい話でその時その時でやってきたことが、結果的に新しい仕事につながったなと実感しています。最終的には立ち切れになってしまう話もあるとは思いますが、誠実にかつ丁寧にこなしてきたことのご褒美かなと思っています。本当にありがたいことです。

ビデオ取材で聞かれたこと

 お手伝いしているNPO法人では、助成金をいただいている団体様から、その団体の広報活動の一環で、代表理事と自分を含めた理事二人にビデオ取材をしたいとのお申し出があり、1時間ほどのお時間を取って対応しました。取材内容については編集されて、年内にはその団体のHPにアップされるそうです。
 取材の中では、当該NPO法人と関わられた経緯、団体の中での役割、自分として団体をどう評価し、利用者との関わり合いをどう見ているかなどをの問いかけがありましたが、意外だったのが、会社員生活を終えた後のセカンドキャリアとしてNPO法人を介して地域活動に関わっていることに関する思いを聞かれたことでした。具体的にはこれからセカンドキャリアを迎え、地域活動などに参加されようと思われている皆さんへのアドバイスを求められました。

最初の一歩をどう踏み出すか

 自分自身には、過去の職歴からか、ひとつの仕事を始めると2年ぐらいで飽きてくる自分がいて、やったことのない事をやることが結構面白く感じて仕事をしてきました。そんな自分なので、アドバイスとしてはとにかく一歩を踏み出すことだと申し上げました。あまり考えずに面白そうだと思ってやってみるということです。
 それは、今の行政書士の仕事にも通じるものがあります。行政書士の仕事では、お客様から報酬をいただくこともあり、あまり考えずにとはいきません。ただ行政書士にはやれる仕事はたくさんあり、ほとんどがやったことのない仕事で、仮に同じ相続でもお客様によって状況は大きく異なり、決して同じとは言えません。冒頭に書いたように新しい仕事のお話をいただけるというのは、本当に新たなキャリアを積むことににつながることだと思うのです。
 セカンドキャリアは、経験を活かしてと思いがちで、類似した仕事に飛びつきがちですが、一見して、経験がないなと感じるという仕事でも、過去の経験が活きる局面が必ずあると思うのです。経験を活かせる仕事にとらわれず、一歩を踏み出すことが大事だと思います。とにかく面白そうだからからやってみるということで、セカンドキャリアは新たなキャリアを積むことだと思うのです。

 

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