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【本紹介】経営者になるためのノート

こんにちは!

こんかいは自分が読んできた本を簡単ではありますが紹介をしていこうと思います!

基本的にはビジネス本が多くなっていますのでよろしくお願いします!

では早速


▼経営者になるためのノート

最初の紹介は経営者になるためのノートです。

この本はユニクロの柳井正さんが書いた本で経営する際のマネジメントの部分について主に書いてあります。

経営者だけでなく店舗管理する店長職や、グループのリーダーなど全てのリーダーポジションについている人、これからなろうとする人に向いている本だと思います。

個人的にはかなりおすすめです。


この本はもともとファーストリテイリングの社内でリーダー格の人材を育てるために作った本らしいです。現在の店長級の人にも用いられているノートで、ノートの汚れ具合で成果がわかると言われているそうです。※研修資料のような感じかな?

この本には経営者に必要な四つの能力として項目が分けられており、

第一章 変革する力
第二章 儲ける力
第三章 チームを作る力
第四章 理想を追求する力

の四つの章に分かれています。

今回の記事ではいくつかではありますが抜粋していきたいと思います!

▼常識を疑う。常識にとらわれない

常識が会社の進化を妨げる

経営者は常日頃から常識を疑いとらわれない思考習慣を持っていなければいけない。

会社の成長、会社の進化を妨げる最大の敵は「常識」なのです。

一つの結果、一つの事業の中にいると今ある状態を常識だと思ってしまいますよね。

例えば

「フリースは登山やアウトドアメーカーがやるもの」
「ヒートテックのような商品はスポーツ店で売るようなもの」

などといった理由で今でいうユニクロの代表的商品を販売していなかったら、ここまで成長する企業にはなっていなかったと思います。

ある意味この常識というのは自分たちのポテンシャルを封じ込めているに違いありませんからね。お客様からしたらそんな常識はだからなんだで終わってしまうでしょう。

この本にも書いてあります、「業界は過去、顧客は未来、ライバルではなく顧客に集中する」ことで常に進化ができる会社になると思います。


▼お客様を喜ばせたいと腹の底から思う

全てを「お客様のために」徹する

商売の原点はなんですか?それはお客様のためです。

世間では「会社は誰のためか?」という質問があれば「株主のため」というのが一般的ですが、ファーストリテイリングの考えでは圧倒的に「お客様のために」が基本の考え方になります。

商売は日頃からお客様から投票をいただいている様なものですので、お客様を思って活動しない企業にお客様が投票してくれるはずはありません。

商売の基本の考え方、マインドの部分は常にお客様に向いているべきだと考えられますね。当たり前だと思うとでしょうけど、意外と組織の中に入ってしまうとこれができなくなってしますことが多いと思います。

上司の下顔色を伺うことや、自分のポジションのことばかり考え、本質的なことは何か忘れる人が出てきてしまうので、ここでの「お客様を喜ばせたいと腹の底から思う」というのは振り返りを持った時にまず考えたいことですね。


▼あるべき使命感

社会に貢献できる企業だけが生き残れる

本当に優秀な会社は単なる経済目的を超えたものだとあります。

会社は収益を上げて儲けなければいけません。しかし何がなんでも儲けて、儲けのためなら何をしていいというわけでもありません。

何が言いたいかというと、ここでは「会社というのは、社会に貢献できて初めて、社会から存在が許される」ということです。

会社は生まれた瞬間から社会の公器となります。

つまり、生活の質の向上やお客様を幸せにし、役立つことが求められているのです。

会社にとって儲けることは重要です。

しかしそればかりになりすぎて、最終目的である「人間を幸せにするために存在している」ことを忘れたら長く続く会社は作れないとあります。


▼終わりに

ほんのわずかでしかありませんが、本の初回をしてみました!

ファーストリテイリングが世界に出ていける理由が少し理解できる気がします。

起業や事業を起こすときに必ず持ち合わせていないといけないマネジメントの部分。この本一冊で十分と思えるくらい詳しく書いてます。

僕も店舗を見ている立場としてかなり勉強になる一冊でした。

「リーダーになりたい」「人の教育に苦戦している」「起業したい」と考えている人にはとにかくおすすめの本だと思います!


では!

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