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映画三昧マイ・ボディガード デンゼルワシントン

今回おすすめする映画は割と有名だと思うんだけど
デンゼル・ワシントン主演のマイ・ボディガード2004

まずはあらすじから行こう。

米軍の対テロ部隊で長年暗殺任務に従事し、
心と体に大きな傷を負ったジョン・クリーシーは、
生きる希望を失ない酒浸りの日々を送っていた。

久しぶりに訪ねて話をした部隊の先輩レイバーンは
そんなクリーシーを見かねて仕事を紹介する。

誘拐事件が多発するメキシコシティに住む
実業家ラモスの娘ピタの護衛の仕事だ。

始めは気乗りのしない無愛想なクリーシーだったが、
無邪気で優しく聡明なピタに心を開いてゆく。

そのピタが誘拐犯に拉致され
自分も深手を負ってしまう。

クリーシーが倒した4人の中には汚職警官2名がいて、
クリーシーは警官殺害容疑で逮捕されてしまうが、
傷が酷く入院中だったところを
レイバーンに助け出される。

密かに別の場所で治療をしていたクリーシーは、
ピタは既に殺されたと思い、
誘拐犯達を皆殺しにすることを決意する。

※ネタバレ解説※閲覧注意ねがいます!

クリーシーはPTSDで毎晩酒を飲み、
自殺衝動に駆られていた。
多くの人を殺してきた自分を許せずに
苦しんでいたのだ。

ピタという少女はとても明るくて人をよく見ている。
クリーシーの突き放す態度に冷静な態度で返す。
それでもクリーシーに色々話しかける。
ピタは水泳が好きだが
最高3位までしかとれないとクリーシーに話す。
クリーシーはピタに水泳の特訓を始める。
そして3週間後の大会で1位となって
ピタは喜びのあまりクリーシーに抱きついた。

2人の絆が深まってゆく。
クリーシーはピタに笑顔を見せるようになる。

ある日ピタを連れてレイバーンたちとランチする。
レイバーンはクリーシーの昔のことを
オーバーに話してピタを笑わせる。
ピタはクリーシーにお小遣いを貯めて買ったのと
プレゼントを渡し、開けてみてという。
クマのマスコットの中に入っていたのはネックレス。
「聖ユダ、希望をなくした人の守護聖人」とピタは言う。
クリーシーは声を詰まらせ「ありがとう」とやっと言った。

クリーシーはピタの存在に希望を見いだしていた。
忘れていた楽しさや笑いや温かさを感じていたのだ。
それはまるで新しい命を与えられたようだった。
聖ユダのネックレスを身につけ、酒も飲むのをやめた。

そんな大切な存在のピタを奪われ無くしてしまった
クリーシーの怒りと復讐の炎は激しく容赦なく
誘拐組織を暴きつぎつぎ殺してゆく。
「ボイス」と呼ばれる誘拐組織のトップを
見つけるまでクリーシーは止まらない。

個人的に名作の部類に入ると思う。

バイオレンスアクションであり
純粋なヒューマンドラマでもあると思う。

クリーシーがピタからもらったのは
ネックレスだけではなかったのだ。

クリーシーの過去について少し物足りなさを感じたが、
多く入れても本筋から離れてしまうから
作品としては丁度良いかも知れない。

最後のシーンは個人的にジーンときて涙腺が緩む。
何度も見てるから内容は知っているのにまたジーンとくる。

映画ってすごいな。
デンゼル・ワシントンは殺し屋の役が多いけど、
この作品以降じゃないかな。
冷徹な殺し屋イコライザーとかもそうだけど、
優しくて親切な面と冷静で容赦のない殺人マシーンの面と
両極端な2面性を合わせ持っていて、
自身は常に葛藤している。
そんな哀しい男がデンゼル・ワシントンのはまり役だと思う。
毎度好きに書かせてもらい感謝している。

#映画が好き


今日も読んでくださった方ありがとうございます。

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