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3日目/僕が僕であるために本屋を開くための道のり
なぜ本屋になりたいのか②
昨日からの続きです。
多分明日まで続きます。
「長すぎだよ、早く動けよ、お金とか場所とか仕入れとかやる事沢山あるだろ」と思う方もいるかもしれないですが、なぜ本屋を開きたいのかという本質的な問いをしっかり書き留めておかないと、自分の心がブレブレで、やることなすこと中途半端になって、心の健康にも良くないと思うので、しっかりと時間と文字数を取ろうと思います。
あと、本屋を開いたとき、このnoteを本にできるようなコンテンツにしていきたいです。
基本的に本って過去を振り返って書いたものだから、僕たちが本を開くとき、過去完了形のような時制になると思うのですが、日記のように今を切り取って書いていけば、時制は過去形になるから、少し変わって面白いかもしれません。アンネの日記みたいに。それに本屋を開く過程と思考の過程を正確に、間違いなく、当事者意識を持って、伝えることができるので面白いかなと。
過去を振り返って本を書くっていうのは例えでいうと。
一生懸命努力して、社長になった人が、成功の秘訣について、過去を振り返って書くという感じ。
本題のなぜ本屋を開きたいのかに入ります。
昨日は本屋を開きたい理由は「大手書店とは違った自由な空気が好きで広島でやってみたい」と書きましたが、最近これはきっかけに過ぎないなと思いました。
本を売ればいいって訳でもない。自由な空気を届けたいだけでもないんです。
「本を読む若者を増やしたい。
本を読むことで自分の心を救ったことがあるから。
本を読むメリットはたくさんあるから。
だから同世代や若い人に本を読むことの良さを提案していきたい」
もしくは
「Kindleのような電子書籍よりも紙の本の良さを伝えたい」
こんなことを思っていましたが、かすってはいるんだけど、ホームランではない。そんな気がします。
いや、円の中にはちゃんとあるのに、その円が大きすぎて。もっと円を小さくして余白をなくしていくような。さらに本質的に突き詰めたい。みたいな。
明日でうまくまとめて、言語化していこうと思います。おしまい!
おまけ アンネの日記紹介
「一言紹介」
アンネと同い年のときにこの本を読めばよかった。
たしかアンネが13歳の頃に書き始めて、15歳の途中でナチスに見つかり亡くなったので、中学3年間の間に読みたかったですね。僕は大学4年に読みました。
同じアンネの日記でも中学生の僕が読むのと、大学生の僕が読むのでは、感じ方がまるで違うと思います。どの本を読むかだけでなく、本を読むときの年齢も読む上で大切ということですね。
中学生の頃の僕よりもアンネはずっと大人でした。15歳で亡くなったとしても、あの隠れ家生活の中で、僕たちよりもこの世界を感じとり、皮肉の効いた文才で後世に残る作品を残していったと思います。ナチスのユダヤ人迫害という歴史的価値が注目されがちですが、人間を映し出す文学的な価値も大いにあります。
いつか子供が生まれたら、中学生の間に読んでみてもらいたいです。感想が気になるなぁ。アンネは勉強熱心だから、びっくりするだろうなー。
それと、学校の授業では習わない、ナチスの非道さが見えます。
学校ではナチスがユダヤ人を殺戮したことにしか触れません。しかし、ナチスのホロコーストは誰もが知っている悲劇ですが、実際に殺戮を目の当たりにしたことのない僕らには写真を見ない限り、主観的に感じにくいものです。
アンネの日記にはユダヤ人の殺戮は描写されませんが、代わりに人間の日常が壊されている様子がよく描写されます。
例えば、アンネが生活していた、ナチス占領下のオランダではユダヤ人は一目でユダヤ人だと分かるように星のついた帽子を被らないといけない条例や映画館などの娯楽施設の利用禁止、夜8時以降の外出禁止など、人間のささやかな営みが踏みにじられていました。人権侵害もいいとこです。
殺戮という普通、経験のすることのない地獄よりも、こんな普通の生活が壊されていく様を読むほうがナチスの非道さを感じやすくないですか?
そんなことをアンネの日記からは考えました。
今日は一人称を僕、文体を敬体で書いてみました。
色々な書き方を試していきたいです。
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