おっちぃ

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おっちぃ

パラリーガル20年 → 在宅ワーカー/不妊治療 → 乳がんを経験した怒涛の40代は、あと1年で終わります。さあ、どんな50代にしよう。/noteの更新は、基本的に平日のみ(3行日記除く)/シェアなどしていただけると本当にうれしいです★感謝★

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  • 3行日記

    たいした話ではありません。どうぞお楽に。

  • 虎に翼 感想

    基本、毎日更新。 元パラリーガルの視点から書いています。 皆さんと相容れない点、多々あると思いますが、ご容赦を。 時間がないときは3行日記で。

  • このエッセイはどこまで続く

    たまに投稿します。

  • 弁護士事務所での働き方

    パラリーガル(法律事務職員)時代に心がけていたことなどをご紹介します。 記事がたまってきたら、有料にします。 司法書士事務所、税理士事務所などで働く皆さんのご参考にもなれば幸いです。

  • 有料記事をまとめました。

    有料記事にナビゲートするためのマガジン。

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親の仇のハンバーグ #創作大賞2024

制限を受けた後の食事ほどおいしいものはない。病気になり、入院をして、初めて体験したことだ。病気も悪いことばかりではない。今回は、そんな話をご紹介したい。 2021年4月、私は乳がんと診断された。しかも、その中で5種類に分類されるサブタイプのうち、最も予後の悪い “トリプルネガティブ” との判定を受けてしまった。この時期の詳細は、またの機会にご紹介する。ともかく、治療に専念するため、勤めていた法律事務所を退職し、すぐに治療が始まったのだ。まず、がんの摘出手術を行い、その後、半

    • 3行日記 2024年7月21日

      神奈川県松田町の応募者はラッキーだった。 本放送の後番組で、予選会の様子が放送されるのはめったにないことだ。 応募者約800人から予選会へ200人。同じ曲の者を続けて歌わせるスパルタ選考方式採用。悪目立ち系や負のオーラを放つ者たち。ゲストの郷ひろみ氏の曲を選ぶ者続出で狭き門となっていた。 振り落としに堪え本選に選ばれし者、たったの20人。この者たちに対し、毎週、好き勝手書いちまったなと反省しきりな今日の『のど自慢』であった。 (ひとつまえの3行日記はこちら)

      • 【虎に翼 感想】 7/19 高瀬のキャラメルは気持ちを溶かす

        寅子、裁判官としての階段を上る 寅子は高瀬を守った。高瀬だけでなく、三条支部の皆のことも。 森口氏との一件。穏便に済ませては、森口氏だけでなく杉田兄弟にも借りを作ってしまうし、自分がいなくなった後も、高瀬は一生縛られてしまう。この先も、したいようにできるように、怒りたいときに怒ることができるようにするために。だから処分をしたのだと、高瀬に求められた寅子は、皆の前で、自分の言葉で説明をした。 皆が支部長室から出ていった後の力が抜けた寅子に親近感しかない。下から上に吠えま

        • 【虎に翼 感想】 7/18 白と黒とグレー

          うっかりした。航一はどこで髪の毛を切ってるんだろうか、前髪切らないのかな、などと考えていたら、せっかく大事なことを言ってくれていたのに、まったく頭に入ってこなかった。巻き戻してもう一度観るべし。 航一、おしゃれ 「死を知るのと、受け入れるのは違う。事実にフタをしなければ、生きていけない人もいる」 航一が高瀬の気持ちを代弁すれば、 「皆、戦争で誰かしら大事な人を亡くしている。いい大人だし、そこは乗り越えていかないと」 と、杉田(弟)のように考えて生きている人もきっといる。生

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          【虎に翼 感想】 7/17 どっちつかずの寅子

          「よそ者のくせに、こっち側のふりして」 「波風を立てず、立つ鳥跡を濁さずでお願いしたい」 東京生まれ、東京育ちの寅子にはカルチャーショックだったに違いない。 これまで、”男性” 対 ”女性" という構図ではじかれる経験は度々あったものの、”東京” 対 ”地方”の構図ではじかれる経験は、もちろん初めてのこと。 高瀬の発言はごもっともだ。 森口との問題を、寅子の仲裁により解決できたとしても、3年もすれば異動していなくなってしまうこの後ろ盾は危うい。後ろ盾がなくなった後の、相手の

          【虎に翼 感想】 7/17 どっちつかずの寅子

          【虎に翼 感想】 7/16 寅子は流されてしまうのか

          寅子の “スン” 度が高まっている。度合いで言えば、司法省に働き始めた頃と東京家庭裁判所でイケイケだった頃の真ん中あたりか。 杉田兄弟が勝手に夕食の手配をしても、善意かもしれないと断り切れないでいる。献立を考えなくてもよいし、優未も喜んでいる。楽なほうに流されてはいけない。 それだったら自分で注文して、ツケではなくてその場で支払わないと、どんどん癒着の構図が出来上がってしまう。 同様に航一も杉田兄弟に懐柔工作を仕掛けられるが、航一は、にべもなく断っている。前最高裁長官の息子

          【虎に翼 感想】 7/16 寅子は流されてしまうのか

          【虎に翼 感想】 7/15 寅子、新潟地家裁三条支部へ初出勤

          昭和27年春 寅子は、趣のある新潟地家裁三条支部に初出勤すると、裁判所の人たちだけでなく、弁護士の杉田兄弟、市の助役、消防署長などからも大歓迎を受ける。 既視感のある光景だ。油断してはならない。 杉田兄弟……兄、杉田太郎が高橋克実さん、弟、杉田次郎が田口浩正さん……個人的、本作過去イチのキャスティングの妙となっている。 三条支部だと弁護士も少なそうだな~と思ったら、まさかの二人体制(もちろん、よその弁護士が来ることもあるだろうけど)。 ある日の裁判。1件目は被告席にタ

          【虎に翼 感想】 7/15 寅子、新潟地家裁三条支部へ初出勤

          3行日記 2024年7月13日

          メリハリをつけるため、土日はパソコンを立ち上げないと決めている。在宅ワークに加え、最近はnoteも毎日更新しているから、金曜日にはどっと疲れてしまうのだ。だから土日は、スマホでこそこそ3行日記をつけるくらいでちょうどよい。 でも月曜日の朝に『虎に翼』を観ると、また電源に手が伸びるのよねぇ。 (ひとつまえの3行日記はこちら)

          3行日記 2024年7月13日

          【虎に翼 感想】 7/12 寅子を愛する者たちとの別れ

          今日の回は、ずっと涙が流れてしまった。この寅子を愛するすばらしい人々と離れて新潟に行く不安や、優未の心細さを想像したら、静かに涙が流れた回だった。 別れの挨拶 昨日の家族会議は、どうやら、それぞれが一方通行で終わった会だったようだ。 寅子の「一緒に来てくれ」に対する優未の即答と目の泳ぎは結局……来てくれと言われて優未はうれしいはずだ。即答されてうれしいけど戸惑う寅子、即答したものの、ママが喜んでくれているか不安な優未といった感じで、この先もしばらく探り合いか。 ・・・・

          【虎に翼 感想】 7/12 寅子を愛する者たちとの別れ

          【虎に翼 感想】 7/11 寅子の “はて” は、女性法曹者たちの未来を守った

          「今から、家族会議を開始いたします」 この時点で、ちょっと言い方がアレだな、とは思ったけれど……。 道男、いい時に居てくれた。道男も家族みたいなものだけど、寅子に扶養されているわけではないからこそ、強く言えることがある。 花江のスンから始まる家族会議。おい、全員スンじゃないか! と思って観ていたら発動される寅子のスン禁止令。 しかしこれに、強要している側が禁止してどうするんだ!のスン勢の抵抗。 そこからは、スン勢の反撃開始だ。一矢一矢が寅子に突き刺さる。 直治「その道

          【虎に翼 感想】 7/11 寅子の “はて” は、女性法曹者たちの未来を守った

          【虎に翼 感想】 7/10 針のむしろな寅子

          週の真ん中水曜日。そろそろブーメランが戻ってくる頃だ。 「何がダメだったのかしら?」 穂高先生を「どうにもなりませんよ」と突き離した寅子が、今日は、各方面から詰められる回となっている。 花江との言い争いの直後の夜。 今までずっと、直明をもどかしく感じていた。実の弟の彼にしかできないことがあるはずだと。もっと寅子に言ってやってほしいと思っていた。 養ってもらっている遠慮や、頑張っている姉を応援したい気持ちがあった。 それにきっと、寅子に自分で気が付いてほしいと思っていたはず

          【虎に翼 感想】 7/10 針のむしろな寅子

          【虎に翼 感想】 7/9 一方通行の寅子

          寅子に足りないものは、“伝え方” と “もう一方の角度からものを見る” ということだったのではないだろうか。 「不貞行為に及んだ理由を教えていただけますか」 と、“有責配偶者” としての回答を求めるだけではなく、そこに至った背景を、もう一歩先まで踏み込んで聞けたらよかったのかもしれない。 「相手の気持ちに寄り添え」 と言う前に、あなたの気持ちを教えてと、伝えられたらよかったのかもしれない。 有名人の佐田寅子が担当裁判官、これにテンションが上がる女性。という構図は、これが初

          【虎に翼 感想】 7/9 一方通行の寅子

          【虎に翼 感想】 7/8 寅子の強烈な光は、影を作る

          昭和26年 寅子の目がギラついている。化粧も濃くなって、自信が表れている。 アメリカの裁判所の視察団に参加していた。ニューヨーク、ワシントン、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ。1か月くらいは日本を離れていたのだろうか。 久藤は総務局長、桂場は人事局長になっていた。 家庭裁判所調査官……先週の梶山栄二くんの件で家事部と少年部の連携が取りざたされたときに、この役割のことが頭をよぎっていた。当時、調査官は少年部だけに配置されていたが、少しずつ改革を進めて今に至ってい

          【虎に翼 感想】 7/8 寅子の強烈な光は、影を作る

          3行日記 2024年7月7日

          北海道千歳市の鐘の審査員は優しかった。 そこそこ上手な人を全員合格させ、不合格の人にもなるべく長く歌わせ、鐘の後ろでノリノリで踊っていた。そのおかげもあってか、石川さゆり氏も長山洋子氏も観客も楽しげで盛り上がった。最後、いつもより多めの合格者8人の名前の読み上げで時間が押したのはご愛敬だ。 今日の「のど自慢」も、印象に残る回となった。 (ひとつまえの3行日記はこちら)

          3行日記 2024年7月7日

          3行日記 2024年7月6日

          1か月前に漬けた梅シロップが完成した。梅のエキスと砂糖の甘みが相まって美味である。炭酸割りで飲むのがお気に入りだ。 取り出した梅もおいしくいただく。だが中には、食べるところが残っていない、超しわしわの者たちもいる。 エキスを出し尽くした最高の出がらしたちに感謝して、ゴミ箱に投げ入れた。 (ひとつまえの3行日記はこちら)

          3行日記 2024年7月6日

          【note】私が絶対に ”スキ” を押さない記事

          noteにおける “スキ” は、記事を読んで面白いと思ったときだけでなく、自分の存在を知ってもらうためや、あわよくば、お返しのスキを押してもらうかフォローしてもらえることを期待して押す場合もありますね。 ですが、やみくもにたくさんの記事にスキを押してしまって大丈夫でしょうか?私には、1つだけ譲れない点があります。それは、 ”著作権に違反している可能性のある画像を載せている記事には、絶対にスキを押さない” です。 (参考記事)↓↓ 一例を挙げると、テレビ画面をスクショ

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