ここが凄いよ!欧州人(休み・バカンスの過ごし方)
Bonsoir à tous!
OBS編集長のJKGです。
今日はサン・二コラの日でしたが、良い子の皆さんの枕元にはお菓子は届きましたか?
え?サンニコラって何かって?マジっすか。知らないっすか?あの日本でいうと、’鬼滅の刃’知らないと、言っているレベルなので、こっそり勉強してください。
えぇ、私の元にはもちろん届きませんでしたとも。 日頃の行いの問題かもしれませんね。。。。。(先日も話した通り、届かなかったモノもあるし・・・)
さて、先日もブリュッセルの子どもの習い事の事情を通して「欧州では教育からも好きな事・特技を徹底的に伸ばす」という特徴があることを紹介しました。
今回はベルギーの人達の休暇の過ごし方について考えてみたいと思います。
働くために休む・・・のか?
皆さんは普段の週末をどのような時間を過ごされていますか?
私の周りの日本人だと
「休暇は仕事のために体調を整える日」とか
「普段できない仕事をする日」とか
真顔で言いそうな人の顔がいくつも浮かびます。
皆さんの周りにもこんな人居ませんか?(笑)
一方でベルギーの方は「休みの日はあまり仕事を意識しない」ようですよ。
出身や年齢の異なる複数のベルギー在住欧州人に、「普段の休みの日に何をしているか」たずねてみました。
その結果をまとめると、
1.家族で過ごす
2.自分の時間を過ごす(趣味やのんびりする)
3.家の仕事をする(特にDIY)
ということでした。
特にDIYが多いことには驚きます。
なるほど、BRICOに行列ができる訳です。
住んでいる場所を居心地よくして、「生活の質を向上」させることを重視しているみたいですね。
私の周りの家族持ちの日本人から
「家族と過ごすなら自分も一緒だ」と言う声が聞こえてきますが、
多分『家族サービス』ということじゃないんだと思うな・・・。
休むために働く?
また、よく言われることですが、欧州はまとまった休み(バケーション)を取る習慣があります。
日本で働いているとなかなか難しいですが、欧州では夏に2-3週間休みを取って旅行に行くのが一般的で、バケーションに向かって仕事を頑張っているという印象です。
そして、前も話をしたとおり、
有給所得率は100%ですよ。(ほらほら・・・・)
おいおい、そんなに長い間休んで何して時間を過ごしているんだよ?
ということで、またしてもベルギー在住の欧州人に聞いてみました。
やはり予想通り
・家族と過ごす
・趣味に時間を使う
という回答が多かったのですが、
・何もしないでのんびりする
という答えも多いことに驚きました。
彼らはバケーションになると、普段生活している場所を離れて旅行に出かけ、そこで家族とアクティビティをしてみたり、のんびり過ごしたりしているようです。
・・・たしかに、うちの近所の人も、夏は庭で日光浴しながら毎日ビールを片手に読書をしていましたね。
自分を高める時間も大切
どうやら、欧州の人は「仕事の時間とプライベートの時間」のバランスだけでなく、「家族との時間と個人の時間」のバランスも上手に取っているようです。
「家族を大切」にし、「生活の質を向上」させるために休暇を使っているだけではなくて、「自分自身を向上させる」ような時間も大切にしているのではないか、ということが見えてきました。
まとめ
欧州人は幸せな生活を送るために、うまい時間のバランスの取り方を自然と身に付け、生活や自身を向上させることで人生を充実させようとしているのかも知れませんね。
このような時間の使い方については、子供の頃からの夏休みの過ごし方に関連していそうですが、機会があればまた別の記事でも紹介したいと思います。
この記事を通じて、皆さんが休暇の過ごし方や意識の持ち方を少し変えることで、幸せな生活を手に入れるきっかけになれば幸いです。
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~~~今日の小ネタ~~~
カルフールやデレーズなどのスーパーの野菜コーナーでは量り売りの野菜が多く売られています。
これらはセルフで計量器に野菜をのせてバーコード付きのラベルを発行して、ラベルを貼り付けた紙袋をレジに持って行くシステムになっているところが多いと思います。
ところが、誤って違うラベルを発行して(例えば野菜の名前を間違えたり)、レジでラベルのミスを指摘される、なんてことよくありますよね。
そんな時は、レジを抜けた先(外側)にも計量器があるので、野菜を持って行ってそこで正しいラベルを再発行すればOKです。
店内まで戻る必用はありません。
レジの外の計量器の位置は、事前にチェックしておくのがおススメですよ!
それでは、またお会いしましょう。
Bon week end!
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