見出し画像

共働きと育児》夫婦の趣味が育児なら家庭円満

おおかみは主婦の敵だ。

育休と短縮勤務をしていたから、主婦に理解があるとか、女性の味方とか勘違いされることがある。けど、たぶん主婦の天敵だ。

なので
「主婦業は会社の仕事より大変なの!」
的な人は、このnoteは読まないほうが良いです。ここでやめときましょう。


おおかみが専業主夫のとき
「主夫って、会社の仕事より大変でしょ♪」
と聞かれようものなら、相手がどんなべっぴんママさんでもバッサリと切り捨ててた。

「会社員のほうが専業主夫の何倍も大変ですよ」と。

この発言、会社員にはウケがいいけど、主婦からは冷たい視線が注がれる。あたり前田のクラッカー。

でも、両方しっかり経験した上でのホンネです。


今の主夫生活ではこどもに手がかからないから、より鮮明にわかる。
家事は多めに見積もっても4~5時間あれば終わる。3度の食事と片付け、掃除洗濯買い物。うまくやれば3時間は可能。

一方の会社員。通勤も含めれば会社に拘束される時間は、短く見積もっても9時間。リモートでも7~8時間かな。
そうなると、主夫のほうが1日数時間は浮く計算になる。

その数時間を”趣味”の育児に割り当てられるんだから、主夫は楽しいに決まってる。
第1次専業主夫当時、8歳、4歳、1歳の3人を抱えてのワンオペ育児は充実してた。


そう、おおかみは自己紹介のたびに「趣味は育児です」と言い切ってた。
不謹慎と思われてるな~と感じることもあったけど、ホンネ。

”育業”とか、育児は仕事だとか言われる。けれども、それってしんどいんじゃあない?と思う。趣味と割り切ってしまえば、気分的にはラク。

自分が好きでやってるんだから、家仕事は工夫してサッサと片付けて、こども達と遊ぶのだ。

でも「子育ては趣味!」なんて楽しめたのも、メンタル的に余裕があったから。

時間的にいくら余裕があっても、メンタルが追い込まれていては”趣味”などと言ってお気楽に子育てはできない。

メンタルに余裕があったのは、ママぶたと”子育て”という趣味を共有できてたからだ。

ママぶたは家に帰ってくると、こぶた達とイチャイチャハグハグしてた。それ趣味だから。趣味を楽しむために、早く帰宅してるんだから。

もし、ママぶたが子育ては仕事と考えていて、家ではもう仕事したくない~、のんびりしたい~という態度だったら、しんどかったと思う。

昼間ちょっと立て込んでも、夕方になればママぶたが帰ってくる。

これがメンタルを支えてくれる。メンタルがしっかりしていればこどもと楽しい時間を過ごせる。

そしてもちろん、主夫おおかみよりも長時間はたらいている、会社員ママぶたへの感謝を忘れてはいけない。これ大事。
ママぶたは、とてもよくできた豚だったから、家仕事まで手伝ってくれてた…感謝カンゲキ雨嵐。ありがとう。


結婚当初、おおかみとママぶたは、みごとなまでに共通の趣味がなかった。強いて言うなら散歩と旅行。

ママぶたはもともと子供が好きだった。そしておおかみは「あかちゃん沼は少子化を救う」に書いたように、ひょんなことから2才児と頻繁にふれあうようになり、こども沼にハマった。

おおかみが、こどもと触れ合うチャンスを得たことで、結婚2年目にしてようやく共通の趣味ができた。


最近は夫婦2人そろって育児休暇がとれるんでしょ?
うらやましい。うらやましすぎる。おおかみの時代はどちらか片方だった。
それならば、ママさんの産休中からパパさんも休暇をとるのはおススメだ。

この世で一番に無力オーラ全開の湯気が出る新生児期から、無敵のアイコンタクトニコニコビームを発する乳児期までを一緒に過ごせば、子育てを趣味とするパパさん、ママさんの出来上がりである。
※個人の感想です。


子育てが夫婦共通の趣味になったら、2人で子育てできたら、時間だけじゃなくて、メンタル的にも本当に楽です。毎日がとても楽しくなります。

ただ、この”趣味”の欠点は…とっても時間とお金がかかるんだよね~。
せめてお金だけでも、お上からサポートがあると嬉しいなぁ。

いつかはみんな、こどもに社会を支えてもらうんだから。


おまけ:育児が趣味でもお金はちょーだいというワガママなジジィの主張


この記事が参加している募集

これからの家族のかたち

この経験に学べ

読んでくれただけでも感謝感激😊 もしサポートいただけたら、年金の足しにします(まだもらえないけど…)