おとうふ

おとうふです。 2024年4月から悪性腹膜中皮腫が見つかり闘病中。 age.33 お…

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おとうふです。 2024年4月から悪性腹膜中皮腫が見つかり闘病中。 age.33 おとうふくんというキャラクターも描いてます。

最近の記事

腹膜中皮腫闘病日記 -vol.12-

前回のお話はこちらをクリック。 2024年5月9日 胃カメラ、大腸カメラ、そしてCT撮り直し 3つの検査を乗り越えて、 これらの結果を受けての診察の日を迎えました。 恐らくこの日は確定診断が出るだろうということで、 ちょっと緊張しますね。 午前中からの予約だったので、 いつも通り渋滞をかき分け病院に向かいます。 予約はしてあるのですが、 大きな病院ということもあり1時間以上待つこともザラなので、 外来もなかなか大変です。 待ち時間もそこそこに、 受付番号が呼ばれ

    • がんと言われたときに思ったこと 〜どう受け止めたか〜

      今回は闘病日記ではなく、 クリニックで「胃がん又は原発不明がん(ステージ4)」と言われた時 余命2~3ヶ月かもしれない現実を感じた時 どう思ったのか、何を考えたのか、どう受け止めたかについて 書いていきたいと思います。 上記の宣告は 人生生きていく中で、 トップクラスにダメージを負う言葉たちではないでしょうか。 がんになって幸福度が上がった話でも少し触れましたが、 聞いた瞬間にショックで発狂したり、 泣き崩れたりしてもおかしくないほどの衝撃的な言葉です。 しかし、

      • 腹膜中皮腫闘病日記 -vol.11-

        前回のお話はこちらをクリック。 仙台から戻ってきた後も腹水による膨らみは 少しずつですが日に日に大きくなっていました。 腹水による圧迫により、 食事量も反比例して少なくなっていました。 どのくらい食べられる量が減っていたかというと... 私が愛用しているスーパー、ロピアはお寿司も美味しくて、 時々ロピア寿司を買ってお家で食べていたんですよ。 ロピア寿司を買って帰る時は 基本的に2人で3種類買うことが多くてですね。 サーモン 8貫 かんぱち 8貫 ネギトロ中巻き 6

        • 腹膜中皮腫闘病日記 -vol.10-

          ※前回のお話はこちらをクリック。 最後の検査の前に 胃カメラ、大腸カメラと2連続の内視鏡も無事に終え、 残す検査はCTの撮り直しでした。 しかし、CTの前に1つイベントが控えていました。 仙台まるごとデザインマーケットです。 ご存知の方も多いかと思いますが、 とりあたまの「ただのなまけもの」のイベント出展などでは 私もいつも一緒に動いておりまして。 大腸カメラ後の週末は仙台だったのです。 仙台までは軽バンちゃん(車)に商品やら什器やらを ぎっちり詰め込んで向かう

        腹膜中皮腫闘病日記 -vol.12-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.9-

          ※前回のお話はこちらをクリック。 2024年4月24日 胃カメラを終えて2日後、 今度は第2の検査、大腸カメラです。 大腸カメラも当然食事制限があり、 制限の度合いは胃カメラよりも増します。 まず、検査3日前から消化に良い食事を 食べるようにと指示されます。 私の場合は2日前に胃カメラをやっていて、 胃カメラも前日から消化の良い食事など 制限がありました。 なので、今回はまとめて食事制限ができたので 良かったですね。 何回も食事制限するのって辛いですからね..

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.9-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.8-

          ※前回のお話はこちらをクリック。 はじめての胃カメラ 2024年4月22日 まずは第1の検査、胃カメラです。 当然ですが胃カメラも 食事制限など注意点がいくつかあります。 ◆その① 食事制限 胃カメラの食事制限は前日から戦いが始まります。 昼までは特に制限がなかったのですが、 夕食は夜21時までに済ませなくてはなりません。 それだけでなく、夕食も消化の良いものを食べるようにと指示があります。 今まで消化に良いものなんて意識したことがなかったので、 何が望まし

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.8-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.7-

          前回のお話はこちらをクリック。 初めての大きな病院 2024年4月18日 朝から大きな病院に行きます。 幸い家から車で1時間もかからずに 行ける距離にあったので良かったです。 こういう時、大きな病院や専門的な病院が 近所にないことも多々あるでしょうから、 通院の負担が少ないのは本当にありがたいですね。 診療は朝8時台からやっているので、 なるべく診療開始時間に合わせて出発します。 距離自体は大したことないのですが、 朝の渋滞をなんとか乗り越え無事到着です。 渋

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.7-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.6-

          前回のお話はこちらをクリック。 クリニックから帰って 帰宅すると、 涙でべしょべしょのとりあたまがいました。 あっけらかんとしていた私ですが、 大泣きしているとりあたまを見たら 私もつられて涙が出てきました。 とりあたまのリアクションを見ていると、 「あれ、もしかしてだいぶやばいのかな?」 「命の危険も結構あるのか?」 という気持ちも出てきました。 とりあたまが落ち着いた後、 改めてクリニックで言われたことを詳しく伝えます。 私は全く気付いていなかったのです

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.6-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.5-

          前回のお話はこちらをクリック。 まさかの宣告 CT撮影翌日、 午前中に電話が鳴り響きました。 何やらクリニックからの着信です。 「おろろ、なんだろ?」 と思いつつ、電話に出ます。 クリニックの受付担当者 「昨日CT撮影だったと思うんですけど、 すぐに受診してほしくて明日って来れますか?」 と。 翌日もamazon配達が入っていたのですが、 幸い午前だけだったので 「夕方なら行けます」と伝えました。 とりあたまには 「配達なんて行ってないですぐに病院行けば?」

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.5-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.4-

          前回のお話はこちらをクリック。 はじめてのCT撮影② 最初は造影剤を使わずにCT撮影を行い、 その後に造影剤を使っての撮影とアナウンスされました。 というわけで、まずは普通に撮影開始。 大きく息を吸ったり止めたりなんだりして、 なんてことなしに撮影が終わりました。 当初想定していたのはこれだったんですよ。 これで終わって、クレープ屋さんに直行する予定でした。 しかし、本番はこれからです。 いよいよ造影剤を使っての撮影です。 「造影剤を使うと熱く感じます」

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.4-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.3-

          前回のお話はこちらをクリック。 はじめてのCT撮影① 2024年4月15日、 イチゴマルシェの翌日でしたが 元気にCT撮影に行きました。 CT撮影なんて当然初めてです。 当日は予約時間の6時間前から食事NG、 飲み物も水かお茶のみという ちょっと辛い制限がついていました。 予約時間は夕方だったので、 朝ご飯はいつも通り食べたものの、 お昼ご飯は抜き。 自主的にご飯を抜いたならともかく、 「ご飯はダメ!」 と言われるとなかなか辛いものがありますよね。 ダメと言

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.3-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.2-

          前回のお話はこちらをクリック。 念のため、近所のクリニックへ 私は元々病院が大嫌いです。 これまで病院に行く機会はありましたが、 「病院に行って良かった!!」 と思ったことが本当に1度もなかったんですよね。 なので病院に行くということにすごく後ろ向きだったのですが、 それを加味しても 「ちょっと病院に行ったほうが良いかもしれないな」 と直感的にも思いました。 行って何もなければそれで良いですしね。 幸いとりあたまが近所の評判の良い内科を知っていたので、 すぐに予

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.2-

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.1-

          こんにちは、おとうふです。 今回から日々の闘病を記録していきます! 題して、「腹膜中皮腫闘病日記」! はい、なんの捻りもありませんね笑 なんか良いタイトルが思いついたら途中で変更するかもしれません笑 本当はエッセイ漫画も描いていきたいのですが、 どうしてもエッセイ漫画だと描くのに時間がかかってしまいまして… そうこうしているうちに 治療やらなんやら色々と進んでしまうんですよね... なので、今後は闘病日記として noteもじゃかじゃか書いていきたいと思います!

          腹膜中皮腫闘病日記 -vol.1-

          がんになって幸福度が上がった話

          がんになって、文字通り全てが一変しました。 明日行く予定だった仕事もキャンセル、 通院や入院が自分の意向関係なくカレンダーを埋めていく。 そして、問答無用に襲いかかるクレジットカードの引き落とし日… (治療費も全部クレカ払い) がんと言われた当初はほとんど自覚症状もなかったのですが、 がんと分かってから思い出したかのように腹水も溜まり始めました。 こんな状況になって当の本人はと言うと… なんだか癌になる前よりも幸せだな、 なんて思っています。 だって、今までの人

          がんになって幸福度が上がった話