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腹膜中皮腫闘病日記 -vol.4-


前回のお話はこちらをクリック。


はじめてのCT撮影②



最初は造影剤を使わずにCT撮影を行い、
その後に造影剤を使っての撮影
とアナウンスされました。

というわけで、まずは普通に撮影開始。

大きく息を吸ったり止めたりなんだりして、
なんてことなしに撮影が終わりました。

当初想定していたのはこれだったんですよ。

これで終わって、クレープ屋さんに直行する予定でした。

しかし、本番はこれからです。

いよいよ造影剤を使っての撮影です。


「造影剤を使うと熱く感じます」

と説明を受けていたので、
一体どんな感じなのか、ドキドキでした。

熱いコーヒーをすすった時みたいな感覚になるのか、
それとも辛口カレーを食べた時みたいな感じなのか…

なかなか想像するのは難しいですね。


そんな妄想を膨らませているうちに、
いざ造影剤が体内に入ってきました。

あつい!!!!!


点滴が刺さっている腕から首元へと、
みるみると熱いものが迫ってくるのが感じられます。

これがまたすごい違和感で、
なんとも嫌な感じなんですよね。

首元に到達すると耳元というか頭というか、
すごく熱く感じて

『Warning!!Warning!!』


と体内で赤灯がくるくると回り、
サイレンが鳴り響いていました。


頭部に達した造影剤は
そのまま身体を降下していきます。

背中を伝って腰のほうまで下がってくると、
なんかもうね...


「う○ちが出そう...!!!」

という感覚なんですよ。

肛門付近に熱いものを感じると、
身体は大便と錯覚するようにできているようです。

また新しい発見ですね。

ただ、その熱いものは長く感じられるわけではなく、
そのあとはどこかへするするっと消えていきました。


こうして、無事にCT撮影が全て終了しました。


初めての造影剤、
なんとも気持ちの悪いというか、
なんというか...

あまり積極的に体験したくないものでしたね苦笑

CT撮影の結果はその場でわかるわけではなく、
「3日後にクリニックさんに結果を郵送するので、
それ以降に受診してください」

と言われました。

CT撮影当日は月曜日だったので、
「まぁ来週またクリニックさんに行けば良いか」と
思っていました。


その時はまだまだお気楽で、
CT終わってすぐにメロンパンを頬張った私でした。

やっぱりお腹ぺこぺこの時に
食べるご飯は最高です。


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