死ぬしかない物語




にょろちゃん。

トイレのウォッシュレットが壊れた。
直すお金がない。


障害年金は貰えないのか。


お姉の胃腸の病気でお金がかかる。

生活保護になったら酷い精神病院に行くしかないらしい。


お姉は胃腸の病気で、塩とos1がないとすぐに死ぬ。

にょろちゃんも取られるだろう。


本当にもう、生きることに疲れた。


39年前、パパが他界した瞬間からひたすら頑張り、努力して我慢して、このザマだ。


一生、コネも不正なお金も使わず、ただただ真面目に地道に生きて来てこの有り様だ。


にょろちゃん。


真面目は損する。

純粋は損する。


お金とコネを使ったほうが、日本は幸せになる。


頭が悪いほうが、色々わからないから楽に生きられる。


お姉は最近ずっと、いつ死ねば良かったかとばかり考える。


幼稚園の時、酷い肺炎をやった時だ。



生まれなければ、偉大な優しい大好きなパパに会えなかった。


にょろちゃんにも会えなかった。



だから生まれて良かったが、パパ亡き後が酷すぎた。



そして、ヘルパー、アメブロやらにさんざんいじめられて、金なくて死ぬ。

くだらない人生だ。



パパに申し訳ない。


にょろちゃん、ごめんなさいね。


お姉は本当に、疲れ果ててしまった。



起きる気力も体力もない。



死ぬ時は、にょろちゃんを抱っこしてぷーぷーして死にたい。


おばあちゃんのお布団で。



疲れた。





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