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パーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断に行ってきた(2)骨格診断・顔タイプ編

だいぶ遅くなりましたが、今回は以前書いたこちらの続きをば。

今回は骨格診断と、顔タイプ診断の結果と考察について、まとめていきたいと思います。


骨格診断:ストレート

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骨格診断は基本的に、自分の骨格の傾向を把握して、スタイルをよりよく見せるための着こなしのコツを見つけるためのような診断です。

なので「スカートを履け!」とか「デニムが一番!」みたいな服のテイストやジャンルを決めていくものではないそう。
おすすめの服の形や素材感、着方、AラインやIラインなど、全身のシルエットをどれに寄せると似合うか、スタイルがよく見えるかみたいなことを教えてくれるものだそう。


私の骨格は診断では「ストレート」でした。
この骨格の特徴は、体重に関わらず身体に立体感があり、メリハリがあるとのこと。鍛えると筋肉が張り出す感じがあるのも、このタイプの方が多いそうです。

……とっても心当たりがある、と思いながら聞いていました。(笑)

痩せてもあんまり皮膚の厚みというか、ハリみたいなものはあまり変わらなくて、皮下脂肪の問題か……と思っていたのですが、どうやらこれもこの骨格の特徴のようで。(もちろん痩せ具合にもよるのかもしれませんが)

・凝った袖(パフスリーブ、肩に飾りがあるようなもの等)
・凝った襟周り(レース、ボウタイ、ギャザー系全部)
・シースルーみたいな柔らかい&薄い素材のトップス
・ハイウエスト
・腰回りの膨らむ服
・オーバーサイズ

このあたりは昔から苦手で、
着るとなんか膨張したりアンバランスになったりしてたので避けていました。

ずっと太っているからだと思っていたのですが、骨格の問題もあったのかも……ということに気付きました。
(実際、体重に関わらず似合う方はいますし)

骨格ストレートの人は、

・襟、肩、袖はスッキリしたシンプルなもの
・ウエストはジャストの位置
・ジャストサイズ
・肉感を拾わない地厚の生地
・Iラインを意識して(服が肩幅より広がらないように)
・ウエストが絞れているorウエストマーク

が着痩せする、スタイルアップのコツだそう。


ただこれ、結構難しいところが……。
最近、トレンドの影響でルーズフィット、ビックシルエットなものが多いんですよね。ユニクロとかも、メンズサイズを着るのをおすすめしてきたりしますし。
実際に試着してみると着ぶくれしてしまって、モデルさんのような可愛らしさは出ないという…。(涙)

無印良品のような、トレンドより品質や着心地を大事にしているようなブランドも、マイナーチェンジしていて、トレンドに合わせてシルエットに調整が入っています。


もちろんワンサイズ小さくして着て対処できるものもありますし、ジャストサイズで着られる素敵なものも探せばあるにはあるのですが、正直、選択の幅が結構減ります。
ここも、私がファッション迷子になっていることに関係している気がしました。


トレンドと自分のスタイルアップが合わないって、ちょっと悔しいな……と思いつつ、続いて顔タイプ診断に移るのでした。
そしてさらなる悩みにぶつかるのでした。(笑)


顔タイプ診断:エレガント

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顔タイプ診断は、顔のパーツの形や配置、輪郭なども含めて判断する診断で、似合う服のテイストや素材の傾向がわかるという診断です。

「顔タイプ診断」をほとんど知らなかったんですけど、似合うテイストの傾向まで診断できるなんて、ファッション迷子の私にピッタリ!と思い、ワクワクしながら受けました♪


ちなみにこの顔タイプ診断では、8個のタイプに分けられます。
輪郭やパーツのバランス的に大人っぽいか子供っぽいか、そしてパーツや輪郭に曲線と直線どっちが多いか等を中心に、色々な観点から診断している感じでした。

顔タイプの種類はこんな感じ↓

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私の顔タイプ診断の結果は「エレガント」でした。
この図で言うと一番下で、大人タイプの顔のパーツバランスで、パーツなどには曲線と直線が混ざっているのだそう。


印象としては、

エレガント、上品、洗練、華やか、落ち着き

とのことで。(笑)
ほとんど言われたことがないぜ……orz
(稀に落ち着いてると言われるくらい)

似合うテイストは、

エレガント、コンサバティブ、トラッド

だそうです。
正直、どれもほとんど通ってきたことのないテイストでした。
(CanCamのようなフェミニンなコンサバファッションを、一瞬通過したくらい)
トラッドなものは憧れるんですが、いいなあと思うものは大抵お高くて、まったく手が出ず……ファッション雑誌を眺めるばかりでした。


そして、さらに詳しく話を聞いていくと……

・上品でキレイめなスタイルが似合う
・大きな柄や鮮やかな色など、華やかさが大切
・スカート丈は膝より長いものがベター
・パンツはセンタープレスの入ったキレイめなもの
・ファッションはふわっとしたものより縦のラインを意識
・靴はスニーカーよりはパンプス。大人っぽいデザインがベター
・バッグは上品で自立するような、しっかりした素材のもの
・アクセサリーはシンプルで大ぶりのものが良く、金属っぽいものがベター

などと言われました……

やばい、
ほぼ持ってない!
着たことない!
身につけたことない!

という衝撃。(笑)
手元にあるのはせいぜい、パンプスや自立するバッグ、スカート程度です。
大柄や派手色はエスニックファッションがあるくらいです。


そらー、似合うテイスト見つからないわけだわ……。
だって自分では選ばないテイストなんですもの。


びっくりしつつ、なんかちょっと納得です。


私は社会人になってからのほとんどの時間を、カジュアルなファッションOK(というかそういう人しかいない)業界で過ごしてきたので、就職や転職活動以外で、ジャケットを羽織ることなんてほぼありません。


オフィスカジュアルどころか、デニムとTシャツ、サンダルで仕事してOK!みたいな職場ばかりで働いていたのです。
なんなら、エスニックファッションで出社していることもありました。

逆にスーツやキレイめな格好で職場に行くと「あの人転職する気なのでは?」と噂されたくらい、コンサバティブなファッションに無縁だったのです。(笑)

今も、自分が似合うとされる、エレガントなファッションで仕事に行ったら、確実に「なんでこの人、こんなにキメてるんだろう?」みたいになります。


しかしこのご時世、人に会う場は大抵仕事関連で、それ以外で外に出ることはあまりありません。
人に見られる場所でこそスタイルアップしたいけど、妙に着飾っている人になりたいわけじゃない……ぐぬぬ……。


頭を抱えていると(笑)、診断してくれた先生が
「『上品・キレイめ・高見え』を意識するといいですよ」
と教えて下さいました。


エレガントの取り入れ方とコツ

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エレガントタイプは、ダメージジーンズやスウェットなどラフすぎるものはあまり似合いません。(もちろん組み合わせ次第なところも)

とはいえ、いっつもきっちりかっちりした服では生活しづらいし、先程も言ったように、トレンド的にそもそも選べるものが少ないのです。

比較的カジュアルなアイテムの中にも、エレガントタイプの人が着てもおしゃれに見えるものがあるはず…!


そう思って先生に聞いてみると、
「そのアイテムが、大人向きか子供向きかで判断するのもコツですよ」
と教えて下さいました。

例えば、スウェットのパーカーは子どもがよく着るし、よく似合うけど、シルクのシャツはあまり子どもは似合わない(というか着せない)みたいなこと。
つまり「そのアイテムが大人っぽいか」で判断するといい、ということらしいのです。


パーカーでも前にジップがないものや、生地に高級感があるなど、カジュアルすぎないもの、「キレイめ」「高見え」を意識して選ぶと、似合うものが見つけやすいとのこと。


今まで「高見え」というと、価格に対して質が見合っているか?という損得勘定みたいなところでしか見てきませんでしたが(笑)、自分に似合うものを見つけるという観点での「高見え」はあまり考えてこなかった気がします。
ここらへんも、とても勉強になりました!


今まで着てた服の意外な共通点

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そして、今回の顔タイプ診断で気づいたことなのですが…

・大きな柄や鮮やかな色など、華やかさが大切
・スカート丈は膝より長いものがベター

顔タイプ診断で出た、この診断。

これ、エスニックファッションの特徴ですよね。(笑)
大抵大きな柄や鮮やかな柄が使われていますし、スカートは大抵膝丈以上で、あまり丈の短いスカートがそもそもあまりありません。

以前は「派手柄のエスニックスカート×無地のTシャツ」などのコーディネートを気に入ってよくしていたのですが、これはまさに、

ジャストサイズの無地のTシャツ → 骨格診断的にGood!
派手色の膝丈以上のスカート      → 顔タイプ的にGood!

なのです。


ただ、最近はあまり着なくなっていました。
どうしてだろう……と考えていたところ、一つありえそうな理由を見つけました。


それは、私が痩せたから。(笑)


エスニックなファッションって、ワンサイズが多くて、サイズ的にゆとりがある作りのものが多いんですよね。

それもあって、私も結構着ていたのですが…
今は痩せた関係で、ジャストサイズが似合う私には、少しゆとりがありすぎてしまっているよう。


つまり、サイズと形さえ気をつければ、エスニックファッションは引き続き似合うのでは・・・?


そう思い、先日エスニックファッションを扱うお店で、今まであまり選ばなかった、ゆとり少なめでウエストが絞られたデザインでかつ、鮮やかな色柄のワンピースを着てみたところ……


めっちゃしっくりくる……!!!(感動)


こういうことが言いたかったんですね先生!!
と一人で感激し、自分に似合うものを発見することができました。
また、コンサバテイストの今までまったく行かなかったお店へ行き、教えてもらった傾向を踏まえて服を選ぶと、まあしっくりくる。(笑)

肌や顔映りがよく見えたり、スタイルが良く見えたり……恩恵をかなり感じることができました。


自分が着られて似合うブランド探し

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今回の診断で、自分に似合う「色・形・テイスト」の傾向を掴むことができました。

実際に診断結果に照らし合わせてアイテムを選ぶと、しっくりくるものが本当に多くて、ファッション迷子から抜け出せそうな気がしました。


ただ、私も痩せたとはいえ、身長と骨格の問題(肩幅があるとか、腰が張ってるとか、手が長いとか)、そしてまだまだ世の日本女性よりも体重があるというのもあって、日本のアパレルブランドではまだあまり着られる服はありません。

コンサバティブな服はジャストサイズ(もしくはユニクロなどに比べて少し小さめの作り)なものも多くて、先生におすすめされたブランドへ行っても試着室で悲しい思いをする……ということばかりでした。

世の女性達は本当に細い……(羨)


しかし、私は幸いにも身長もありますし、鮮やかな色柄も似合う方なので、コンサバティブなものから色・柄・形が派手なものまで揃う、ZARAやH&Mなどの海外のファストファッションが、自分に合いそうなことも分かってきました。


ここで「高見え」と似合うテイストを意識して選んでいけばいいんだな、と。これだけで、あーでもないこーでもないと服選びに悩んでいた自分からは一歩抜け出せた感じがします。


まとめ:自分のスタイルを見つけていくこと

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今回受けた「パーソナルカラー・骨格・顔タイプ」の3つを診断は、私にとって大満足でした。

受ける前は「結構なお金をお支払いして、ピンとこない結果だったらどうしよう…」と思っていましたが、

・今まで着てきたもの
・これから着たいもの
・自分が似合うもの

がふわふわとしてしまっていた中、
自分が似合う傾向のものが分かっただけでなく、
今まで着てきたものがどうしてしっくりきていたかも、
逆にどうしてしっくり来なくなったかも、自分なりに答えを出すことができて、なんだかスッキリしました。

なんとなく体重や年齢ばかりを理由にしていたところもありましたが……それだけじゃなかった。(笑)


あと、これは昔からなんとなくわかってはいたのですが、自分があまり日本のファッションに向いていないということもよりはっきりしました。

日本はあまり身体のラインを見せるようなファッションを好まない傾向があります。あと、色もあまり目立たない、落ち着いた色を好む傾向がありますよね。
でも私は診断結果でもわかるように、逆を選択するのがベター。(笑)

つまり、自分をよく見せるには日本のファッション傾向をに寄せすぎてはいけないということがわかりました。


海外(特にヨーロッパ)などは王室の方など、コンサバティブな格好を求められる地位の人でも、色が鮮やかだったり、上品に肌を見せたり体のラインを見せたりしますよね。
イギリスのキャサリン妃もいつも上品なファッションをされているけれど、時々上品にデニムを着こなすことも。

きっとそういう
「品」は失わない、でも「守り」に入りすぎない、でも自分らしい
みたいなものを見つけていくといいんだろうな、と思いました。


あと、思い出してみれば、もともと海外セレブのファッションを見るのが好きでした。(笑)

日本にいるからといって、日本のファッションだけを参考にする必要はない。インスタなどでも世界中のファッションが見られることだし、もっとファッションも視野を広げていいんだ、と気づくことができました。


今までは日本のアパレルブランドがサイズの問題であまり着れなかったので、仕方なく国内外のファストファッションを選んでいるところがありました。

なので、少し痩せてマルイやルミネなどにあるようなアパレルショップに、自分が着られる服が少しでもあることが嬉しくて、日本のファッションブランドやトレンドばかりに意識を向けていたのですが……


私、そもそも似合うのそっちじゃなかった。


これが、私の結論です。(笑)
もちろん着たい物があれば、積極的に取り入れたいとは思うのですが、無理してそっちに合わせる必要もない。


このような診断を受けると、「私の診断結果はこれだから…」と縛られてしまう、むしろ選択肢を狭めてしまうこともあるそうです。

でも私は、消去法的に選んでいたことがむしろ肯定的に受け入れられ、自信を得る機会になりました。


これからは生き方や暮らし方だけでなく、
ファッションも自分のスタイルを見つけていく!


と改めて思うのでした。


長くなりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました♪

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