最近の記事

「あなたのために…」は大切な人を壊す甘い言葉。

先日、20代の女性にキャリア相談をされた。 「彼との結婚を見据えて、仕事を辞めて(バイトにかえて)彼を支えようと思う。どう思います?」と言った内容だった。 よく話を聞いてみると、海外転勤のある彼との結婚を見据えて、少しずつ料理や英語の勉強をするために、仕事を辞めて一時的に実家で暮らそうとしているらしい。 私としては「やめておいた方が良い」という感想しか湧いてこなかったのだけど、その理由として「具体的に結婚が決まっているわけではないのに」とか「彼と話し合えてないのに」とい

    • 2022年締め 2023年の目標設定に業務改善を取り入れてみました。

      2022年いろんなことがありました。 そこで2023年に向けて2022年をふりかえっています。 「ふりかえり」は業務改善の基本とされる考え方です。 成功した場合にはそれを継続し拡散させる再現性をうみだし、上手くいかない場合には次の成功に導く仕組みをうみだします。 「ふりかえり」というと過去に向かうイメージなのですが、実は未来に向けた一歩をスムーズに適切に実施するための大切なステップです。 今日はそんな「ふりかえり」に適した日なので、冒頭のとおり2022年をふりかえって

      • 働くのが辛いワケ~労働力に頼って、教育や設備投資を惜しんでいる日本企業!?~

        「日本の設備投資の低迷が20年続いている」今朝の日経新聞で目に留まった記事です。 私たちを日々苦しめている「人海戦術に頼った企業風土」「低賃金な労働条件」「上がらない給与」などに寄与している気がしたので纏めました。 日本の経済成長率は、2001年からコロナウイルス危機前の2019年まで、年平均0.8%にとどまっていた。これは、米国(2.1%)や英国(1.8%)と比較すると大きく水をあけられたかたちになっています。色々な原因が語られますが、その一つに「設備投資の停滞」が考え

        • 効率化をつきつめるとつまらなくなる

          仕事柄、組織や個人の目的(目標)の成果に寄与していない事を無駄だと捉えそれを徹底的に削ぐことを日々考えているところがあります。 これについては「良い」も「悪い」も思っていなくて、ただ成果に寄与する20%を見つけてそこにリソース(資源)を投入できたら良いなぁと考えているに過ぎません。 徹底的に無駄を削ぎ合理的に物事を進めていく考えに疑問を持っていませんでした。 ただ、この1年の出会いや変化する社会の前で、新たな考えが湧いてきました。なので、今日は私が思う合理主義についてま

        「あなたのために…」は大切な人を壊す甘い言葉。

          働くことは休むこと。睡眠時間と生産性の関係。

          仕事柄、生産性の高い働き方をするためにはどうしたら良いのかをいつも考えています。 そこで、仕事中の時間管理やプロジェクト管理などのノウハウが大切なのはもちろんですが、生産性の高い働き方を考える時には「どう働くか=いかに休むか」を合わせて考えるのはとても大切なポイントです。 なぜなら、生産量というのは私たちのエネルギー(心と身体)によって変化するからです。同じ8時間でも本人のエネルギー量によってアウトプットの質も量も変わってきます。 それでも、多くの方を見ていると「沢山の

          働くことは休むこと。睡眠時間と生産性の関係。

          働くことは休むこと。生産性の高い人から学ぶ最適な休息方法。

          (この記事は2019年にはてなブログに書いた記事を転用しています。) 「働き方改革」が叫ばれて、仕事は時間をかけて成果を出す時代ではなくなってきています。 そこで、最近よく耳にするのが「時間管理」というワード、与えられた時間をどのように管理するのか…これはこれで、もちろん大切です。ただ、その前に考えたいのは与えられた時間内で、より多くのことをこなす方法。1日24時間という時間は全人類にとって唯一平等なものです。これは変えようがありません。ただ、この時間を使う自分自身のエネル

          働くことは休むこと。生産性の高い人から学ぶ最適な休息方法。

          ”働き方2.0”生産性向上の3つのアプローチ。

          (文章力アップを兼ねてnoteを書く習慣最終日です) 今朝はジムで”世界デジタルサミット2020 -5G and NEXT-”のネット配信を見てました。今年で21年を迎えるらしく初めてのオンライン開催とのことです。会場の日経ホールは600しか席がないけれど、ネット配信にしたことで延べ4万3400万人が視聴できたようで…スゴイですね。ちなみに、配信ですが今も普通に見れているので43,000人より増えているのではないでしょうか。オンラインの可能性を感じます。 とにかく、これだ

          ”働き方2.0”生産性向上の3つのアプローチ。

          いろんな評価制度!自由って不自由だなぁ…と感じた日。

          (書く練習を兼ねて1週間note発信しています。) コロナかでリモートワークが進み、働く時間で仕事の成果をはかったり、個人の仕事ぶりと言ったような解釈による評価は難しい…というのに気づいた方は結構いたんじゃないかなぁと思います。製造業の働き方を前提とした評価や仕組みでは、現在のオフィス業務は対応しきれなくなっているんですよね。 もちろん、それが合っている職種はあるのが大前提で、今までのように一括りでやろうとするのには無理が生じているのは事実だと思います。 そんな中を、昨年

          いろんな評価制度!自由って不自由だなぁ…と感じた日。

          自己肯定感、自信貯金をはじめてみるのはどうでしょう?

          先週から文章力とスピードアップのために、毎日noteを書いています。その日の気分で書いています。1週間続けます。 本日は、朝から余裕がなくこんな時間になってしまった。こんばんは。 週末、20代の子と話していたのですが「私は小さな頃から褒められた経験が少ないので、自己肯定感が低いんですよ!もぅ、こればっかりは仕方ない」と言っていました。また、別のママ仲間?と話していた時にも「子供は褒めて育てたいよね…自己肯定感が低くなっちゃう。私は、親に褒められなかったから自己肯定感低いん

          自己肯定感、自信貯金をはじめてみるのはどうでしょう?

          官民連携は難しい!でも、コンビニで服を売る。組織の壁と常識の壁…?

          本日は朝がとても忙しかったので、夜に書いています。数日前から文章力アップとスピードアップを目指して、noteを始めました。とりあえず1週間。その日に思ったことを書きます。 実は今日、久しぶりに電車に乗ったのですが結構混んでいて驚きました。勝手に世界はもう少し変わっているのではないか!?と想像していたのですが、大きな勘違いでした…リモートワークが正解って訳ではないのですが意外と広まらなかったんだぁと感じました。 まぁ、たったの数か月でそんなに大きな変化はあまり出づらいのかも

          官民連携は難しい!でも、コンビニで服を売る。組織の壁と常識の壁…?

          東京問題

          おはようございます!昨日から始めたnoteです。思いついたことを書いて文章力アップにつなげたいです。ひとまず1週間。 東京の人口が5月1日時点で1400万人を超えたそうです。この20年をふりかええると、200万人増えた計算になるわけです…。ちなみに、23区は少なくとも、あと10年間は人口が増え続けると言われています!いやぁ…凄いですね! これに対して、自民党の中堅・若手議員が昨年末、首都機能移転議論をする勉強会?なるものを立ち上げ、東京一極集中を止めようと政府に移転費用の

          東京問題

          家に居場所がないと働き方改革は進まない…かもしれない。

          少しずつですが気軽に思ったことを書いていこうと決めました。ひとまず1週間。 先日、とある経営者が「リモートワークを推進するにあたり最後まで強く反対していたのはベテラン社員だった…。」と語っていました。理由を尋ねると「家に一日いるとか息苦しくて無理です。」「コロナ離婚になりますよ…」と何度も言われて、彼のためだけにオフィスを用意したらしいのです。。。ちょっと、極端な例かもしれないけれど、これはコロナ以前から聞くセリフ。働き方改革プロジェクトを進める際にも「早く帰って何すれば良

          家に居場所がないと働き方改革は進まない…かもしれない。

          会議にも種類がある!7つの会議タイプを知って会議設計しよう。

          前回のnoteでも、書きましたが“業務改善ラボ~アフターコロナのはたらき方~”というコミュニティを最近立ち上げました。 その中で、”リモート会議の工夫”として「できるだけ、身振り手振りを大きくしてコミュニケーションをはかる。」というアイデアがあがりました。これに対し「そもそもカメラをオンにする意味ってあるのですか?基本はカメラオフかと思っていました!」「リモート会議をスムーズにやるコツは身振り手振りではなく、会議設計をどのようにするかが大事かと思います?」という意見がでまし

          会議にも種類がある!7つの会議タイプを知って会議設計しよう。

          新しい時代に向けて。アフターコロナの働き方。

          新型肺炎コロナの影響を受けて、私達のはたらき方は大きく変わりました。慣れないリモートワークに不便を感じている方もいらっしゃると思います。逆に、リモートワークに切り替えたくても出来ない方もいらっしゃるかと思います。 ただ、ここで一つ知っておいていただきたいのは、私の周りでは大きく働き方が変わっていない方も沢山います。 業務というのは時代によって、その在り方を変えてきました。 従来、業務というのは与えられたものを、言われたとおりに「遂行」することと捉えられていました。それが

          新しい時代に向けて。アフターコロナの働き方。

          コロナウイルスに対する各省庁からの情報をまとめました。

          世界中に広がる新型コロナウイルスが多方面に影響を及ぼしています。 12日のニューヨーク株式市場も13日の東京市場の株価も記録的な値下がりが続いていますね…。本日(13日)の日経平均株価は一時、1800円を超える下落となり、3年4か月ぶりに17,000円を割り込みました。  先月には23,000円台をつけていた株価が、この1か月で7000円近くも下落したと考えると影響力の大きさに震えてきます。実際、私の周りでも経済的な影響を耳にするようになりました。そこで、小さなことではあり

          コロナウイルスに対する各省庁からの情報をまとめました。

          自分が何にどれだけ人生の時間を使っているのか?工数測定方法~個人導入編~

          前回は組織で業務工数を測定する方法について纏めました。 そこで、今回は個人向けの工数測定の方法をご紹介します。 「自分で働く会社ではそんなこと求められてないけど測定してみたい!」 「組織に属してないけど測定してみたい」 「家事や育児がメインの仕事!測定してみたい」 みたいな方がいたら是非!もちろん、会社員や組織に属している方も参考にしていただければ嬉しいです。 なぜ自分の工数を測定するのか? そもそも、私が工数測定をしている理由ですが「人生を自分の優先順

          自分が何にどれだけ人生の時間を使っているのか?工数測定方法~個人導入編~