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イラスト日記★僕たちのフルーツサンド🍊

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 今、私たち夫婦の間で話題のスイーツ「フルーツサンド」。

 きっかけは、10月末に高松を旅した際に立ち寄ったカフェ「3びきのこぶた」でいただいた「温州みかんのフルーツサンド」450円。

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 これが、超激ウマだったのです。

 みずみずしくて甘いみかんに、程よい量と甘さの生クリーム。しっとりとした食パン。見事なバランス感。

 それほど興味のなかった「フルーツサンド」に、2人して一気に引き寄せられました。

 巷でもフルーツサンドはブーム。専門店もできたりして、買い求める人で行列ができることもあるそうで。

 夫もそんな専門店の、それも超・人気な店に仕事前に立ち寄り、フルーツサンドを一つ、買いました。行列に並び、混み合う店の中で店員に急かされるように値段もあまり見ないで商品を選び、レジに持っていくと…驚くような金額だったとか。

 会社に到着し、湧き上がる期待を胸に、一口食べて…がっかりしたそうです。

 夫は自称「生クリーマー」。生クリームが大好きで、その甘さや固さなんかにもかなりこだわります。でも、その店のフルーツサンドのクリームにはクリームチーズがかなりブレンドされていて、その時点でまずガッカリ。

 そして、結構高そうなフルーツを使っているのに、パンやクリームとのバランスが良くなく、全体的にしつこくて美味しくない…、という評価でした。せっかく並んで高いお金を出して買ったのに、すごく残念な気持ちになったと言います。

 さあ、そうなったら、美味しいフルーツサンドを食べて、ガッカリした気持ちを切り替えないといけません。私たちは一緒の休みの日に、某有名高級果物店のカフェに行き、名物のフルーツサンドを注文しました。果物のプロの店なら間違いない、と思ったのです。ところが…。

 サービスしてくれた店員さんの話が長かったのか、切って持ってくるまでに時間がかかったのか、クリームは生温くて、フルーツも新鮮さが感じられなかったのです。いわゆる「映え」からすると、カラフルで三角できれいだったのですが、要は美味しくいただけなかったのです。

 「これって、自分で作った方が美味しいんじゃない?」と夫。

 乳脂肪45%の生クリーム買ってきて、新鮮な切りたてのフルーツと、おうちで焼く無添加のパンを用意すれば「これだっ!」というフルーツサンドに辿り着けるかも…。

 ということで「生クリームナイト おいしいフルーツサンド研究」を決行したわけです。「生クリームナイト」についてはこちら↓。

 今回は「ナイト(夜)」じゃなくて、朝食に合わせました。理由は、あれこれ食べ比べて大量の生クリームやフルーツを摂取した後のカロリーを消費するには、朝じゃないとヤバいから。

 夫はいろいろ考えました。生のフルーツも良いけれど、少し加熱した方がより甘さを感じるだろうから、比較で両方揃えようとか。生クリームに自分で淹れたコーヒーをちょい混ぜしたオリジナルの「モカクリーム」も用意しました。で、早速食べ比べを開始!

 お店でいただくような「映え」るきれいなサンドイッチには程遠いけれど、興味のまま思いの向くままにあれこれ組み合わせて、たくさんの味を実験してみるのは、かなり楽しかったです。「これが一番おいしい!」の組み合わせをお互い発見したり。

 おいしいスイーツ、という共通言語が、2人の好奇心をいっぺんに満たしてくれるんです。

 研究?を通して、フルーツサンドについては「おいしいの基準」が出来上がりました。さあ、これからいろいろなお店を巡って、研究の成果を検証しないといけません。夫婦いっしょの楽しみがまたひとつ増えました。

 いっしょに太っちゃったら、マズいですけどね。

 

 

 

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