恵比寿ビールの最高峰、ザ・ロイヤルリーフを飲んでみました!
幻のビール「エビスマイスター ザ・ロイヤルリーフ」をご存知でしょうか?
ある方からいただいたのですが、調べてみるともう正規のルートでは手に入れる事ができないスペシャルなビールだと。
そんなにレアなビール一体いつ飲めば良いのだ、と思いなかなか飲めずにいたのですが、それを知る為にはまず飲まなければわからない、という事に行き着き今回開けたわけですw
それにしてもただ「美味しかった〜」で終わらせてしまうのはちょっともったいないので、今回は果たしてこの幻のビールに、
「どれだけの価値があるのか?」
「高額なお金をかけても飲むに値するものなのか?」
という検証を普通に買える缶のエビスビールと飲み比べてやってみようと思ったわけです。
結果から言ってしまうと、高値で購入する価値はコレあるんじゃないでしょうか。
◆スペックを比較
【缶のスペック】
ごくごく一般的などこにでも売っている金色が目印のエビスビール350ml缶。誕生130周年おめでとうございます。
いつもは節約して発泡酒ばかりを飲んでいるので、それを一般的なとはよくいったもんだなと自分に突っ込みたくなります。近くの東急ストアにて購入。
【ザ・ロイヤルリーフのスペック】
サッポロビール公式HPからの引用です。
ヱビス マイスターが贈るスペシャルボトル
「ヱビス マイスター ザ・ロイヤルリーフ2019」。
ヱビスの120年を超える歴史の最高峰として2016年に誕生したのが、
黄昏の夕空のような色を纏った「ヱビス マイスター」。
そのふくよかな薫り、研ぎ澄まされたコクを、
より追求して生まれた至福の贅沢がここに。
今や正規では手に入れる事は出来ず、オークションサイトなどでしか手に入れる事が出来ません。
裏面↓
◆飲み比べます!
【質の比較】
まず色が全然違いました。断然ロイヤルリーフのほうが濃いです。
味わいも全然違います。
比べれば歴然なのですが、もはや缶は薄い。そして苦い。
ロイヤルは濃いというよりも、絶妙なバランス。ふんわり甘さが心地よい。
ちょっとワインの表現を使うのならば、極上のブルゴーニュピノノワール。ダージリンティーのような紅茶のアロマがはっきりと感じられます。
それは炭酸というよりも、ビロードのように溶け合った赤ワイン特有のタンニン(渋さ)のように感じました。
尚且つもし用意が可能であれば、なるべく薄はりのワイングラスで飲む事をおすすめしますね。
【値段の比較】
・エビス缶 210円(格安にて)
・ザ・ロイヤルリーフ 参考価格 3000~5000円(メルカリにて)
ちなみに、同じ大瓶サイズのエビスビールは一本357円なので、約10倍の値段差があったという事です。
◆感想と提案
値段とクオリティを考えると、コレをビール感覚で飲んではダメですね。
もはやこれは高級ワインです。
私は浅はかにも、「ビールのアテにはやっぱり餃子でしょう!」と。
大量に焼いて構えていたのですが、強いにんにくの香りと、豚肉の脂のパンチがもはや繊細で上品な香りの邪魔になります。
ただひとつわかった事が好みはあるにせよ、缶の方は餃子にバッチリと合いました。
飲み比べた時に感じた薄いという感じはなく、さっぱりとしていて、しびれるような炭酸が脂をスッと拭い去ってくれる。
実際にロイヤルリーフは、たまたま用意をしていたたけのこのソテーと非常によく合いました。
たけのこの上品な香りに、ロイヤルリーフの芳醇な香りは全く負けません。むしろマリアージュします。
最高の組み合わせを求めるのならば、ワインのBYO(持ち込み)を引き受けているお店に持ち込んで楽しんでみる、というのはいかがでしょうか?
天婦羅なんか最高じゃないですかね。
すでに開けて飲んでしまったので時すでに遅しですが、次に手に入った時はぜひそれで楽しもうと決めています(笑)
カラリと揚げたての天婦羅をサクッ!と一口かじって。天然素材の良い香りを鼻と口内にいっぱい感じながら一口ゴクリ!と、味わいたいもの。
ちょっと良いワイン並の金額を出せれば、まだロイヤルリーフは手に入りますよ。
ぜひ楽しむ際の参考になれば幸いです♪
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