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Salute! 〜初掲載のご挨拶〜

はじめまして😊

Citta(チッタ)と申します。

現在私は都内のイタリアンでワインのソムリエをしています。

料理をする事が大好きで、元々最初は料理人を目指してイタリアンレストランで働き始めました。

しかし。

では分野であるイタリア料理についてもっともっと学ばなければ、勉強しなければ!という事になりますが、そうなるとイタリアワインの知識も同時につけなければならないのか、、という事もやっていくうちに知りました。

イタリア料理は他国と比べてみても、非常にワインとの相性が重視されるからです。

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加えて当時の私はイタリアワインは安くて美味しいものが多い!と思っていて、その始まりからもうどんどん底なしのワインの世界にずぶずぶハマっていってしまいました(笑)

結果、猛勉強にヘベレケ状態で。JSA認定のソムリエ試験も無事突破し、今に至っております😄


◆ソムリエ業の面白さが光る瞬間

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ワインソムリエの仕事をしていてやっぱり良かったな〜と思える瞬間や感触の一つに、例えばご来店いただいたお客様の中にワインラバーがいらっしゃって、今まさに飲んでいるワインの超個人的なイメージを、共感共有できた時にとても嬉しさを感じ、さらにもっともっとワインを好きになるという事があります。

「これはかなり全体的にバランスが良いね」とか、「結構軽い飲み口なんだけど、意外に深みがあって美味しいね」など。
さらには「もうこれは大分おばあちゃんだね。もうあと10代くらいは若い方が良かったかもね」なんていうのも実際にありました。


おばあちゃん、、、。


何のこっちゃと普通はなりますが、ことワインの世界なら実はたま〜にでてくる常套句だったりします。

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◆ワインの年齢【ヴィンテージ】の表現の例えば


ワインの旬(飲み頃)を人の年齢に例えて、まだ作られて間も無いフレッシュなワインを「若い」、逆に時間が経って熟成を感じるワインを「年を取っている」などと表現したりします。



本物の「おばあちゃん」にはちょっと失礼かもしれませんが、これはワインで云うともう飲み頃を少し過ぎている、という事を例えるのに使ったりするようです。

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ワイン好きがあるワインの何かについて話す時、例えば【飲み頃 → 人の年齢】だったりがある以外にも、ありとあらゆる表現を使います。
それが既にワイン界の常套句的な例えを使う事もあれば、超個性的な例えを使う人にも時に出会う事もあります。

ワインの表現なり例えなりに私は基本的にルールというものは無く、むしろ自分の個性を発揮できる要素だと考えていますが、ただあくまでもこの要素は必ず人と人とのコミュニケーションに属したものであるはずだとも、思っています。

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なので例えば極端な話、誰かからあるワインに対して

このワインは伝説の神々が祝福した世界誕生というその瞬間に落ちた一雫の香り、がする」

と言われても全く伝わって来ません。
結局どんな感じ、?💦と、私はなってしまいます。

語尾にもし()が付いていれば、気持ちがホッコリするのですが、、。

あくまでもコミュニケーション。そこに「共感」と「共有」があってこそ、というのが唯一のルールなんじゃないかと私は思っています😄


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◆挨拶の終わりに


基本的にワイン関連を主軸に、その他のお酒や料理にまつわる記事を書いていくつもりです😄

現役のソムリエとしてワインに接する時に使う、感覚的なイメージや楽しみ方などを、グッと解りやすくなるべく他とは違った切り口でお伝え出来ればと思っています。

読んでみてなるほど!となっていただき、またさらにワインの事を好きになっていただけたらこれ以上嬉しい事は無いです😄

ぜひ御一読よろしくお願いします♫


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