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#本
「力なき者たちの力」
普通への抗い。
ヴァーツラフ・ハヴェルはチェコスロバキア大統領およびチェコ共和国初代大統領として知られる人物だが、大統領へ就任する前は作家であり反体制運動を指揮する人物であった。
社会主義体制の中で蔓延する空気は、「労働者に力を!」という看板を店前に掲げていれば良い、という空気であった。誰もがその意味するところを深く考えずに看板をただ配置するのは、みんながそうするものだし、そう期待されている気が
万物を支配する「コンストラクタル法則」への抵抗策はあるのか。いや、ない
私たちはつまるところ、どこへ向かうのだろう。
宇宙はどこへ向かっていて、社会は、生き物は、人類はどこへ向かっていくんだろう。
なぜ、そのようなことが気になるのかといえば、この宇宙の神秘について知りたいという知的欲求のためでありながら、最終的には自分の生きていく道の、不確かさに対して、自分なりの納得できる何かを、掴みたいのだと思う。
私はそのために、本を読み続けている。
今回読んだのは、『流