奴衣くるみ
この世界は「砂時計」。砂が落ちきると世界が創り変えられてしまう。 世界が変わってしまっても惹かれ合う男女の魂の物語。 友達、幼馴染、恋人、時には敵……。世界も現代からファンタジー、SF、etc. 様々切り替わる。 どんな関係でもどんな世界だろうとお互い惹かれ合ってしまう、そんな二人を描きます。
あの初夏の日。 私は友人の栗と一緒に学校近くの森に来た。きっかけは休み時間のとある会話。 「ねえねえ、単知ってる? 近くの森で人間の骨が見つかったらしいよ」 栗が椅子に後ろ向きに座って話しかけてきた。 「えー、何それ怖い。誰から聞いたの?」 「お兄ちゃん」 栗の話はいつもお兄ちゃんばっかり。そしてお兄ちゃんから聞いた話はいつもどこかぶっ飛んでいて信じるに値しない与太話しかない。 いつものようにジト目で栗を黙って見ていると、栗は慌てたように弁解する。
こんにちは、奴衣くるみです。 久しぶりに、ただ私の思い出を残すための自己満足の日記回になりそうです。 今日スクエニカフェに行ってきました。 noteを書くつもりがなかったので縦写真しかないんですよね。改めて張っておきます。 昨日から開始されたコラボカフェ。外国人もいて常連さん?もいて結構盛り上がってました。 一人で行った私は黙々とコラボメニューを食べるだけでしたが。 こうしてコラボカフェに行くのは、というかゲームのオフラインイベントに参加すること自体
電車に揺られること一時間半。それくらいでは大きく車窓の風景は変わらない。 受験に失敗した俺は実家から少し離れた大学に通うことになった。大学近くで一人暮らしをする俺だったが、今日はなんとなく帰省したくなったのだ。 詳しくいえば大学の課題レポートに使いたい本を取りにいくという建前はあったが所詮それは建前で、ただ「なんとなく」帰省したいのだ。 もっと詳しく言うのなら。 今日帰れば姉貴と会える気がしたのだ。確証はないがおそらく絶対。 なんでそんなことを思ったのか
この1ヶ月連日のように雀荘で働いて禁書生活してきたけど、流石にそろそろ書きたくなってきた。
こんにちは、奴衣くるみです。 今回は謝罪と真面目な話です。 先月小説を上げられなかった件について まずは、先月に上げようと思っていた小説を合宿免許中に書き上げると期限を延ばしておいて、結局まだ上げられていないことをお詫びします。 GWに水戸に行った際の出来事を盛り込もうとしたのですが、現実に合った話を小説に落とし込むことがあまりに難しく、納得いくクオリティが出せませんでした。 高校の頃文芸部の文集に載せていたものと比べても拙すぎてひどすぎて載せれないなーと
今書いている小説、免許合宿のホテルで書き上げようと思っていたのですが、教習で想像以上に疲れてしまいなかなか執筆に集中できないため今月中に上げられないかもしれません……。6/6まで合宿なのでそこまでには書き上げたいです。明日仮免試験なので今日も書けなさそう……。
こんにちは、奴衣くるみです。 昨日、母親の実家に行ってきました。祖父が膵臓癌末期と診断され、祖母が家で転倒し頭を切る怪我を負うなど、色々あったので会いに行きました。 逝く方も見送る方も心構えを作るために余命を教えてほしいと祖父が言っているのを聞いて、現実の話なんだと改めて実感し、胸に込み上げるものがありました。まだ会えることを願っています。 今日は父方の祖父母に会いに行きます。 さて、先日横山黎が水戸で開催した「BOOK TALK LIVE "Message
※残虐な描写、過激な描写が含まれます。苦手な方はお気を付けください。 りんごに惹かれるようになったのは高校一年の三月。修了式を間近に控えたある日の放課後。忘れ物を取りに教室に戻るとりんごは机に顔を伏せて眠っていた。 りんごの席は僕の隣。忘れ物を取るためには必然と彼女に近づかないといけなかった。 僕は自分の椅子を傾けて引き出しの中をしゃがんで見た。そして忘れ物を手に取り、ふと隣を見た瞬間、僕は心を射抜かれた。 隣の席だから顔は何度も見たことあるし会話だってしたこ
来週末までにどうにか新作の短編小説をあげたい、という風に言わないと書けない気がする……。 タイトルは『ハナカイドウ(仮)』。隣の席の女子との恋愛話。 ここまで宣言すれば義務感持てるっしょ! がんばろ。
こんにちは。奴衣くるみです。 さくらが綺麗な時期になりましたね。「さくら」は中学生の頃から温めている青春小説のヒロインの名前でもあり、非常に大好きな花です。 中学受験での作文が桜のことについてだったことを強く覚えています笑。 今月既に長々しい近況報告を一度したわけですが、こうして書いているということは何かが起きてしまったということです。 とりあえず、前回書いた親の手術と親知らずを抜いた件についての経過をまず書きたいと思います。 母親の足の手術について 手
こんにちは。奴衣くるみです。 とてもお久しぶりです。2月結局投稿できませんでした……。 1月に2本あげたから妥協? と言っても現在長編の方のモチベが高いので今月も短編上げないかも……。 というわけで近況報告。 十日間母親入院。 さて、タイトルにもある通り、明日母親が足の手術をして十日ほど入院します。 あまり詳しく書くと母親に怒られそうなんですけど、生まれつき足が微妙で、遂に限界が来たので股関節を人工関節にするみたいです。 左足が悪く庇っていたら、
本当にクズばっかりだな、この世は。 毎日のように殺人事件がニュースで取りざたされる。この世界は腐っている。 いや大昔から人殺しはあったから腐っているのではない。最初から壊れていたんだ。 そうだな。最初から壊れてなかったらアイツだって殺人を起こさなかったはずなんだ。アイツのせいじゃない。他人の幸せを第一にしているアイツに罪を犯させた世界が悪いのだ。 アイツとは小学校からの付き合いで十年以上の間柄。そんだけ一緒にいればお互い知らないことなんてない、と思っていた。
「……実感湧かないな。本当にこのまま世界は終わっちまうのか?」 「……みたいだね。どこのチャンネルもそのニュースでもちきり」 リビングのソファに二人並んで座りニュースを聞いている。 『世界の終末の日、大晦日の二十四時まで残り五分を切りました』 いきなり世界が終わると言われても全然ピンとこなかった。二十世紀末にあったノストラダムスの大予言のように今回も外れていることだろう。普通に過ごしていればいつも通り明日がやってくる。そう思っていた頃もあった。 でも連日ニュー
お久しぶりです。奴衣くるみです。 公開されて結構経っていましたが、『すずめの戸締まり』を家族で観に行ってきました。 私は情報化社会の中でも情報を遮断してきてネタバレ等はめっちゃ気をつけてきました。 しかしクローズアップ現代+(?)だったか忘れましたが、NHKの番組で『すずめの戸締まり』の特集が組まれてて、見てしまいました。どうも震災の話であると。 というわけで震災の話をするので苦手な方は戻ってください……。 私は現在21歳。東日本大震災のときは確か小学3
こんにちは、奴衣くるみです。 超久しぶりです。 書くのが面倒になったので長らく書いてなかったんですけど、どうしても書きたくなって久しぶりにnote投稿しようと思います。 noteに上げてなかった間にも活動はしていました。 横山黎さんの共同創作企画に参加したり文学フリマに参加したり、自分の小説も書いたりしていました。 多くの経験をさせて頂いてとてもありがたい日々でした。 今後も横山黎さんに協力は惜しみませんが、創作関係以外の話をここではしようと思います
奴衣くるみです。 最近なんか書く気になれなくてもう2週間空いてしまいました。 今日は私の身体についてちょこっと話したいと思います。 体型はやや痩せ型です。身長は平均よりは高いくらい。 普通にいくらでもいるような体格ですが、 他の人にはない自慢があります。 それは 「体力の無さ」 です。 高校生の頃、持久走の全国偏差値がー0.7を叩き出しました。 私は本気で挑みました。それでこの数値ですから相当体力ないです。 確かに中学高校と6年間文化部で、運動はしてきま