奴衣、生きる意味を見失う。
こんにちは、奴衣くるみです。
今回は謝罪と真面目な話です。
先月小説を上げられなかった件について
まずは、先月に上げようと思っていた小説を合宿免許中に書き上げると期限を延ばしておいて、結局まだ上げられていないことをお詫びします。
GWに水戸に行った際の出来事を盛り込もうとしたのですが、現実に合った話を小説に落とし込むことがあまりに難しく、納得いくクオリティが出せませんでした。
高校の頃文芸部の文集に載せていたものと比べても拙すぎてひどすぎて載せれないなーと試行錯誤していたら、もう話がごちゃごちゃになっちゃって自分でもわからなくなってしまいました……。
結局完成せず、お蔵入りor時間を空ける必要があると思い、この記事を書いています。
”真面目な話”で事情を説明しますが、次小説を上げるのがいつになるのか目途が立ちません。もしかしたらnoteの投稿を長期停止するかもしれません。
生きる意味
皆さんは何のために生きているのでしょうか。
家族を守るため、運命の出会いを果たすため、私欲を満たすためなど、人それぞれの目的があると思います。
中には目的を持たずなんとなく生きているという人も少なくないでしょう。
私が小学生の頃は生きる意味を持たず、漠然と二十歳になったら死のう、大学卒業したら死のうなんて考えていました。
しかし中学生の頃生きる意味を見つけました。
「自分の作ったキャラクターを観測する」
観測理論との出会い
中学生のときからやっているゲームにスクールガールストライカーズ(以下スクスト)というのがあります。
このゲームのシナリオの中には多くの物理学用語が出てきます。
その中に観測理論というのが出てきました。
おそらくゲームの中での観測理論は本来の観測理論とは若干違うような気もしますが、ゲームの中では「観測することで存在が確定する」というような描写がありました。
よくわかんないですよね。説明下手ですみません。スクストのストーリーは大学生になった今でも完全に理解できないくらい難しい要素があるのです……。
本来は量子力学の用語なので量子についてのことなんですけど、当時の馬鹿な私は拡大解釈をしました。
「自分の作ったキャラクターも自分が観測すれば存在するのではないか」
こういうキャラクターがいたらいいなという願望を叶える魅力的な考えでした。
そして私はキャラクターを描くことで観測をし、彼らに命を吹き込むことを生きる意味と捉えるようになりました。
中学生の時に考えたゲームの世界のキャラクター
高校生の時に考えた青春ラブコメのキャラクター
大学生の時に考えたファンタジー世界のキャラクター
こいつらを描くことで命を吹き込む。
プロフィールに書いてある「三本の長編を描き切ったら人生に悔いなし。」というのは、彼らをこの世に存在させるという私の生きる意味のことなのです。
好きなときに好きなだけ書く
私の生きる意味は小説を書くこと。
しかし毎日時間を決めて無理やり書いても満足いくものは書けません(私の場合は)。
納得のいくクオリティのものを作らないと彼らにも悪いので、好きなときに好きなだけ書く、気分が乗らないときは書かない、これを徹底して今まで書いてきました。(文芸部の締切は頑張って守ってたけど)
気分が乗らないときはゲームをする。書こうとしているジャンルと同じ小説やアニメを見て吸収しようとする。偶には毛色の違う話も見てみる。
創作物に常に触れてきた気がします。
私の生きる意味と最近の暮らしに矛盾を感じている
私の生きる意味はあいつらを描くこと。でもそれを仕事にはしたくない。書きたくないときにも書かないといけなくなるから。
小説を書くのは趣味にしようと思い、文学部のようなところにはいかず、得意な数学を活かせるような学部を選びました。
まあどの道に進んでも結果は同じだったと思いますが、今では大学を休学して将来について考える時間を作っています。
大学生になって自由度が上がり、YouTubeやゲームに時間を割くことが増えました。
対照的に小説、アニメ、映画等に触れる機会は減り、中学高校の時は1クール最低5つは見ていたアニメも今では1クールに1つあるかないかくらいに。小説も友人の書いた小説以外はほとんど読まなくなりました。
勿論noteにも作品を上げているように、小説は好きなときに好きなだけ書いています。
ただその「好きなとき」というのがいつ来るのか、どれくらい続くのかはもうわかりません。
去年から麻雀にハマリ、今年からポケモン対戦にハマりました。
そこに物語はありません。
大好きなバイオハザードを周回しているのも、ストーリーは飽きるほど見たので、今ではクリアタイムだったり縛りプレイだったり称号集めだったりを楽しんでいます。
今月から雀荘で働きだしました。
「好きなことを仕事にしたい」という思いのもと働き始めました。
仕事自体はとても楽しく職場も明るくて先輩も優しくていいこと尽くし。
でも私の生きる意味からはかけ離れています。
昔は小説を書かないときはゲームのシナリオ、小説、アニメ、映画、色々な物語を楽しんでいたのに、今ではそういうことが滅法減りました。
ある意味雀荘で働きだしてしまったことは自分にとってマイナスかもしれません。
入ってしまった以上ある程度続けたいと思いますが、私の生きる意味という観点からしたら雀荘は枷となって私の心を蝕み続けるでしょう。
「あいつらを描く」という大きな軸からあまりに離れすぎました。
そういう点では連作短編「Ebb and Flow」もずれています。
少し件の三本について考えたいと思うのでnoteの更新は時間が空くと思います。
といいつつも私のことですからすぐにひょっこり戻ってくると思いますけどね!
それではまた。
蛇足
さらっと近況報告だけ。
今月の頭、無事教習所卒業して免許取れました!(*^▽^*)
以前母方の祖父が癌でお別れが近いという話をしましたが、今週の月曜日に会いに行ったら全身が黄色くなっていました……。所謂黄疸です。明日も会いに行ってきます。これで最後かも……。二時間くらいで会いに行ける距離でよかった。
そして今度は父方の祖母が呼吸困難で入院するという……。合宿免許終わって帰ってきたら伝えられてビックリしました。一時は手の施しようがないとも言われたそうですが、なんとか窮地を脱して回復に向かっています。昨日会いに行ったら普通に会話できたので嬉しかったです。
雀荘で意外と勝ててるのが嬉しかったりする……。
雀荘で働いてたら小学校の同級生がお客さんとしてきててビビりました笑。
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