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オッス、オラ無職!

 
2023年終了とともに無職になりました。
2024年もよろしくお願いいたします。
 
 

   
以前のnoteにも書いたのですが、2021年10月から沖縄のWeb広告制作会社に勤めていました。取材やライティング、SNSの投稿作成や企画を考えるのが主な担当業務です。

これまで勤めた会社は上記含めて計6社。過去にはクビになったり病んだり吐いたり散々トホホな思いをしてきたのですが、直近の会社では頭痛も胃痛も病む泣くゲロもなく、かつてないほど平穏な会社員生活を送らせていただきました。私のキャリア、という名の黒歴史を全て知った上でなお雇ってくれた社長、および圧なく穏やかな同僚の皆さん、まことにSSRな仕事環境に感謝しかありません。
  

2015年からフリーランスとなり、長らく各地をフラフラ移り住みながらライターの仕事をしていたのですが、「寂しいし締切つらいし固定収入ほしい」と再び会社員の道を選んだのが2019年10月のこと。フリーランス時代にはなかったお給料と社会保険のぬくもりを知り、以降はすっかり安心安定のシャブ漬け状態となっていました。詳しくは『合法麻薬「お給料」について』をご覧ください。
 

嫌い・不得手なことをすると病むし他人に迷惑をかけるので、これから愉快で健やかな人生を過ごすためには、こと自分のような0か100かの極端な人間は「好き・得手」のみで仕事・生活を考えたほうがきっと良い。

これまでやったいろんな業務、これまで経験した正社員・契約社員・派遣社員・フリーランス・レギュラーバイト・日雇いといった雇用形態、さらに30年目のお付き合いになる自分の性格や特性をふまえて、これからの仕事や働き方についていろいろと考えてみた。

その結果、「ぼくのかんがえるさいきょうのおしごと」が頭のなかで爆誕した。

2020.6『合法麻薬「お給料」について』より


居心地のいい会社を離れ、お金の心配が一切ない安心安定の日々を手放して無職となったのは、「ぼくのかんがえるさいきょうのおしごと」をしようと思ったからです。

じゃあその ”さいきょうのおしごと” とは?


答えはこちらの本に書きました。

ここからは宣伝です。


お仕事エッセイ集『あなたのキャリアはどこから? わたしはクビから』

 

表紙
タイトルは、いつか使いたかったベンザブロック構文
目次①
目次②

 

「学生の皆さん。新卒入社する会社では、まず最低3年は働きましょう」

世の仕事に関する知識も知恵もスキルもなく、さらには努力や我慢を続ける忍耐力もない、そんな人間はその後簡単には転職できないゾ! といった脅し文句を学生がもれなく浴びたであろうご時世に、私は新卒入社した会社を2ヶ月でクビになった。

2013年5月、大学卒業からまだ一度も季節移ろわぬ暖かい春の日だった。

「あなたのキャリアはどこから? わたしはクビから」より


新卒入社からのクビ、転職して激病み、会社員からフリーライター、そして池袋の朝キャバ嬢へ、ピュア子のうっかりメンズエステ、大逆転の沖縄移住、初めての百万円と初めての彼氏と初めてのメンヘラ、クレカ停止からの単発バイト生活、知ってしまったお給料の旨味、オッスオラ無職、そしてその行く先は。
 
クビから始まる波乱万丈の10年間をふり返り、お仕事&お金エッセイ集としてZINEにしてみました。
過去のブログを踏襲したエピソードもありますが、横書きのWebテキストでなく縦書きの本に合うようテイストを大きく変えているため、気持ちは全編書き下ろしです。

こちらは、1月14日(日)開催「文学フリマ@京都」にて販売します。近隣の皆さん、よければぜひ、みやこめっせに遊びに来てください。


 ※※文学フリマ京都8は終了しました※※


<お知らせ> 

こちらのエッセイは現在通販にて販売中です。試し読みもしていただけるので、ぜひご覧ください🦒

▼試し読み・ご購入はこちら

 

34歳のモラトリアム交換日記ZINE『人生こなれてきたけどままならぬ』

 
文学フリマには、大学の同級生・ヨコちゃんと一緒に出店します。
ヨコちゃんはかつて私のnoteにも書いた米びつ女です。特別仲良しなワケではなかったものの、昔から互いに「書くことが好き」という共通点があり、彼女の書く文章が好きだったので口説きました。恋愛も友情も受け身はNG、30超えたら自分から誘うが鉄則。

彼女とはいっしょに交換日記ZINEを作りました。こちらも販売予定です。
 

表紙
文字はヨコちゃん、デザインは@oi_omatsuさま
目次
 

 
わたしがクビだなんだともがき苦しむ間、ヨコちゃんも仕事で心身の調子を崩すなど、それぞれ「生きづらい」と感じていた20代前半。

あの頃に比べたら、34歳、お互いそこそこ人生にこなれてきたね。ちょっとは生きやすくなったよね。でも、こなれてきた=無難な選択が上手になってきたのもあるよね。日々に不満があるワケじゃないけど、このままでいいのかグルグルもやもや考えちゃったりするよね。

そんなもやもやについて、交換日記を通して互いに向き合ってみました。今回のZINEでは「仕事とキャリア」をテーマにしています。どんな想いで今の仕事をしているのか。今の職場を選んだのか。今どんな気持ちで働いているのか。かつてやりたかったことは? そして今やりたいことは? みたいなことを、全20篇の日記でお話しています。

わたしが退職を決意できたのも、この交換日記を通して「わたしの停滞感、ほぼ仕事が原因だった」と気づけたからでした。ヨコちゃんはヨコちゃんで「本当にやりたいことに気づけた」と言っていたので、人生もやもや期の交換日記、めちゃめちゃオススメです。

  

エッセイ集『暦の思い出と暮らす日々』

 

 

こちらはヨコちゃんこと横浜美由紀さんの単著で、1月から12月まで、12ヶ月それぞれの思い出を二十四節気とともに綴るエッセイ集です。

各シーズンを象徴するような美しい写真とともに、例えばかつてのセンター試験当日に「すべらない」よう歩いた2月の雪道など、ヨコちゃんのほっこり、時々ヒリヒリなエッセイが綴られています。

わたしからは「オレの推しの本、絶対に見てくれよな!!!」という気持ちです。


▼「ヨコハマと真崎」ブースの紹介はこちら


今後のことについて

 
まずは来週の文学フリマでたくさんの人に本を手に取ってもらえるよう頑張ろう!というのと、その後はちょっと増刷して通販しようかと考えています。

あと、せっかく無職になって愛する暇な日々がやってきたので、もし沖縄県内で「直接本を買いたい!」と言ってくれる方がいたら、手売りついでにおしゃべりできたらな~と思っています。県外から沖縄に来てくれてもめちゃ好きです。今はいろんな人と会って喋りたいモードなので、本とか抜きでもどうか軽率にお声がけください。

2月くらいには“さいきょうのおしごと”修行のため、ちょっとだけ海外留学する予定です。その辺りも本に書きました。 #PR

 
ということで、今後ともよろしくお願いいたします。
文学フリマ京都、ぜひ来てね!

 

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