もちもち食感がたまらない琉球料理「うむくじあんだーぎー」

2022年5月11日 18:48

こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

私は「日常になじむおいしい琉球料理」をテーマに、琉球料理を研究しています。知れば知るほど、琉球料理って、今の人の心と体に必要な要素がぎゅっと詰まっているな、と思います。体のお悩みがある人、心に少し元気が足りない人に、沖縄県外に住む私でも実践できる方法にアレンジした「琉球ごはん」でアイディアやレシピをお届けしたく、発信をしています。

蒸したお芋をつぶして、材料を混ぜ合わせて、揚げるだけ。
伝統的な料理「うむくじあんだーぎー」
沖縄の方言で「芋とくず(芋のデンプン)を揚げたもの」という意味です。

沖縄ではスーパーの冷凍食品のコーナーに置いてあったり、学校給食で出ることもあり、県民にとってはポピュラーな料理です。

本場では紅いもを使いますが、さつまいもでも作れます。今日は紫いもが手に入ったので、それで作ってみました。

しょっぱくて、ほんのり甘い。しっかりとニラの香り。
おつまみにも、おやつにもピッタリです。

材料
・さつまいも（紫いも）…1本（260g）
・片栗粉…90g
・ニラ…2束
・だし汁…160cc
・塩（ぬちまーす）…小さじ4/5

作り方
①いもを1cm位の厚さの輪切りにする
② 耐熱ボウルに入れてラップをかけ、600Wの電子レンジでやわらかくなるまで4分程加熱する。熱いうちにスプーンやマッシャーでつぶし、塩を入れて混ぜる。
③ニラを2cmの長さに切る
④②に③を入れる
⑤冷ましたかつおだしと片栗粉を④に加え、指先でよく混ぜる
⑥手のひらを使ってピンポン玉の大きさに丸め、潰して、平たい丸型にする
⑦油を多めに敷いたフライパンで、中弱火で焼く。