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気分だけでも沖縄旅行をしませんか?

先日、おばあちゃんにレシピを教わり、クーブイリチーを作りました。

一口食べた時に、ふわっと沖縄の懐かしい空気感を感じることができました。

「味の記憶」というのでしょうか。
クーブイリチーは、祖母や母にたくさん食べさせてもらいました。それに近い味を感じたことで、幼い頃の思い出がふわっと思い起こされたようです。

おばあちゃんが大きい中華鍋でたっぷりのクーブイリチーを作ってくれたこと
お正月に親戚みんなで食卓を囲んだこと
昆布を切るお手伝いをしたら、伯母さんに褒められたこと


昨年から1年近く帰省できていないのですが、この時だけは実家に帰れたような気持ちになれました。

疎遠になりつつある、親戚の顔も思い浮かびました。

「美味しい」という記憶には、その時の思い出や人との繋がりがしっかりと紐づいているのだな、と感じました。

友人の話

沖縄に旅したことがある友人に、興味で「何がよかったか」を聞いてみることがあります。

すると、大体の方が「人」か「景色」か「食べ物」と言います。

「人」についてだと

那覇空港についてすぐにタクシーに乗って目的地に行った。運転手のおじさんがとても親切にいろんなことを教えてくれた。
バス停でバスを待っていると地元のおばあちゃんが話しかけてきた。初対面なのにそうでないかのように世間話をしてきてほっこりした。

「景色」だと

那覇空港に着陸する前に、飛行機の窓から見える海のきれいさに感動した。
海が見えるカフェに行って、ランチとお茶をした。今まで見たことない綺麗な景色だった。

というように、それぞれの「よかった」エピソードを話してくれます。

沖縄出身として、「そうだよね」と共感できることもあれば、「え、そうなの?」「今そんなお店があるの?」と新鮮な情報を県外の友人から教えてもらうこともしばしば。

「食べもの」だと

ソーキそば、沖縄そば、チャンプルー、ステーキ、テビチ、ラフテー、サーターアンダギー、ブルーシールアイスクリーム、泡盛

これらを「沖縄の味」としてあげる方が多いですね。

沖縄県の有名なそば屋さんに聞いた話なのですが、毎年必ず家族でやってくる観光客の方は多いのだそうです。確かに、お気に入りの味に出会えたら、何度でも訪れたくなりますよね。

「沖縄の味との再会」はいつになる?

例年だと、年末年始や長期休暇を利用して沖縄に行き「沖縄の味との再会」ができたと思うのです。

しかし、今年はそうも行きません。

GoToトラベルキャンペーンを利用しての旅を予定していたのに、泣く泣くキャンセルされた方も多いことと思います。

いつになれば、誰もが気にせず旅行を楽しめるようになるのでしょうか。
それは、まだ分からないですよね。

「おうちで沖縄の味を楽しもう企画」を始めます

これまでは、このぬちぐすいnoteでは、おばあちゃんや本から学ぶ琉球料理というものを発信することで、誰かの健康に少しでも貢献できると良いな、という思いで発信をしていました。

琉球料理は、余計なものを一切使わずにおいしく仕上げ、それでいて沖縄の長寿を支えていた栄養素がいっぱい詰まっているからです。

その信念に変わりはないですが、外出自粛がしばらく長引くことになる今だからこそ、私にできることをしてみたいと思うようになりました。

たくさんあるおうち時間で、沖縄を訪れたような気持ちを少しでも味わうことが出来たらいいなと考えるようになりました。

題して「おうちで沖縄の味を楽しもう企画」です。

企画の概要は、このような感じです。

マガジンでおばあちゃんや本から学ぶ琉球料理レシピを紹介
おうちにある食材、調味料を使って簡単に作ることができる琉球料理のレシピを紹介します。県外のスーパーでは手に入りにくい、ちょっと特殊な食材を使う時は、商品ページも一緒にご紹介します。

(仮)「沖縄の味が好き」仲間との場所を作る
味の記憶って、人生の大切なパーツだと思うんです。「美味しかった」という記憶には、その時の思い出や人との繋がりが、しっかりと紐づいていますよね。「沖縄の味が好き」という方に、もし良ければどんな思い出があるのか聞いてみたいです。そして仲間同士で共感したり、いつかまた沖縄旅行に行った時のための情報交換が出来たら良いなと思っています。noteだと「サークル」という機能になるのでしょうか?よくわかってないので、これから調べてみます。

早速、マガジンを作ってみました。

マガジンの更新は、週に1回位のペースにはなると思います。
本業との両立をしながら、定期的に沖縄の味をお届けできるように、私自身も楽しみつつ続けて行きたいと思います。

本屋さんで料理本を立ち読みする感覚で気軽に見てみてください。フォローいただけると、励みになります。

仲間同士の交流の場所は、また改めてご案内します。
ゆっくりとお待ちくださいね。

それでは、良い週末をお過ごしください。

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