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ゴーヤースムージーを作るなら、知っておきたい黄金比。


こんにちは。琉球ごはんの瑞樹です。

「日常になじむおいしい琉球料理」をテーマに、琉球料理を研究しています。
琉球料理には、現代を生きる私たちの心と体に必要な要素がぎゅっと詰まっています。体のお悩みがある人、心に少し元気が足りない人に、沖縄県外に住む私でも実践できる方法にアレンジした「琉球ごはん」でアイディアやレシピをお届けしたく、発信をしています。


ゴーヤーって苦い。しかし食べ合わせの魔法で、その苦味がおいしさに変わります。

今日はスムージーで、そんなコツを紹介します。
これを守れば、今のところ失敗知らずなので、黄金比といっていいのかな、と思っています。

それは、

ゴーヤー:フルーツ:豆乳か牛乳=1:2:1

です。この割合で作ると、おいしいゴーヤースムージーができあがります。

その理由は2つあります。

豆乳・牛乳に含まれる脂質が、ゴーヤーの苦味成分をコーティング。苦味がマイルドになるのです。
さらに、フルーツの甘味・酸味と組み合わせることで、互いの味を引き立て、スムージー全体の味に奥行きが生まれます。
苦味が爽やかな存在になります。

ゴーヤーの苦味が強すぎると飲みにくいし、フルーツが多いと甘いだけでゴーヤーの味が生きてこない。

そのちょうどいい塩梅となるのが、前述の黄金比なんです。

私が試した組み合わせを例としてご紹介します。
全て同じ比率で作っています。

①ゴーヤー:パイナップル:豆乳=1:2:1


パイナップルの甘味と酸味が爽やかに引き立ち、元気が出る。暑い日にはぴったりなお味でした。さすが、南国の食べ物同士ですね。

沖縄黒糖をトッピングしてみたらおいしかった。
栄養素:ビタミンB1、ビタミンC、たんぱく質
疲労回復、免疫力アップ、肌のはり




②ゴーヤー:桃・バナナ:牛乳=1:2:1 

桃の優しい甘さと、バナナの芯のある甘さが一緒になり、ゴーヤーの苦味がほとんど感じられないくらいにマイルドになります。最後に後を引くのは桃の甘味。小さなお子様にもおすすめ。

栄養素:カリウム、食物繊維、ビタミンC、カルシウム
むくみ予防、便秘予防、骨粗鬆症予防




③ゴーヤー:メロン・バナナ:牛乳=1:2:1


3つの中で、私はこれが1番のお気に入り。
メロンとゴーヤーは同じウリ科なので、青くささが出ちゃうかな?と思ったのですが、意外や意外。バナナと牛乳が良い感じに包み込んでくれ、それでいてさっばり。夏らしい爽やかなスムージーです。

栄養素:カリウム、β-カロテン、ビタミンC
むくみ予防、肌のはり、便秘予防、疲労回復


その他に試してみたい組み合わせ

・ゴーヤー、梨、豆乳
甘くほんのり酸味のある梨がゴーヤーの苦味と相性がよさそうです。梨の中でも甘味がしっかりある豊水が良いかな。
・ゴーヤー、マスカット・バナナ、牛乳
ご褒美スムージーとして自分にふるまいたい。マスカットの味を楽しむため、マスカット>バナナの割合で、試してみたい。
・ゴーヤー、いちご、豆乳
旬がかぶらない幻の組み合わせだけど、きっとおいしい。ビタミンCがたっぷりとれそうで、お肌にいいな。

ということで、今日はゴーヤースムージーの黄金比をご紹介しました。

ゴーヤー:フルーツ:豆乳か牛乳=1:2:1

組み合わせは無限大。
レシピを覚える必要はなく、なんとなくな割合で作れちゃうのでおすすめです。


ゴーヤー好きの方、そうでもない方もぜひ一度味わってみて感想を聞かせてください。



過去にもゴーヤーの苦さが美味しさに変わる食べ方を書いたのでした。そのときはマリネと和物を紹介しました。
実は私のnoteの中では、沢山の方に読んでいただき好評でした。
よければこちらも参考にしてみてくださいね。

\近日、新マガジンをリリースします/

年中ダイエット・抑うつ・不眠・肌荒れ・便秘に悩んでいた私の経験、琉球ごはん研究家の活動の試行錯誤など、私が書きたいことを好きに書く場所を限定マガジンという形で作ってみようと思っています。
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