shibanuma

仕事でいろいろな人達と触れ合ってきて気付いたところ思うところを書いてきました。仕事も引…

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仕事でいろいろな人達と触れ合ってきて気付いたところ思うところを書いてきました。仕事も引退しましたので、これからは生活で気がついたことや経験から学んだことを書いていきます。 tshiba@orange.zero.jp

最近の記事

言ってはいけない事

これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 仕事もとうとう引退したので、この手の話も最後になりました。 こういうことを書くと、めっちゃくちゃ意見言われると思うんですが、経験から導き出した不都合な真実をお伝えすると、なにより伝わることと思うので、直截に言うと『大学に偏差値があるように、企業にも偏差値がある』ことです。 ある企業の役職者なら誰でもできることが、ある企業ではどの役職者もできないことに直

    • 体験させることが必要

      これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 大企業と中小企業とでは、マネジメントなど歴然とした差があります。中小企業ではどうしても、新しい研修制度やマネジメント手法など採り入れる機会もないことで古いままとなっている。当然、役員も新しいことを学ぶこともしていない中小企業は当然古いまま。 中小企業では、マネジメント手法や取組みについて他社の情報が無く、過去の経験値から活動を行うことになる。古い価値観

      • 仕事で、経験無いことを指示されるとなぜ固まるのか?

        これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 ある担当者に新規案件が来たとき、その後の反応についてふたつのタイプに分かれます。 ひとつは、行動することで解決していくタイプ。 もうひとつは、固まるタイプ。 固まったまま行動が全くできないまま時間だけが過ぎていく。 固まるタイプには、さまざまな要因が考えられます。 不安や自信の欠如 できないことを指示されると、不安や自信の欠如から固まることがあります

        • 仕事の組み立て方

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 仕事をする上で、経験や知見が有るのか無いのかで仕事の組み立て方が変わります。所謂、手の打ち方が変わること。 自分が既に知っているやり方がある場合は、そのやり方を使用して仕事を進めることができます。自信を持ってタスクに取り組むことができるため、効率的に作業を行うことができます。また、既知のやり方に基づいて問題が発生した場合でも、解決策ができますね。 ところ

        言ってはいけない事

          成果を上げるには知恵が必要

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 『仕事が進まない』 『成果が上がらない』 これら原因のひとつは、仕事の成果を出すために、まず十分な知識を獲得し、その上で知恵を活かして問題を解決する必要があるからです。 世間では、セミナー受講や本を読むことで知識を増やすことが言われているが、最終的には知恵にならないと仕事の成果を上げることは難しい。 仕事の成果を上げるためには、最初に十分な知識を持つこ

          成果を上げるには知恵が必要

          古い価値観の押売り

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 社歴の長い企業には、古い価値観が残っているものです。 いわゆる風習化したようなものが残っている。 目的が何だったか忘れて、古い価値観を押し付けているものがあります。 毎日会社入口に一定時間、役員メンバーが立って出社従業員に挨拶 役員メンバーが従業員に挨拶することによって、上下の階層間でコミュニケーションやつながりを構築しようとする意図があるのです。従

          古い価値観の押売り

          上手くいかないときは、再構築する

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 仕事していく中で、どうも上手く捗らない、成果がでないときがあります。 それは今のやり方に問題があるということ。 こんな時は一度立ち止まって理由や原因を考えることが必要になります。 ところが、これができない人がいるのです。 これまでの経緯から小手先の対策を続けて、結局、遅れることになる。再構築することができないのです。 なぜなら、それまでに投入した時間が

          上手くいかないときは、再構築する

          出来ない理由を考えても利益は1円も生まれない

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 会議で「XXX、それはできない」と発言するメンバーに対して、『できない理由を考えても利益は1円も生まれない』ということです。 そもそも、問題解決の会議なんですがね。 利益の出ない企業の会議や打合せに参加すると、決まってこのような「それはできない」と発言するメンバーが必ず一人や二人いることに気が付きます。参加メンバーのやる気を削ぐものですね。これは一種の、

          出来ない理由を考えても利益は1円も生まれない

          中小企業でも昇格試験制度は必要

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 企業にはそれなりの組織があり役職者がいます。 中小企業では、この役職者が役職に見合ったマネジメントスキルが無いことがあるのです。役職者名が名ばかりで、マネジメントスキルが伴わない。 これは、人事として昇格試験制度の有無が影響していると言えます。 企業における人事制度は、組織全体の成長や従業員のモチベーション向上に直結する重要な要素で、その中でも、昇格試験

          中小企業でも昇格試験制度は必要

          仕事、業務、作業の意味を理解する

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 中小企業には、『仕事』、『業務』、『作業』、それぞれの意味を理解していない役職者がいる。これら用語の意味を理解していないことで、結果的に組織が機能しないことになる。 『仕事』、『業務』、『作業』は、それぞれ役割があり、また、組織の階層によって比率が変わるのです。当然、上層部になるほど仕事の比率が高くなる。 『仕事』、『業務』、『作業』は、日本語で頻繁に

          仕事、業務、作業の意味を理解する

          解のない仕事

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 世の中には『ISSUEからはじめよ』とか『whyからはじめよ』とかビジネス本は巷に溢れています。これらビジネス本や研修セミナーなど、さまざまなアイデアや戦略が示されていますが、実際の仕事や製造現場では、それらのアイデアや施策、戦略が必ずしもすべてのケースに適用できるわけではないのです。なぜを5回繰り返し原因を特定して改善できるとは限らない。 できないこと

          解のない仕事

          未来予測能力が結果を左右する

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 仕事は、必ず相手がいることで成り立っています。私たちは、仕事上で他の人々と関わり合い、協力し合うことで目標を達成し、成果を生み出しています。この相手の行動を意思を持ってコントロールすることが、私たちの仕事の中で重要な要素となります。 相手の行動や反応を予測し、それに基づいて適切なアクションを取ることで、望んだ結果を得ることができるのです。したがって、未来

          未来予測能力が結果を左右する

          日本人はどうして個別最適の発想しか出来ないのか?

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 仕事をしている中で気がつくところは、日本人て個別最適の思考が強いんだなと感じることがあります。本来は、全体最適から個別最適に落とし込む手順にしていかないと、非効率なことになってきます。 例えば、品質問題が発生すると、原因と対策を発生工程で完結しようとする。これが何度か続くと発生工程に沢山のルールが出来ることになる。 でも、それを全体最適で一度考えてみれば

          日本人はどうして個別最適の発想しか出来ないのか?

          なぜ目的忘れてしまうのか

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 人はどうして目的忘れてしまうのか? 手段化したが、目的忘れていることがある。 仕事は必ず目的があって、目的を実現するために手段が選ばれ業務に落とし込まれていくことになる。これが業務までくると定型的な作業となります。 これら業務を日常的に行っていくうちに従事者は目的を忘れて、次第に手段が目的に置き換わる。これを何度も見てきました。 これは人間の特性です

          なぜ目的忘れてしまうのか

          作業は出来るが仕事が出来ない

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 役職者の中に『作業は出来るが仕事が出来ない人』がいます。 役職者になっても作業応援したり、目の前で起きたことに反応しているだけ で根本的な解決出来ずに問題が度々起こります。 そもそも、役職者として作業と仕事の違いを理解していないのではないかと思います。これはとても大事なことです。 最初に言葉の定義をすると 作業 作業は自分一人でも出来るもので、手順が決

          作業は出来るが仕事が出来ない

          経験をお金に換える

          これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。 製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。 仕事は、一般的には時間やスキル、労力などを投入して、お金を得ることを指します。そして、仕事を通じて経験やスキルを磨くことが出来ることでもあります。お金を貰いながら経験やスキルを上げることが出来るのです。 ただし、仕事することは、大前提として社会に貢献することですね。これは忘れてはいけない事です。 例えば、ある職場で働くことで、業界や分野に関する知識や経

          経験をお金に換える