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成果を上げるには知恵が必要

これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。
製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。

『仕事が進まない』
『成果が上がらない』
これら原因のひとつは、仕事の成果を出すために、まず十分な知識を獲得し、その上で知恵を活かして問題を解決する必要があるからです。
世間では、セミナー受講や本を読むことで知識を増やすことが言われているが、最終的には知恵にならないと仕事の成果を上げることは難しい。

仕事の成果を上げるためには、最初に十分な知識を持つことが重要。
この知識が基盤となり、仕事に必要な情報や手法を理解するための土台となります。しかし、知識だけでは十分ではありません。

知識を実践に活かすためには、知恵を使えることが必要です。
知恵とは、経験や洞察力、創造力など、知識を使って問題を解決する能力のことです。知恵は、知識を使って柔軟に考え、新しいアイデアや解決策を生み出すことになります。

知識は基礎を築く
知識は、特定の領域や業務に関する情報や事実を学ぶことです。
第一段階では、まず必要な基礎知識を獲得することが重要です。
知識を持つことで、業務やタスクにおける理解が深まり、問題解決や意思決定の土台ができます。

知識は理論や枠組みを理解
知識は、実際の経験や事例に基づく理論や枠組みを理解します。
これにより、特定の状況や課題に対して効果的な手法やアプローチを選択できるようになります。知識は、問題解決や戦略立案に役立つ情報を提供し、より効率的な方法を見つけるための基盤であり基礎となります。

知恵は知識の活用と応用
知恵は、知識を実践的な形で活用し、問題解決や創造性を発揮する能力になります。第二段階では、知識を持つだけでなく、それを柔軟に応用することが求められます。知恵を持つ人は、状況に応じて適切なアプローチや戦略を選択し、知識を活かして新たな解決策を見つけることができるようになります。

知恵は経験や洞察から生まれる
知恵は、実際の経験や洞察から生まれます。
知識だけではなく、過去の経験や失敗から学び、それを現在の状況に適用することで、より洞察力を持った意思決定や行動が可能となります。

したがって、第一段階では知識を獲得し、第二段階ではその知識を実践的な形で活用する知恵を身につけることで、仕事の成果をより高めることができるのです。知識と知恵は相互に補完し合い、組み合わせることで、より効果的な結果を生み出すことになります。

まとめ
社会人になってから学習しない人が結構な割合でいます。学習しなければ当然、知識が増えることもない。従って、知恵を発揮できることもない。
生涯に亘って、学習を継続していくことで知識を増やし、知恵を発揮し成果を上げることができるのです。

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