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仕事の組み立て方

これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。
製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。

仕事をする上で、経験や知見が有るのか無いのかで仕事の組み立て方が変わります。所謂、手の打ち方が変わること。
自分が既に知っているやり方がある場合は、そのやり方を使用して仕事を進めることができます。自信を持ってタスクに取り組むことができるため、効率的に作業を行うことができます。また、既知のやり方に基づいて問題が発生した場合でも、解決策ができますね。
ところが、初めてする仕事の場合、何から手をつけるかわからないことがあります。そのような、場面について説明してみます。

知らない場合
もし自分が知らない仕事の組み立て方が必要な場合、学習や調査を行って新しいスキルを獲得することになります。
これは、めちゃめちゃスキルアップのチャンスです。

初めてする仕事に取り組む前に最初の情報収集がもの凄く重要です。以下に、情報収集の手順を示します。

仕事の目的と範囲を理解する
最初に、仕事の目的や目標、具体的な範囲を把握する。
仕事の目的や要件やゴールが明確でない場合は、関係者や上司とのコミュニケーションを通じて明確化する。

リソースと関係者の特定
仕事を進めるために必要なリソースや関係者を特定する。
これは非常に重要なことで、その後の計画、実行に大きな影響が出ます。
必要な知見、情報、データ、ツール、設備、協力が必要な人々などが含まれる。

既存の情報の収集
仕事に関連する既存の情報を集める。必要な情報が内部にある場合は、関係部署や同僚に問い合わせる。インターネットや書籍などの情報源を活用して、予備知識をつける。

専門家や上司との面談
仕事に関連する専門家や上司と面談を行い、意見やアドバイスを聞く。
電気工事ならその専門業者に聞くことである。彼らは経験や知識を持っており、仕事の詳細についてのアイディアを提供してくれる可能性もあります。

収集した情報の整理と分析
収集した情報を整理し、重要なポイントや共通するテーマを抽出します。情報を分析することで、優先すべき項目や必要なアクションを特定する。
重要な情報を見落とさないように注意し、情報の信頼性や正確性にも留意します。もう一度、専門家に自分の意見をぶつけることも必要になります。

リスクの評価
可能性の高いリスクや影響の大きいリスクを特定し、対策や予防策を考えます。リスクの特定と管理は、仕事の進め方や計画の作成において重要な要素です。基本的にリスクは不安材料になるのでできるだけ潰しておく。

進め方の計画
収集した情報を基に、仕事の進め方やアクションプランを立てます。目標やタスクの整理、優先順位の設定、期日の設定など、具体的な計画を作成します。この計画は、仕事を効率的に進めるための指針となります。
計画は、関係者を集めてフィックスさせる。

問い合わせと補足情報の収集
計画を実行しているなかで疑問点や、優先順位に迷いが出てきます。不明な点や補足が必要な情報を特定し、関係者や専門家に問い合わせるか、追加の調査や調査を行うことで、進行の完全性を確保します。

まとめ
知識や経験がない業務を行う場合、仕事の組み立て方は、最初の情報収集が肝になってきます。一般的な企業で行う仕事は、誰かが既に行っていて、自分が知らないだけだと思います。従って情報収集は、仕事を成功させるための重要なステップです。適切な情報を収集し、理解することで、仕事の方向性や進め方を明確にし、効果的なプランニングと実行計画を作成することができます。ただし、情報収集にも時間制約があるため、必要な情報を効率的に収集するスキルも重要になってきます。

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