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出来ない理由を考えても利益は1円も生まれない

これまで大企業から中小企業のいろいろな人達と仕事をしてきました。
製造業を中心に業務をしてきて気が付いたことを記します。

会議で「XXX、それはできない」と発言するメンバーに対して、『できない理由を考えても利益は1円も生まれない』ということです。
そもそも、問題解決の会議なんですがね。
利益の出ない企業の会議や打合せに参加すると、決まってこのような「それはできない」と発言するメンバーが必ず一人や二人いることに気が付きます。参加メンバーのやる気を削ぐものですね。これは一種の、利益の出ない企業文化ともいえます。改善や挑戦する姿勢が全く感じることがない人。

会議において、「それはできない」と発言するメンバーは、自身の経験や知識に基づいて慎重な意見を述べているのかもしれません。また、自分に仕事が降りかかることを避けようとしてこうした発言を述べているのかもしれません。大体、どこの企業でも発言者にお鉢が回ってきますから自己保全かもしれません。

しかし、「それはできない」と発言した瞬間に、思考することを放棄したことになります。思考停止では、何も生まれることはないのです。
思考停止では仕事をしている意味がありません。自分の存在として、できることを考えることが仕事人生の意義として大事なことだと思います。
思考することが大事なことを伝えることが必要になります。

問題解決の視点を持つ重要性
問題や課題に直面した際に、解決策を見つける思考を持つことでスキル向上に繋がること。問題を「それはできない」と否定するのではなく、どのように克服できるのかを考えることが大切で、考える習慣をつけることになる。

チャンスを見逃さない
「出来ない」という発言は、新たなチャンスを見逃してしまうことにも繋がります。今は環境変化やリスク、不確実性が存在します。しかし、それらを恐れるのではなく、挑戦する姿勢を持つことが重要です。挑戦することで、意外な成果や利益を生む可能性が生まれることになります。

チームの協力を活かす
成功には個人の力だけでなく、チーム全体の力が必要です。メンバーが「それはできない」と発言することで、チーム全体のモチベーションやパフォーマンスが低下してしまう。相互の信頼と協力を築きながら、お互いのアイデアを尊重し、さまざまな視点を取り入れることが重要です。メンバー同士の意見交換やディスカッションを通じて、より良い解決策やアイデアを見つけることができます。

利益を生み出すためには行動が欠かせません。できない理由を考えるよりも、実際に行動に移すことが重要なのです。試行錯誤しながら、失敗や挫折を乗り越えながら進むことが重要になります。行動を起こすことで、新たな可能性や成果が生まれるのです。

まとめ
「できない理由を考えても利益は1円も生まれない」- これは組織で働く者にとって大切な教訓になります。できない理由を考えるだけでは問題解決や成果を得られことはありません。問題を解決するための方法を見つけ、行動に移すことで利益を生み出すことが本来の仕事だと思います。
その人達に言ってやりましょう『出来ない理由を考えても利益は1円も生まれない』と。

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