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第9回、日展が始まりました!(後編)

では、後編の作品紹介に入りたいと思います。後編は私が今回かなり気に入った作品をご紹介いたします。

素人の感想なので、ガチのコメント記入はご容赦ください💦

まずはこちら👇

思わず路地裏に「すーっ」と、入って行けそうな錯覚に陥る美しさ✨ただ一部影の使い方に怪しい部分が…💧私の感じ方かもしれませんが?それにしてもリアルです。
画風が京都っぽいから京都の作家さんかと勝手に思っていたのですが、意外に滋賀の作家さんでした。解説のQRコードなし。

次の作品は👇

いかがですか?何故かドキドキして来ませんか?そのドキドキの正体は…
この受賞理由、短いですが深いです!そうなんですよ!この古びた椅子の醸し出す不安感💦そして、椅子の下の砂地の荒れ方がザワザワと観る者の焦燥感を掻きたたせます。傾いた椅子の影は、時間が午後であることを想像させ、まさに今の場面が終焉を迎えている事を表現しています。そして椅子の周囲から視線を離して、引きで全体を観ると…
そうなんです!力強いグランドが現れて、作家が言うように「ここでの経験が、これからを乗り越えていく力になる」ことを暗示しています。白線の表現には、気付きませんでしたが、もし、もっと縦の白線が手前に強調されていれば、「すっと」表現が入っていたかもしれません。
題の「これから…」というのも、何を伝えたいのかがわかりやすくて良かった。

次の作品は👇

私の昨年の日展の記事にも載せさせていただきました。こちらのシュプリンゲンシリーズ作品✨前回は一重の波で少し大きめな波でしたが、今回は三重の波の中に沢山のイルカが泳ぐ姿で表現されていて、前回以上に奥行きを感じる作品です。波がイルカの頭上に来るシルエットは、或いは海中であることも想像させる、とても観ていて飽きない、楽しい作品です。
こちらは昨年の作品!大波に向かっていくイルカに躍動感を感じました!あの時は、日展の記事を書くつもりはなかったのですが、これを観て書こう!と思いましたね。ただし内容は展覧のシステムについてでしたが💦でも…
あら、立派な方だったのね?なんて思っていると…
東京三越に、こんな大作があったり!
文化庁の元長官だったりします💦
作家のことばを聞いてみると…良いものを作ろうと思うと、やっぱり「感謝」の心がいるのですね…

お知らせです👇

現在、日展は京都で開催されていますが、次は名古屋、最終は富山に向かうようです。お近くであれば、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

あなたも日展のファンになること、間違いなしですよ🎵

終わり




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