暑熱順化が難しい💦今年もやっぱり、五苓散で水滞対策💊
かなり、ジメジメとした高温多湿な時期になってきましたが、皆さまは、いかがお過ごしでしょうか?
私は前々回の記事でも少し触れました通り、昨年程ではないのですが、例年通り、暑熱順化に苦戦中です💦もうこれは、ぽっちゃり中年(四十代)の恒例行事的なものなのですが、実は危険も伴います。
この暑熱順化に失敗致しますと、東洋医学で言う「水滞」という、余分な水分が身体に溜まって血流低下や胃腸機能の低下などの状態になりまして、身体はハチャメチャになります。前駆的な特徴では、冷感温感がわからなくなる。具体的に言うと、身体は暑く感じ(気温も暑い)ながら、末梢部位(手足指先)は血流が悪くて冷感がします。これは、交感神経・副交感神経の調整(自律神経)不良によるものの様です。
主な症状としては、胃腸の不調がほとんどなのですが、長期間休む(倒れる)程でもなく、お薬を内服しながら食事も軽く食べれるのですが、重い肉料理や魚の刺身は受け付けません。なかなかの食欲不振と軽い吐き気、下痢が持続します。わかりやすく言うと、軽い食あたりの状態が持続している感じです💦そして全身倦怠感も伴います。(昨年はなかなか重症でして、5月の一ヶ月で、5㎏痩せたと昨年のnoteに記載していました)。
しかし何分、自分としては暑い(実際気温も高い)ので、どうしても水分(冷たいもの)を摂取する。すると内臓が冷える。お腹の調子は当然悪くなる。そして、まだ身体が暑熱順化できてないので、発汗不良になっているところで、その水分は自然、身体に溜まります。結果重篤な「水滞」(自律神経不良)になる仕組みのようです。
もう完全に羽目殺しというか、悪魔のパターン化というか、地獄の螺旋階段の様になっていて、「水を飲まないと(暑さで)倒れるし、飲むといずれ(水滞で)倒れる」という、私にとって春先の花粉症と同じ位に避けては通れない、まさに寒暖差の激しい今時分(暑熱順化中)の恒例行事になっています。
もちろん、みんなが皆、私と同じ仕組みで「水滞」になっている訳ではないと思いますが、ご自身の状態を振り返り、「自分も水滞かな?」と思われる方は、私のパターンも参考にして見てください。
ちなみに、私の現在処方されているお薬もご紹介しておきます👇
上記①~④の各お薬の説明をクリニックで頂いたお薬情報書を元に、私が追加情報(内服体験等)も交え記事にいたしますと👇
① 五苓散
身体の余分な水分を取り除く漢方薬で、喉が渇いて尿意が少ない、めまい・吐き気・むくみに効果があるとされます。私の場合は、体感的に内服後、排尿が、もう頻繁かつ大量に出ますが、副作用で便秘になりました。
五苓散には、様々な薬品メーカーから発売されているものがあり、効果の違いは個人差があるので、なんとも言えませんが、形状の違うもの(飲み易さの違い)を経験から、いくつか紹介しますと👇
五苓散は漢方薬の中では、即効性がある分類らしく、私の場合は、体内の水分排除(排尿)はその日の内に、暑気耐性は、次の気温30度の日には実感できました。食欲の回復は、やや遅れた印象です。また、梅雨時の低気圧症候群(雨降り前の偏頭痛など)にも効果があるそうです。
② ビオスリー錠
何年か前には、エンテロノンRというお薬が処方されていたのですが、そちらが発売中止ということで、このお薬に代わりました。正直エンテロノンRの方が、細粒だったので、口の中に乳酸の甘味が広がり、「乳酸菌のお薬を飲んだ」という満足感はありました。効果に違いは感じません💦普通に良く効く乳酸菌です。
③ レバミピド錠
胃粘膜の保護・修復や、胃潰瘍や胃炎の改善に用いられます。よくロキソニンなどの鎮痛薬と合わせて出されます。
④ チキジウムカプセル
消化管の過剰な運動や痙攣を抑えるお薬と説明にありますが、こちらも数年前にタフマックカプセルが発売中止になって処方変更されたのですが、タフマックよりマイルドに効くというか、知らない間に胃の不快感が治まる印象で、タフマックも名前ほどガツンとわかりやすく効くお薬ではありませんが、それ以上にフワッと効く印象です。というか、このお薬は効いているんでしょうか?とりあえず禁忌が緑内障患者と前立腺肥大患者なので、今のところ飲んでいて異変がないので、その二大中年殺しの疾患には罹ってないようです💦
とまあ、私は看護師で、医師や薬剤師でもないので、あくまで体験や経験、体感的な話しにとどめておいて、同じような症状の方の医療機関受診時や、ドラッグストアでの薬剤師との相談時の参考になれば幸いです。
終わり
※内服にあたっては、必ず医師・薬剤師にご相談してください。