見出し画像

『抵抗』をめぐる対話


2年前のコロナ禍に実施した事業「記憶の文化を育む」の第二弾をいよいよ始動します!この秋、『抵抗』をめぐる学びや対話の時間を開催します。

私たちは「抵抗」という言葉から何を思い浮かべるでしょう。

自由を奪われたとき
不正義を目の当たりにしたとき
信念に忠実でいられなくなったとき

どんなときに、何に対して、どのように、「わたし」は抵抗するだろう

ナチズム下で「他者」への排除と迫害が進行するなかで、無数の市民が傍観していたとき、わずか一握りの人々が抵抗するために立ち上がりました。それは、年齢も職業も社会的立場も異なる人々でした。抵抗の形や規模は幅広く、動機や結末もまた様々でした。

しかし、「抵抗」とは何か。

ゲオルグ・エルザーのヒトラー暗殺は失敗し、犠牲者を生んだ。

白バラの学生たちのナチ政権打倒を呼び掛けるビラは多くの人々の心を動かさなかった。

金銭的な見返りを得て、ユダヤ人をかくまった者がいた。

そしてこれらの「抵抗」の歴史はどのように語られてきたか、語られてこなかったか。

シリーズで開催するオンライン講演会の第一弾は、ベルリンのドイツ抵抗記念館から歴史家をゲストにお迎えします。

ナチ時代の様々な抵抗をめぐる市民の葛藤に迫り、私たちの倫理観に揺さぶりをかけ、ともに社会を考えてみませんか。



【日 時】2023年10月7日(土)20:00~22:00
【会 場】オンライン(zoom)
【講 師】ベルリンのドイツ抵抗記念館でガイドを務める歴史家の方を講師としてお招きします
【言 語】英語。日本語の逐次通訳つきです。
【対 象】
興味のある方はどなたでもご参加いただけます
【参加費】1,000円 ※学生無料
【申 込】参加申込はこちらから受け付けています。

 

事前に時代背景を学びたい方は、下記のワークショップにぜひご参加ください。
9/29(金)オンライン【どなたでも】
9/30(土)対面@ゲーテ・インスティトゥート東京にて【学生/U30対象】




▷2年前のコロナ禍で実施した第一弾の開催記録もぜひご覧ください。



【協 賛】ドイツ連邦共和国大使館



【企画・主催・お問い合わせ先】
NPO法人ホロコースト教育資料センター(愛称Kokoro)