見出し画像

古民家と実家。


実家が車で35分くらいのところにあるので何か用事があればすぐに帰ることができる。

双方にメリットがあり、悪くはないと思っている。

実家には主に病院に行くための足として呼ばれることが多い。
雨の日には自転車で行くと言うわけにはいかないので特にだ。

今度も母親が手術をすることになり、当日はタクシーで行くか、私が送るのが良いかと話していた。

両親と遠出しようとなった時にもすぐに帰れるのは良いことだ。

この間には終電の最寄駅へ迎えにきてもらい、とても助かった。

近くにいるとお互い何かと連携できる。
田舎って感じがする。

実家には畑があり夏野菜が取れるようになっていた。

プチトマトがたくさん赤くなっており、持って帰らせてもらった。

実家に帰ると快適さを感じる。

というのも古民家では必要最低限の生活といった感じなので、快適かと言われれば難しいところである。

家を出て1.5ヶ月。

自分でも快適な暮らしというもののバランス?が未だ掴めていないようだ。

実家から帰ったある日。
冨士さんがきてから片付ければ良いかと思って雑多に置いていた物たちが気になった。
家とインフラを整えることに注力していたので後回しになっていた節もある。

もっと整理整頓して置いておきたいという謎スイッチが急に入ってしまった。

まだ家具の配置も未定だが、とりあえず今を快適に過ごすために棚に消耗品をしまってみたり、出してない電化製品を綺麗に並べてみたり、段ボールに入ったままのキッチン用品を出して洗ってみたりした。

快適さとは、人が暮らしていく上でけっこう大事な物であるなと思う。

もちろん古民家の不便さは好きなのは根底にあるとしてもだ。

そういえばこの古民家、
田舎のおばあちゃんの家に帰ってきましたみたいな家独特の匂いがするのだ。

すぐに鼻が慣れてしまって過ごしているうちに分からなくなる。

実家から戻ってきた時には特にそれが分かりやすい。

普通は実家でその匂いを感じるのが普通かもしれないが、私の場合は逆でそれもまた面白いことだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?